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2005/08/07 22:30:02
(GAZer6QZ)
由美子は真剣な眼差しを私に向けて言った。
「このままじゃ、二人ともダメになる、そんな気がしてならないの。お願い、
この際、きっぱり、私達お互い分かれましょう。」
彼女の動かぬ決意を感じた私は、彼女に聞くのがやっとだった。
「・・・いつ?」
「明日・・・早いほうがいいと思う。」
私が大きく頷くと、由美子は私達二人の愛のアパートを静かに出て行った。
翌日、私がアパートにいると由美子は息せき切ってアパートに戻ってきた。
「ねぇ、私の旦那、別れること承知してくれたわ。あなたは?」
「由美子、ゴメン。女房は絶対に別れないって・・・どうしよう・・・」
「ええ~、そんなぁ・・・」
由美子は俺の女房に殴られた痛々しい顔を覗き込みながら落胆の声を漏らした。