まだ、大丈夫だと思いますよ。私の場合、夫のいない寂しさと不安で、息子に
頼りきりになりました。ですから最初のうちは、久しぶりの夫の帰宅のときで
も、夫そっちのけで息子の世話をやいたものです。
　でも、一線を越えてからは違いました。いつもの時間になっても、受験勉強
している息子の部屋の電気が消えません。息子が寝てくれないと、日課となっ
てしまったオナニーに没頭することもできず、甘くしたホットミルクを用意し
てから、息子の部屋を覗いてみました。
　明かりをつけたまま、下半身裸の息子がベッドの上で、寝ています。周囲に
は丸めたティッシュ。股間が隆々とそそり立っていました。思わずその太いも
のを握りしめてしまいました。目を覚ました息子は、慌てて隠そうと手を伸ば
してきます。その手が私の乳房に当たり、私は思わずうめいてしまいました。
　後は皆様ご想像のとおりです。最初は手で、口で、そして馬乗りになってし
まい、最後は正常位で。とうとう最後まで行ってしまいました。その夜は、息
子を抱きしめながら、息子のベッドで一晩過ごしました。翌朝、正直言って二
人とも、気まずい思いをしていました。私もですが、息子もやはり夫に申し訳
ないという気持ちだったのだろうと思います。励ますつもりでそっと息子を抱
きしめますと、太い元気な股間が、私のお腹に押し付けられてきました。夕べ
が最後よ、もう駄目よ、と形だけは言っても、身体が言うことを聞きません。
ついに、帰りを待っているから、といって息子を送り出しました。
　その日以降、息子は機会あるごとに私の体を求めてきます。日に何度もで
す。私も飢えていたこともあり、新婚時代に夫とそうであったように、時も場
所も選らばず、息子の求めに応じてきました。そんな生活が三日続いたとき、
夫から、明日は帰るとの連絡が入りました。月一の帰宅です。息子も私も一瞬
青ざめました。でも、二人とも決して夫に気付かれることの無いよう、秘密を
守ると、約束しました。夫の二泊だけの在宅中、息子は夫にできるだけ顔をあ
わせないようにしていましたし、私ももっぱら、夫の世話に明け暮れました。
　そう、もし母親と息子が、一線を越えてしまったら、夫の前ではむしろよそ
よそしくして、ごまかそうとするのではないでしょうか。だから親父様の場
合、まだ大丈夫と思いますよ。もっとも、留守宅を守るのが三年になり、息子
も大学生。今では息子も私も夫の前で平然としていられるようになり、高校時
代より時間的に余裕のある大学生と、楽しい議事夫婦生活を続けています。夫
は、もう二年、単身赴任が続く予定です。

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