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あらら~ 完結篇1

投稿者:夫46歳
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2002/09/26 16:02:07 (H/adtCWZ)
妻は「しまった」という顔を私に見せ、横をむいた。
(前回まで)
私は妻の表情や反応から、浮気をしているという現実を認識した。
しかし、長谷川よりも私の方が「良い」という言葉を聞き、なぜか怒りよりも
優越感を覚えた。(他人から見たら、なんて馬鹿な男だと思うだろう)
私はそれを表情には出さず、怒った顔つきで妻の頬を軽く叩きながら、
私「この野郎。やっぱり長谷川と浮気していやがったな!」
妻「・・・・・」
私「黙っていたら、わからんじゃないか!」
すると妻は、開き直ったのか態度を一変させ、こう言った。
妻「そうよ。あなたの言う通り、浮気をしているわ。それも毎日のようにね!」
妻「・・・。でもそれは、あなただって知っている事じゃないの」
私「・・・・・」
妻は、なんと薄笑いを浮かべている。「・・・。なんだこの展開は?」
私は、妻の言葉にア然とした。
私「お前、なに開き直ってるんだ!。自分の立場が分かっているのか!」
妻「馬鹿ネあなたは。あんなありもしない作り話までして。それに、私の浮気
相手は、長谷川って人じゃないのよ。あなたが、私の携帯を調べている事くらい
知っていたから。誰が浮気相手の名前を本名で登録する馬鹿がいるのよ。」
私「・・・・・」
私「じゃぁ、新ちゃんの話とかも嘘だって知っていたのか?。それにしちゃ、ずい
ぶんと驚いた顔してたじゃないか」
妻「ハハハ。お芝居よ。あなたの演出に少しでも乗ってあげようと思って。」
妻「期待通りの反応で満足だったでしょ。」
私「クッ・・・!」
私の脳裏に「策士、策に溺れる」という文句がよぎった。
私「じゃ、なぜ俺がお前の浮気を知っていた事、わかったんだ?!」
この後、私にとっては超情けない話を妻から聞かされる事になった。
妻「それはネ。この前の夜、ジョギングに出た時、あなた私の後をつけて来た
でしょ。その途中あなたの側を彼の車が通ったの気がつかなかった?。彼は
あなたの事知っていたから、「私の後をつけてるな」ってすぐにわかったらしい
の。それからが面白かったわ。あなた、私達の乗っている車をマヌケ顔で覗いて
いたでしょ。でも、中は見えない。逆に私達はオロオロしているあなたの姿を見
ていた。実はあの時、セックスなんかしてなかったのよ。亭主が来るのが分かっ
ていてそんな事する訳ないし・・。そしたら彼が私に、「実際にセックスしてい
るように声を出せ。お前の亭主に聞かせてやろう。」って言うの。私も言われた
通り、気分を出して声を出したわ。まぁ、オッパイ位は軽く揉まれていた事だ
し。彼は彼で、車のシートを揺すったりしていたわ。
だけどなんで、私が車の中にいるのが分かっていてスゴスゴ帰っていったの?
どうして、ドアを叩いて私を呼ばなかったの?。まったく信じられない!!」
妻は私を罵倒し、私も「なんてマヌケな男だろう」と自分自身情けなくなった。
私「だけどお前、なんでわざわざ浮気がバレルような行動をしたんだよ?」
妻「バレても構わないから」
私「なんだって!。・・・その理由は?」
妻「・・・。理由なんかないわよ。理由を話たら、あなたが困るんじゃない」
私「・・・・・」
私は訳がわからなくなった。
私「とにかく、その男を明日呼べ!。そいつと話がしたい」
妻「会わないほうがいいんじゃない。・・・でもどうしてもって言うならいいわよ」
妻は不敵な笑みをもらして言った。
結局、翌日にその男と会うことになり、その夜の夫婦の奇妙な会話は終わった。
翌日。
「ピンポ~ン」玄関のチャイムが鳴り、妻の浮気相手が来た。
「ようし。どんな奴だか知らないが、2、3発殴ってやるか」
私は気持ちをわざと昂揚させて、男を見た。
しかし、その瞬間。
「ウソだろ!」「オマエハ・・・」
私は絶句し、その場に立ちつくした。

長くなったので、都合により「完結篇2」につづく。

 
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2
投稿者:金失
2002/09/26 16:27:44    (uwawf9yC)
一瞬同情したけど、終わりかたからしてネタかよ。
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