2010/07/26 11:32:56
(5ziurAbN)
姿こそ見えないももの、襖一枚を隔てた二人の様子は手に取るように感じられた。
夫である私に淫らな肢体を見られない‥と言う事に妻は多少なりとも安心したかの様子。
畳を踏み締める音‥布団に倒れ込む気配‥次第に荒く乱れ始める息遣い‥キスを交わして居るのだろう唇の音が聞こえる。
シーツが擦れる音に混じり妻の刹那げな吐息が次第に喘ぎに変わって行く。
私は、その襖を開けたい衝動に駆られながらも、我慢をした。
今‥襖の向こうで妻は若い男性に肌を晒し男性の愛撫を全身に受けている‥先程より半勃起状態の私の物は、ズボンの中で嫉妬と興奮で激しく勃起をしていた。
ファスナーを下げ勃起した物をさらけ出すと、先端からは透明の粘液が流れ出し先端を濡らしている。
襖の向こうでは妻の荒い息遣いが、くぐもり男性の物を咥えてるようだ‥。
男性が荒げる吐息‥更に妻の吐息が重なる中で、互いを舐め合う淫音が響く。
横向きに重なり合い互いを舐め合ってるのだろうか?私は若い頃に毎晩の様に求めて合った時の妻の痴態を思い浮かべていた。
暫くの音や気配が消えた‥その後に直ぐさま二人が、ひとつに成る様子が分かった。
声こそ出ないが、妻の荒い息遣いが立て続けに聞こえる。
シーツが激しく擦れる音‥彼の動きが次第に激しくなって行き、肉がぶつかり合う音‥妻を突き上げる度に二人の繋がら合う所の淫音‥妻の癖である快感が高まった時に私の背中や腰を叩く様に手を這わせて行く音‥私に遠慮していたのであろう、押し殺したような呼吸から時折、短い声を上げ始めた。
襖が襖の向こうに消えてから、時間にして30~40分ぐらいだろか、彼の呻き声と妻の激しい息遣いが同時に響いたのと同時に静かになった。
それから暫くして、襖が静かに開けられる、私は慌てて引きずり出した私の物をズボンにしまい込んだ。
妻は座敷に入った時と同じように衣服を身に付けていた。
妻は今ここで起きた気配を出来るだけ消そうとしたのだろう布団も最初の時のように元通り直されていた。
ただ妻の表情は火照り髪は多少乱れたままであった。
「そのままシャワーを浴びて来なさい」
私の言葉に妻は彼が先にと勧める。
「二人一緒に浴びて来なさい」
妻は火照った顔を更に紅く染める。
「出で来る時には衣服は脱いだままで、ここに戻るんだよ」
一瞬、妻は驚きの表情を見せる。