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初心な嫁

投稿者:寝とらせーた ◆Ov8Az.cpiI
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2016/11/20 08:46:02 (SWVp4533)
嫁と知り合ったのは、私にとって大切な日でした。
当時、私が心を寄せていた女性がいました。 その日は、数名で宴会を。
酒の力も借りて、告白をする予定でした。 帰り道も二人になるよう
必死でした。おかげで、彼女と二人に…。外灯の点いた公園に入りました。
すると、奥にあるベンチに一人の女性が腰を掛け体を横にし寝て居ました。
一緒にいた彼女も当然目撃していました。二人で、「誰か寝てるよね…」と
話ながら進んでいると、一人の男性が現れました。 もしかしたら、連れの
男性かな?私達二人には気付いていませんでした。 しかし、様子が何か
おかしい感じでした。私と彼女が目を合わせた瞬間、彼女が大きな声で
「おーい」と声を掛けました。ベンチで寝て居る女性にです。
予想通り男性は、慌てて逃げて行きました。 近くまで行くと、彼女が
ベンチで寝て居た女性に声を掛けました。服装も若い格好をしていはので、
それなりに若い女の子だとは思っていましたが、長い髪で顔が隠れていて
分かりませんでしたが、彼女が声を掛け女の子が起き上がりグッタリとした
顔が見えました。 綺麗なハーフ系の顔をしていました。
その理由も直ぐに分かりました。まずは、女の子を介抱することでした。
彼女の行動で、増々私は彼女の事が好きになりました。
優しく女の子に声を掛け「このまま、放っておけないよ。 何とかしてあげようよ」
私もカッコいい所を見せようと必死でした。私が女の子を背中に抱え、彼女は
女の子が持っていたカバンを持ち、タクシーが拾える場所まで移動しました。
背中に女の子を抱えていましたが、女の子の胸の感触が伝わり私も男ですから
心の中で、ニンマリしていました。 女の子に声を掛けてもなかなか起きません。
彼女もタクシーを拾っても帰せないという事で、歩きながら女の子の所持品から
住所が分かる物はと探してくれました。「あったー。」車の免許証を見つけた様でした。
「名前は…○○エミル?やっぱり、この子ハーフだよ。」彼女も女の子の顔を見て
ハーフだと思っていたようでした。「えっと…住所は、○○町2丁目1-51だて…。」
「これって、私達が帰る方向と同じだよ。 途中で降ろしてあげようよ」
私は彼女の提案に賛成するしかありませんでした。 告白は、その後でも十分だと
判断しました。 この女の子との出会いが私の人生の分岐点になろうとは、思いも
しませんでした。


 
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10
投稿者:(無名)
2016/12/12 02:06:45    (QjK6IGNc)
オナニー途中でやめたような感覚
9
投稿者:take   take_engine640
2016/11/28 21:06:28    (N84FFjqF)
おれも続きが気になります~
8
投稿者:読者A
2016/11/26 18:22:30    (nfmH69C7)
薄々勘付いていたのですが・・・ちょっとした文字の打ち間違いと『ず』じゃなくて『づ』を使うところをみると・・・KRKR氏では・・・
7
投稿者:(無名)
2016/11/26 00:20:37    (ahoAqWx3)
続きまだですか!?

初心な嫁は何処へ行ったのかな?
6
投稿者:   xxx_crusher_xxx
2016/11/22 22:57:14    (KF9oDZYs)
続きを早く!
5
投稿者:魚屋
2016/11/20 18:39:04    (S5.ySUJh)
続き楽しみにしています槌
4
投稿者:読者A
2016/11/20 18:26:26    (RZic/aNn)
救急車呼んどきゃゲロは回避できたかな・・・って、後で思ったでしょ?
3
投稿者:(無名)
2016/11/20 18:14:16    (W6cE.EPx)
続き宜しくです

気になってしょうがない
2
投稿者:寝とらせーた ◆Ov8Az.cpiI
2016/11/20 10:48:54    (SWVp4533)
少し路地を入った所にエミルの家がありました。
私がエミルを抱え、彼女も一緒に家まで来てもらいました。
木彫りの表札が掛かっていました。表札に二人の名前。
エミルの名前は、その横に別の表札で…。表札にはエミルの
名前しかありませんでした。その理由も直ぐに分かりました。
もう夜の11時を回っていました。 彼女が家の呼び鈴を押しました。
「夜分にすみません。エミルちゃんのお家ですか…」
インターホンの向こうから年老いた女性の声で「はい。そうですが」
「エミルちゃんをお連れしました…」暫くすると、中から老夫婦が
出て来ました。 お爺さんはの印象は、もの静かな優しい感じでした。
お婆さんは、言葉使いも丁寧で、品のある喋り方をしていました。
私の背中に抱えているエミルを見て、ビックリしていました。
彼女が事情を説明してくれました。 私一人だと信用性もなかったかも。
一旦、エミルを玄関の上り口の降ろしましたが、ご老人夫婦で運ぶにはと
思い、私が再びエミルを背負い部屋まで運ぼうとした時でした。
あろう事か、エミルが私の背中で寝ゲロを…。 最悪~でした。
着ていた仕事用のスーツは、エミルの寝ゲロで大変な事に…。
お婆様も慌てて、拭くものを持ってきましたが、このままタクシーに乗れる
状態ではなくなりました。 一旦、エミルを降ろし服を脱ぎ今度はエミルを
お姫様抱っこし、部屋まで運びました。彼女も部屋まで来てくれました。
エミルの服も寝ゲロで汚れていました。私は、部屋を出て彼女とお婆さんで
エミルの着替えをさせました。 取りあえず一段落しましたが、見るとズボンにも
エミルのゲロが…。タクシーを待たせている事を忘れていました。
なぜだか私は「タクシー待たせるし、今日はもここで…」といい
彼女をタクシーまで見送りました。最後までカッコつけたかったので、
タクシー代を運転手さんに渡し、おつりは彼女にと…。
彼女を送り出し、エミルの家まで戻る途中に思いました。
【告白すら出来なかったよ。 なんで先に帰らせたんだろー】
ドタバタしていたので気付きませんでしたが、髪にもエミルのゲロが…
見ず知らづの方の家で風呂を借りる事にまでなりました。
風呂から出ると、綺麗な作務衣が置かれていました。
お爺さんが着ている物らしく、サイズも問題ありませんでした。
その夜は、タクシーを呼んでいただき改めてお伺いする事に…。
汚れてスーツと服は、置いて帰りました。 それにしても、バランスの悪い
格好で帰る事に…。着ている物は作務衣。履いている靴は裸足に革靴。
タクシーを降りて部屋に戻るまで、人に会わないか心配でした。
帰りに私の連絡先を教えておきました。 翌朝、登録をしていない
携帯番号から着信がありました。 エミルからでした。
「エミルです。昨日は…。ありがとうございました。」
「あーエミルちゃん? 初めましてと言うか、まー昨日は大変だったけど
 大丈夫だから。 わざわざ連絡ありがとね。」
「おじいちゃんと、おばあちゃんに朝から大目玉だったよ。
 お兄ちゃんにも迷惑かけてしまって。 お姉さんも居たって聞いたけど
 お姉さんいもよろしく伝えてね。」
「分かったよ。それより飲み過ぎはダメだぞ。」
「スーツのクリーニング出来たらまた電話します」
「了解。また連絡してね」 初対面とは思えない感じで話が出来ました。
週末の出来事だったので、休み開けに彼女とも顔を会わせる機会があり
その後の事を説明しました。 思い出し笑いを彼女はしていましたが、
私にとっては、告白のチャンスが無くなった夜なので、笑えませんでした。
数日して、お婆様から電話がありました。「先日は、ご迷惑おかけしました。
クリーニングも出来ました。エミルに持って行かせてもと思ったのですが、
もしよろしければ、お食事に招待しても…。」
「気を使わなくていいですよ。 帰り道なので週末でも取りに伺いますから」
食事に招待されましたが、あの夜エミルの事が切っ掛けで知り合いになったとは
いえ、はい。ご馳走になります。とは言えませんから。
食事の招待を縁了した翌日エミルから電話がありました。
「おばあちゃんの、お誘い断ったって…」
「違うよ。流石に悪いだろと思って、縁了したんだよ。」
「そうだったの。それなら今晩エミルと食事してよ。」
「エミルと食事?」
「ダメ?」何とも、ストレートと言うか天真爛漫な女の子だと感じました。
「分かったけど、エミルって俺の顔を覚えていないだろ?」
「うん。記憶にないもん」なんとまー悪気もない正直な答えでした。
仕事が終わり、待ち合わせの場所でエミルに会いました。
私は、エミルの顔を少しは覚えていました。 それらいい感じの女の子が
立っていました。「エミル…?」「うん。お兄ちゃん?」
なぜだか私の事をお兄ちゃんと勝手に呼んでいました。
改めて、エミルを見ると背も高く、背中で感じた通りプロポーションは
立派でした。 服装もダメージジーンズを履きラフな格好でしたが
チャラチャラしたイメージでもありませんでした。
立ち話もなんなので、近くの居酒屋に入る事にしました。
そこで、エミルから当日の事も含め、エミルの家庭環境の話まで聞くとに
なりました。
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