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2002/08/18 13:51:31
(B7g3QEUM)
土曜日、1日暇だった為近所のパチ屋へ行きました。
昼頃出掛けたのですが、夕方4時頃には財布の中はスッカラカン。
気を取り直し、軍資金を取りに自宅に戻りました。
その時パチンコをしない妻が、『私も何処かに連れて行ってよ。』
と言いましたが、私は負けを取り戻すのが先決でしたので、『勝っ
たら食事にでも行こう。』と言って家を出ました。
1時間位してから妻から電話があり、『布団屋さんが来ているんだ
けど、うちの布団も古くなったから買っていい?』と言う内容でした。
幾らくらいするのか聞いたら、上下セットで45万円との事です。
即座に断りましたが、月々1万5千円だからというので、勝手にしろ
と答え、パチンコを打ち続けました。
お蔭様で、元を取り戻す事が出来ましたので家内に食事に行こうと
電話をしましたが、電話に出ません。
仕方なく、家に呼びに行く事にしました。
家に入った週間私は目を疑いました。
3人の男が、妻の上に被さっています。当然全員素っ裸です。
部屋には、異様な匂いが充満しています。
私が呆然とその場に立ちすくんでいると、1人の男が私に気付き
私の元へ歩み寄ってきました。
その男は、見るからに身長180以上あり、悪そうな顔をしています。
私は勇気を振り絞り『お前等、何やってるんだ。』と謂いましたが、
その男は、笑いながら私を殴り、気がついた時には家の中には家内と私
以外誰もいませんでした。
家内に何があったのか問いただすと、泣きながら『ごめんなさい。』と
言うだけでした。
私は意を決死、警察に連絡し被害届を出す事にしました。
警察の事情聴取の時に、家内が初めて真相を口にしました。
真相はこうです。
布団の営業マンがセールスに来たので、話を聞いているうちに欲しくなり
私に電話をしましたが、勝手にしろと言われたため断ったそうです。
最初は今日だけの特別セールで安くなっていますから、何とかお願いしま
す、と頼み込んできたそうですが、そのうち、もう少し安くするように
上司に相談しますからと電話を掛け始めたそうです。
暫くして、2人の男が尋ねてきて、お願いしていたそうですが、1人の男
がおもむろに布団の一部を破り、中に入っている羽毛の説明を始め、弾力
性を事細かく説明していたそうです。
その内、1人の男が横になり布団の沈み具合等を説明し、家内に実際横に
なるように促したそうです。
家内も説明を聞いているうちに、布団の良さが徐々に解かり始めてきた
ので、実際横になったそうです。
横になっている時も、いろいろな説明をされ本当に欲しくなったので
自分からもいろいろ説明していたら、『この布団は、重さ150Kgまで
は絶えられますから、夜の営みのつかれも次の日まで残りませんよ。』と
いやらしい事を言い始めたそうです。
私がハッとして起き上がろうとしましたが、後は男たちの思うがままにされ
てしまったそうです。
警察は調書を取り終えた後、リビングの指紋をとり後日連絡しますと言って
帰りました。
布団屋も抜かりは無く、名刺、契約書類は残さず持ちかえっています。
これから、どうするべきか真剣に悩んでいます。
家内との関係も、今までとは違い何か冷めたものになってしまいました。