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2006/12/25 20:19:40
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マッサージ師は、妻の股間から手を離し、受け取りました。
これは、まさしく、やる気だ、との無言の宣誓であった。
私は、ただ、これからおこる事の、興奮の極限を理解できないまま、彼のしぐさ
を、みいっていました。
マッサージ師は、手にオイルがついているため、コンドームの袋を、なかなか、
破れません。その間、妻は、目を閉じて、前を隠すわけでもなく、全裸で、横たわ
っています。
このしばしの静寂、一体、このわずかの時間、私は、妻に声をかけることもでき
ず、妻も、目を空けることができず、しかし、これからやってくる、官能の世界
への扉がすでに開けられてしまった事実のみ、存在したのであった。
実際、後で聞いたところ、彼にやられてしまう、と想像していたそうだ。
結局、マッサージ師は、歯で袋を破り、装着したのであった。
Tシャツは着たままで、妻の、足の間に身をおいて、挿入へと、進んでいった。
もう、目をつぶっている妻は、上体をのけぞらせ、フッー と息とも、声とも
言えない反応を示した。
まさに、結婚後、初めて、妻の体内に、別の男性の性器が、挿入された瞬間であっ
た。
それから、彼は、速度を増し、家内の声は、トーンをあげ、ベッドは、ゆさゆさ
とゆれつづけ、私は、横で,ただ、呆然と、なおかつ、今すぐにでも妻の傍らに寄
り添っていてあげたい、なんとも言えない感情の海原の真っ只中にいた。
あれほど、夢にまでみた光景が、今、行われているのだ。
やがて、絶頂に近い嗚咽、痙攣、のけぞり、などの症状をすべて見せて、妻は、
脱力した。
私は、そっと近づき、ほほに、口付けをした、手を握ってあげた。乱れた,髪の毛
を、なでてあげた。
マッサージ師は、私に、目で合図をして、バスルームに消えていった。
シャワーの音が聞こえても、私は、静寂の、そして、感動の余韻の中で,
妻の体を、抱いていた。