2015/01/26 22:17:08
(C1MysrBi)
「ちなみにさ、奥さんって何型?」
「O型です。」
「へぇ~O型か。じゃあ大らかなん?」
「まぁ、どちらかと言うと、大らかな性格です。」
「いいねぇ~。ちなみに、何座?」
「乙女座です。」
「へぇ~乙女座なんだ?!で誕生日は?」
先輩はよほど僕の嫁さんのことが気になるのか、
家に向かう途中、色々聞いいてきました。
そして、家に着きました。
いつもは自分で鍵を開けるのですが、その日はピンポンを鳴らしました。
「お~生の奥さんに会える。ドキドキするな。」
「先輩、写真のことは絶対に言わないでくださいね。」
「あ~解ってるよ。心配するなって!」
先輩はそう言うと、僕の肩を叩きました。
その時、ドアがガチャリと開きました。
「おかえりなさ~い。」
嫁さんがドアから顔を出しました。
「ただいま。こちら、いつもお世話になっている先輩のタケダさん」
「どうも!タケダです!夜分、突然すみません!」
「いえ、いつも主人がお世話になっております。さぁどうぞお入り下さい。」
「はい!じゃあ、おじゃましま~す!」
先輩はいつになくハイテンションでニコニコしています。
それもそのはず、嫁さんが着ていた薄手の白のニットのワンピースが
嫁さんの体の線、特に胸のラインをはっきり浮かび上がらせていたからです。
先輩は嫁の後を歩きながら、嫁のお尻がプリンプリンするのをガン見しています。
どうして、そんな格好するんだよ。。僕は胸の中でつぶやきました。
「かんぱ~い!」
とりあえず、僕と先輩は乾杯をしました。
それから、少しして嫁さんも一緒に飲み始めました。
初めは他人行儀だった嫁さんもお酒の量と共に徐々に打ち解けていきました。
・・・・・
「いやぁ~、奥さんって本当に可愛いですよね。」
「いぇいぇ、ぜんぜんそんなことないですよぉ~。」
嫁は普段はあまり飲まないのですが、飲みだすと止まらなくなってしまうタイプで
過去にも何度か、記憶が無くなるくらい飲んで大変だったことがあります。
ということで、この日も先輩に勧められるがままに飲み出してしまい、
もうヤバい感じになっていました。
「いやいや、そんなことありますよ!僕は奥さんみたいに可愛い人を見たことがない!」
「またまた、嘘ばっかし。タケダさんってお口が上手なんだから~!」
「嘘じゃないですよ!スタイルも抜群だし。」
「そんなスタイル、良くないですよぉ~」
嫁さんはそういうと、自分でお腹を触ったり胸を寄せて上げたりしました。
その姿を見て先輩が、
「うぉ~、奥さん、オッパイ大きいですね~!!」
「そんなに大きくないですよぉ。」
そう言うと、今度は嫁は自分でニットの首のところを広げて中を覗きはじめました。
「うわぁ~俺も見たい!奥さんのオッパイ見てみたい!!」
「もう、タケダさんってHなんだから。」
「お願い!ちょっとだけ見せて下さい!」
「ダメですよ。これは優くんだけしか見れないんです。ね。優くん♪」
嫁はそう言うと、トロンとした目で僕の方を見ると僕によりかかり僕の膝を撫で始めました。
「優くん、って。お前、いいなぁ~!!ズルいぞっ!こんちくしょう!!」
「ズルくなんかないよね。優くんしか見れないんだもんね♪」
そう言うと、嫁さんは先輩の前だというのに僕に抱きついてきました。
「おい、ちょっと飲み過ぎだよ。」
これはもう本当にヤバイと思いました。っていうか、危険な感じがしました。
その時、
「あ~!!俺、言っちゃおうかな~!!!」
突然、先輩が大きな声で天井に向かって叫びました。
嫁さんは少しビクッとして先輩の方を見ると、
「え?何ですか?何を言っちゃうんですか?」
先輩に聞きました。
「どうしよっかな!!言っても良い?」
今度は先輩が僕に聞きました。
それを見た嫁が、、
「え~!!怪しい!!優くん何なの?教えてよ~!!」
この展開はヤバイ、、そう思った僕は何を思ったのか、
「せ、先輩!そんなことより、なにかゲームでもしましょうよ!」
と口走ってしまった。それに対し先輩は、
「はぁ?ゲーム?」
一瞬、先輩が何言ってんだ。って顔をしたが、次の瞬間ニヤリとすると
先輩が乗ってきました。
「いいね~。ゲームしようか。」
とりあえず、一難は去ってホッとしていたのもつかの間、、
先輩がとんでもないことを言いだしました。