2024/05/25 10:25:52
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私は出張から帰るとさっそく嫁さんに聞いてみた。
「ねぇ、絵美。今週末って暇?」
「暇だけど、なにかあるの?」
「じゃあ、うちで宅飲みしてもいい?」
「宅飲み? 別にいいけど、誰と?」
「俺の同期の島崎って覚えてる?」
「うん、あの島崎さんでしょ? 去年のバーベキューでも会ったよね」
「そう、昨日、その島崎と一緒に出張だったんだけどさ・・・・・・」
「へ〜、そうだったんだ」
「実はさ、昨日の出張なんだけど俺が島崎に無理言ってついてきてもらったんだよ・・・・・・」
「え? なにかあったの?」
私は出張の帰りの新幹線の中で、島崎と打ち合わせをした”作り話し”を嫁さんに話した。
その内容とは、私が仕事でミスをし、相手に謝罪するために島崎に無理を言って出張に同行してもらったこと。
そのお礼をしようと思い、私が島崎に何がいいか聞いたら、キャバクラに行きたい、とリクエストされたこと。
でも、キャバクラはちょっとまずいから、だったら、私の家で宅飲みするっていうのはどうか?と
島崎に提案したということ・・・・・・ここまでの流れを、私は嫁さんにざっと説明した。すると嫁さんは、
「そっか、じゃあ島崎さんに無理を言ったお礼の、宅飲みってことね」
「そ、そうなんだよ。だから、絵美もちゃんとオモテナシしてあげてほしいんだよ」
「うん、わかった。じゃあ頑張って美味しい料理つくらなきゃね」
「そ、そうだね。それとさ、もう一つお願いがあるんだけど・・・・・・」
「なに?」
「その宅飲みのときにさ、去年のバーベキューに着てたあの白い服を着てほしいんだよね」
「え? あのニットのやつ? どうして? 別にいいけど」
「い、いや、あのさ、島崎が最初、本当はキャバクラに行きたい、って言ったじゃん」
「うん」
「だ、だからさ、島崎にお礼の意味も込めて、宅飲みでもちょっとキャバクラっぽくっていうか、
絵美が少しでも可愛くってセクシーな服を着てあげれば、島崎が喜ぶかな? と思って・・・・・・」
私は嫁さんがどんな反応をするのか心配になっててしまい、最後の方は声が小さくなってしまった。
すると嫁さんが、
「え? キャバクラっぽく? あのニットのノースリーブってキャバクラっぽいの?」
「い、いや、キャバクラっぽくはないかもしれないけど、あれ、可愛かったな、と思って・・・・・・」
私はうまく理由を説明できず、しどろもどろになってしまった。
すると嫁さんが
「う〜ん、なんかよく分かんないけど、とにかく普段着じゃなくて、
ちょっとは色気のある格好をして島崎さんをオモテナシしたほうがいいってことね」
「そ、そう。そういうこと! さすが絵美、理解が早い」
「じゃあ、下もジーンズとかより、スカートにしたほうがいい?」
私の要求に先回りして答えてくれる、もの分りの良い嫁に、この時ばかりは心から感謝した。
「そ、そうだね。できれば短めのやつがいいかも・・・・・・」
「短め? う〜ん、あったかな〜?・・・・・・ちょっとまってて」
嫁さんはそう言うと、ウォーキングクローゼットに入っていった。
そしてしばらくすると、着替えをして出てきた。
「こんな感じ?」
「・・・・・・(ゴクリ)」
私は思わずつばを飲み込んでしまった。
久々に見たあの白いニットのノースリーブは思っていたより生地が薄く、
胸元と脇のところが大きく開いていて、ノースリーブというより、タンクトップに近い感じだった。
なので、ふつうに立っている状態でも正面からはブラジャーが透けて見えたし、脇からも見えた。
でも、それより、驚いたのはスカートのほうだった。私は思わず嫁さんに聞いてしまった。
「そ、そんなスカート持ってたっけ?」
「あれ? たっくん、見たこと無かった?」
「う、うん。はじめて見ると思う」
「え? そう? 変? ちょっと短すぎるかな・・・・・・」
そう言うと、嫁さんはその淡いベージュ色のフレアスカートのすそを軽く持ち上げて見せた。
すると、ちょっと持ち上げただけなのに嫁さんの白いふとももと、パンティーがチラチラと見えた。
私は自分の嫁さんのパンティーがちょっと見えただけなのに、なぜかドキドキした。
週末、宅飲みでこんな格好の嫁さんを島崎に見られたら・・・・・・そう考えただけで、興奮した。
「いや、全然大丈夫。っていうか可愛い。すごく似合ってる」
「そう? じゃあ服はこんな感じでいい?」
「うん。いいと思う。島崎もきっと喜ぶよ」
「だと、いいんだけど・・・・・・」
少し天然な嫁さんは私の要求になんの疑いも持たず、素直にそう言った。
そして、嫁さんは自分の姿を鏡に映すと、またスカートをひらひらさせ楽しそうにポーズをとった。
その鏡に映る嫁さんの無邪気な姿がなんだかとても可愛くて、私は嫁さんに言った。
「絵美、ほんとうに可愛いね」
「なに、急に?(笑」
「いや、そういう格好すると、若いっていうか、可愛いなと思って」
「もう、なに言ってるの? なにも出ないよ」
「でも、本当にそう思ったからさ」
「そう。ありがとう・・・・・・」
嫁さんは少し照れ笑いしながら言った。
「島崎もぜったいに可愛いって言うと思うよ」
「そうかな〜?」
「キャバクラなんて行かず、宅飲みにして良かったって絶対言うよ」
「そんなに? でも私じゃキャバクラの女の子には勝てないでしょ」
「そんなことないよ。絵美だったら勝てる!」
「ははは。じゃあ、がんばらなくっちゃね」
「うん。キャバクラに負けないように、がんばってオモテナシしてあげて」
「はい、はい。わかりました(笑」
眼の前にいる嫁さんは本当にセクシーで可愛かった。
これなら島崎も満足してくれるだろう・・・・・・
こうして、思った以上に順調? に宅飲みの段取りはすすみ、あとは宅飲み当日を迎えるだけになった。
・・・・・・
宅飲み当日、私は予定通り17時に島崎を駅に迎えに出かけることにした。
「じゃあ、そろそろ島崎を迎えに行ってくるね」
「うん。わかった。じゃあ、私も着替えて待ってるね」
「よろしく、ね」
私が少しだけ意味深に笑って言うと、
「わかってる。まかせといて」
嫁さんも笑顔で答えた。
私は家を出るといつもの道を駅に向かって歩き出した。
片道10分かからない距離なのに、いつもより長く感じた。
私の頭の中は、この後はじまる宅飲みのことでいっぱいになっていた。
駅に着くと、島崎もちょうど改札から出てくるところだった。
「おう、青木、おつかれ。今、ちょうどついたよ」
「おつかれ。俺も今、来たところ」
「何か買っていくものとかある?」
島崎が聞いてきた。
「いや、昼間に嫁さんと買い物に行ってきたから大丈夫」
「そうか。ちなみに嫁さん、宅飲み大丈夫だった?」
「うん。全然大丈夫だよ。逆にはりきって準備してた」
「そうか。そりゃ〜良かった。めっちゃ楽しみだ!」
島崎は本当に嬉しそうな顔をして言った。
それからしばらく二人で話をしながら歩いていると、今度はあっという間に家が近づいてきた。
もう少ししたら家につく。家には嫁さんが待っている。そう思うと、もう胸がドキドキした。
・・・・・・
ピンポ〜ン
「は〜い」
私がいつものようにチャイムを鳴らすと、ドアの内側から嫁さんの声がした。
島崎は私の側でその声を聞き、私を見るとニヤッと笑った、と同時にドアが開く音がした。
「おかえりなさい。あっ、島崎さん、お久しぶりです〜」
そう言うと、嫁さんがドアを開けいつもの笑顔で玄関から出てきた。
嫁さんは予定通り、あの白のニットのノースリーブと短いベージュのフレアスカートに着替えていた。
ノースリーブからはピンクのブラジャーがもろに透けていて、スカートからは白い生足が太ももまで見えていた。
島崎はそんな見るからにセクシーな格好の嫁さんを見て、目のやり場に困ったのか少しドギマギしながら挨拶を返した。
「お、お久しぶりです。今日はすみません。なんか無理言っちゃって・・・・・・」
「そんなことないですよ。逆に今回は主人が島崎さんに無理なお願いしちゃったみたいで、
こちらこそ本当にすみませんでした。さぁどうぞ、あがってください」
「じゃあ、お言葉に甘えて、おじゃまします」とりあえず、家に入ることにした。
・・・・・・
家に入ると、さっそく宅飲みを開始、三人で乾杯した。
「かんぱ〜い」
私たちはリビングのガラスのローテーブルを囲んで座り、その上にならべた料理をつまみに飲み始めた。
最初のうちは多少緊張もあったが、お酒が進むにつれてだんだんと話がはずんでいった。
「奥さんの料理、本当に美味いなぁ〜。こんな美味しい料理食べたことないですよ」
島崎が少し大げさに言うと、嫁さんは
「本当ですか? 良かった〜! たくさん食べてくださいね」と島崎にお酌をした。
「はい。いっぱい食べさせていただきます!」島崎がいつもの調子で言うと、
「島崎さん、まだビールでいいですか? それとも他のものにしますか?」と、嫁さんが島崎に聞いた。
「あっ、じゃあ、ハイボールとかありますか?」
「ありますよ。じゃあ炭酸とってきますね」
そう言うと、嫁さんは立ち上がろうとひざをつき、前かがみになった。
すると、去年のバーベキューのときと同じく胸元がだらんと下がり、それを正面から見ていた島崎はニヤリとした。
そして、嫁さんは立ち上がり、くるりと振り返ると、今度はフレアスカートが左右に大きく揺れた。
そんな嫁さん姿を見ていた島崎は、私にっ向かって笑みを浮かべながら「最高だな」と小声で言うので、
「見えたのか?」と私も小さな声で返すと、「うん。ちょっとだけな・・・・・・」と島崎が笑うので、
「満足したか?」と私は聞いた。すると島崎は首を左右にふり「ぜんぜん、まだまだ・・・・・・」と笑った。
それから嫁さんが炭酸をとってきて、島崎の隣にちょこんと座ると、ハイボールを作り出した。
その間も、島崎は嬉しそうな顔をして嫁さんの胸やおしりを、なめまわすように眺めていた。
そして、ハイボールができあがり、
「はい、島崎さんどうぞ」と嫁さんが島崎に手渡すと、島崎は嬉しそうに飲み、嫁さんに言った。
「いやぁ〜、めっちゃ美味い。やっぱ美人に作ってもらうハイボールは最高だな〜!」
「もう、美人だなんて、冗談ばっかり」
「ぜんぜん冗談なんかじゃないですよ!」
「本当ですか? でも、冗談でも美人だなんて・・・・・・嬉しいです」
「だから、冗談なんかじゃないですって!」
「はいはい。でも嬉しいから、今日は私も飲んじゃおうかな〜」
「そうですよ。飲みましょう! はい、かんぱ〜い!」
島崎も、嫁さんもいつもより早いペースでしばらくそのまま飲み続けた。
そして、開始から一時間ほどが経ち、だいぶ酔が回ってきたのか、また島崎が言った。
「でも、今日の奥さんの服、本当に可愛いですよね」
「本当ですか?」
「はい。めっちゃいい感じです(笑」
「え? いい感じですか?」
嫁さんは少し照れると、ノースリーブとスカートのすそを恥ずかしそうにさわった。
「こんなセクシーな奥さんにお酌してもらえるなんて最高です!」
「ホントですか? でも本当はキャバクラの女の子のほうが良かったんじゃないんですか?」
「そ、そんなことないですよ。奥さんのほうがぜんぜん良いです!」
島崎は大げさに手をふって言った。すると嫁さんが
「またまたぁ〜。島崎さんうそばっかり」と笑って言うと、嫁さんは島崎のひざをたたいた。
「うそじゃないですよ。だって、奥さんは俺の”推し”なんですから」
「オシってあの”推し”ですか?」
「はい。あの”推し”です」
「どうして? 私が?」
嫁さんが素朴な質問をすると、島崎は
「去年の会社のバーベキューで奥さんを見たときに可愛いな〜、素敵だな〜と思って、
あの日以来、奥さんは密かに俺の”推し”になったんです!青木もそれは知っています」
島崎はまるで告白するように言った。すると驚いた嫁さんは
「え〜、うそですよ〜。たっくん、冗談だよね?」
私は突然嫁さんに話をふられたので、
「いや。島崎から聞いて知ってるよ。あの日の絵美がすごく可愛くて島崎の”推し”になったって」
すると島崎は
「ほらね。冗談なんかじゃないでしょ? あの日の奥さんの姿が今でも目に焼き付いていて、
だから、今日、こうしてまた奥さんに会えて、俺、本当に、マジで嬉しいんですよ!」
「そ、そうだったんですか。でも私、”推し”だなんて・・・・・・そんなに可愛くないし・・・・・・」
嫁さんが本気で照れているのか、恥ずかしそうに言うと、島崎が
「いいえ。奥さんはめっちゃ可愛いですし、めっちゃ素敵です」と真顔で言った。
島崎にそう真顔で言われ、嫁さんは照れた素振りをしながらも、気を良くしたのか、
コップに残っていたお酒を飲み干すと言った。
「ほ、本当ですか? 実は私、今日、島崎さんのために少しでも可愛くして、
ちょっとセクシーな格好でキャバクラっぽくおもてなししようと思ったんです。
だけど私、キャバクラとか行ったことがないから、よく分からなくて・・・・・・」
嫁さんの話を聞いた島崎は少し驚いた風に、
「じゃあ、今日は俺のためにそんなセクシーな服を着てくれてたんですか?」
「はい。でも、こんな感じで良かったですか? もっとセクシーな方が良かったですか・・・・・・」
そう言うと、嫁さんはノースリーブのすすを少しひっぱって、自分の姿を再確認するように見た。
「い、いや、十分セクシーですよ」島崎が言った。すると嫁さんが
「でも、私、あまり胸が大きくないから、ちょっとでも大きく見えたほうがセクシーかなって、
実は今日、新しいブラを買って着けてみたんですかど、どうですか? 少しは大きく見えますか?」
嫁さんはそう言うと、自分の胸を触り、少し寄せて上げる仕草をした。
「はい。形も大きさもめっちゃいい感じです!」
島崎は嫁さんの質問に即答した。すると嫁さんは
「良かった。じゃあ買ったブラのお陰かな? 本物見たらがっがりするかもしれませんけど(笑」
「そ、そんなことないですよ! 奥さんの胸は最高です。本物もまちがいなく美乳です!」
「び、美乳? もう島崎さん、見たこともないくせにっ!」嫁さんは笑いながら、また島崎のひざをたたいた。
私はそんな二人のやりとりをハラハラ、ドキドキしながら聞いていた。
すると島崎は突然、
「ちなみに、奥さんの胸って何カップなんですか?」
あまりにストレートすぎるその質問に天然な嫁さんは素で聞き返した。
「何カップ? いま着けてるブラですか? それとも本当の胸のサイズですか?」
「う〜ん・・・・・・どっちもです」
「どっちも? って、そんな私の胸のサイズなんか知ってどうするんですか?(笑」
「いや〜、推しの胸に興味があって・・・・・・」島崎がニヤけながら言うと、嫁さんはまた質問した。
「キャバクラって、こういう話を女の子とするんですか?(笑」
「します。めっちゃします!」島崎はまた即答した。すると嫁さんは
「やっぱり、そうなんだ・・・・・・」と納得した様子でつぶやくと、
「奥さん、今日は俺のためにキャバクラっぽくしてくれるんですよね?」
「は、はい。そのつもりですが・・・・・・」
「やったーー!じゃあ、今日はここはキャバクラってことで」
「私でよければ・・・・・・」嫁さんが少し照れて答えると、島崎は興奮をかくさず
「めっちゃ嬉しい。”推し”がキャバ嬢になってくれるなんて、もう夢のようです!」
「そ、そんな、キャバ嬢って・・・・・・(笑」
そう言いながらも、嫁さんは島崎が喜ぶのを見てまんざらじゃない顔をして笑った。
すると島崎は、話をもどして言った。
「じゃあ、何カップか教えて下さいよ!」
「え〜? 本当に教えるんですか〜?(笑」
「ぜひ! 教えてください!」
「わかりました。え〜と、今つけてるブラは・・・・・・」
嫁さんが胸元をちょっと広げ、着けているブラジャーを覗き込み、答えようとしたとき、
島崎が急になにかを思いついたような顔をし、あわてて言った。
「あっ、奥さん、ちょっと待った。やっぱ、まだ何カップか言わないでください」
「え? どうしたんですか?」嫁さんが聞いた。
「どうせなら、ちゃんとキャバクラっぽくしましょう」
「キャバクラっぽくって?」
嫁さんは初めて聞くことに興味津々な顔で聞いた。
「何カップか、俺が先に当てるんです。そしてその後、答え合わせをするんです」
「答え合わせ?」
「答えが当たりかはずれか、ブラジャーのサイズを、ちゃんと見て確かめるんです」
「え? 島崎さんが私のブラを見て確認するってことですか?」
「そうです。それがキャバクラのルールなんです!」
島崎は嫁さんがキャバクラについて無知なのをいいことに勝手なルールを作り、言った。
すると、これには嫁さんも少し驚いたようで、
「え? そうなんですか・・・・・・。でも、それはちょっと恥ずかしいかも・・・・・・」
「ぜんぜん恥ずかしくないですよ。ブラジャーなんて水着と変わらないんだから、
キャバクラの女の子たちは、みんな普通に見せてくれますよ」
「水着か、、まぁ、そう言われたらそうですね」
変に物分りの良い嫁さんはあっさりと引き下がり、私の方を向くと
「たっくん、別に大丈夫だよね?」
突然話を振られた私は、
「え? うん。ぜんぜん大丈夫だよ。ルールだしね・・・・・・」
私の了解を得て、嫁さんも納得すると、島崎はよろこび
「じゃあ〜、奥さんが今つけてるブラを当てますね」
すると、嫁さんは島崎に向かって、胸を大きく見せるように張ってみせると、笑って言った。
「はい。どうぞ。当ててください!」
まさか、こんな展開になるとは予想していなかった。
でも、私が嫁さんにキャバクラっぽくしてとお願いした手前、この流れをさえぎることは出来なかった。
でも、あとから考えれば、ここが引き返せる最後のチャンスだったのかもしれない。
もしもこの時、私が「そんなのダメだよ」と言ってさえいれば・・・・・・