妻の名前はみゆみと言います。
仕事の合間に結構な空きが出たので久しぶりにのんびりと昼飯と休憩を取るかと寄った先でたまたま妻の友達のりかこと会い2人で食事をしていました。

そこに妻とりかこの大学時代の先輩という三重半ば過ぎてどうにもチャラい男と出くわしたんです。

こちらに気付いた先輩が馴れ馴れしく話しかけてくる。
[めちゃくちゃ久しぶりじゃん、旦那さん??]
(違いますよー。と、友達の旦那さんとたまたま会って一緒にしょ)
[友達の旦那に手出してんのー?相変わらずすけべだねー]
被せるように食いついてくる先輩にやめてくださいよ！というりかこ。
[りかこもだけどあの友達のーーまゆみ？？あの子もよかったよなー。
性の女神とか言われて毎日サークルでヤってたし]
ちょ、ちょっと！と話を遮ろうとするりかこに
[りかことまゆみちゃん同窓会でサークルのやつらとやりまくったらしいじゃん笑
結婚して欲求不満だったん？？笑]

(ほんとにやめてください、人がいるんですよ！)

かなり慌てているりかこをみて、あぁ、そうなんだなと思いました。

[すいませんねこんな話して笑。
ま、りかこはまぁまぁあれだけどまゆみちゃんはサークルにやられにきてたようなもんだったからなー。
飲み会の時なんか酒じゃなくてザーメンばっか飲んでるみたいな笑]

(ほんとにやめてください、もう出ます)

そう言って出て行くりかこを私は追いかけたのでした。