2018/10/05 18:41:06
(K2mzVVO4)
9/30
不快な電子音
暗がりの部屋の中、私の目にはうっすらと天井が浮かびます。
ああ、いつの間にかまた、寝ていたのか。
朦朧とする意識の中でアノ音が携帯から鳴ったのを思い出します。
PM9:00
yさんからのメールです。
「3周目」
よくわからないタイトルです。妻を預けてまだ1週間もたっていないはずです。それとも私がボケてしまったのか?
思考するのも面倒になり、おもむろにメールを開きます。
昼間の動画は見て頂けましたか?イカセ地獄が始まり7時間目の奥様の様子です。仕掛けにはお気づきになりましたか?奥様は自分ではアノ仕掛けを止められません。もちろん、私は絶対に止めません。
ならばいつ終わると思いますか?
私にそれを考える思考能力はありません。体のだるさ、寒さ、おそらくかなりの熱があるのでしょう。しかし、メールを読まずにいることも出来ないのです。
あのローターは電池式です。つまり、ずっと動き続けていれば、いずれ電池切れで止まります。それまではずっと奥様のクリトリスはローターの振動を受け続けることになります。終わらない振動に奥様も喜んでいることでしょう。
私は先ほど言った通り、決してローターのスイッチを切りません。ですが…
電池交換くらいはしてあげようかと思います。すでに二回、交換してあげたのでイカセ地獄3周目突入です。
あ、これでは永久に終わりませんね。。まあ、奥様は振動が好きなようですし、もう少しサービスしてあげようかと思います。優しいですね、私は。
とりあえず今の奥様の姿、お送りします。凄く嬉しそうな奥様の顔を見ていると私ももっとサービスしてあげたくなりますね。
では、また、明日。
言葉は優しいですが、今回のyさんの言葉には何となく悪意のようなものが感じられる節があります。私の体調が悪いからそう感じてしまうのでしょうか?凄く挑発的というか、馬鹿にされてるというか、遊ばれているというか、そんな思惑が文面から露骨に現れてる気がするのです。
それはそれとして、問題は妻の置かれている状況です。メールを読み返してみると妻は朝の7時からずっとローターを当てられているようです。昨日から数えればもっとです。そして、本来なら電池切れという強制終了で終われるはずのイカセ地獄も、yさんの電池交換という手助け?によりいつまで続くかわからないモノとなっています。それが今は3周目を迎えていること。。。
昼間の動画の中の妻でさえ、びくびくと痙攣し、声にならないような喘ぎ声をあげていました。あれからざっと九時間です。あんなに感じ続けていて、正気でいられるはずがない。。。妻はほんとに大丈夫なんだろうか?ぼーっとしていたはずの頭が不安感でいっぱいになります。
いつもは気になってすぐ開けてしまう添付ファイルが、恐怖からかなのか、不安感からなのか、開きたいのに私自身が躊躇してしまっているのです。
でも。。。
見ない訳にはいきません。早く妻の姿を見て、ああ、たいした事なかった。そんなに妻はつらい思いをしていなかった。いつものあの妻だ。
そういう安心が欲しかったのです。
私の期待はすぐに裏切られました。
目は虚ろ、体には力がなく、口からはヨダレを垂らしている妻がいました。
「うぅ゛う゛ぅ…」
昼間の喘ぎ声とはあきらかに異質の、呻き声という表現がしっくりくるような声を、半開きになり、ヨダレをたらしている口から発しているのです。
エロ漫画にあるような、通称アヘ顔というのでしょうか?いつもの凛とした妻の面影は一切なく、表現は悪いですがまるで快楽に支配されてしまったアホ面にしか見えません。
妻があんな顔を。。。
結婚して10年、それなりに妻とはいろんな経験をしてきたつもりです。最近ではスワップや乱交など、性についても解放的になり、新しい体験も増えました。
妻自身もエッチな事が嫌いではなく、夫婦で工夫を凝らしながらいろんな快楽を追求してきたつもりです。
しかし…
こんな妻の顔は一度たりとも見たことがありません。
私の知らない妻が画面の中にいるのです。
力なく、ぐったりしながらも妻の体は定期的にビクンビクンと硬直し、痙攣を繰り返しています。
その痙攣一つ一つが妻がいっている証なのでしょう、その快楽は妻を支配し、顔まで変えてしまうほどなのです。
これが喜んでいるように見えるのか?
調教師とは恐ろしいモノです。私なら妻がこんな顔をしたら心配でやめてしまいます。それなのに…
きっとまだ責めをやめるつもりはないのでしょう。このまま妻は狂わされてしまうのではないか?そんな恐怖がますます私を支配してきました。
体調は最悪です。熱のせいか、体もダルく動くのも辛いです。
妻が恋しい…
私は調教依頼をしたのは間違いだったのではないか?とまで考えてしまいました。
早く妻の顔が見たい。。。
私は惨めな気持ちのまま、また、いつの間にか眠りに落ちたのでした。