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2014/11/07 22:44:52 (satLoa5.)
「わぁ、素敵な旅館ね。」

都心から車で3時間ちょっとの温泉宿に着くと、妻は笑顔でそういった。
ライトグリーンのワンピースにロングの黒髪が揺れていた。

もともと秘書をしていた妻の美幸は派手さはないが清楚で、その名のとおり美しかった。
結婚して5年、30歳になってもその魅力は衰えなかった。

逆に私はというと、妻より3つ年上の、どこにでもいる普通のサラリーマン。
健康第一が由来という健一という名前も、誰も文句のつけようが無いくらい平凡な男だ。
だが、妻に言わせると、そんな普通で平凡な私が良かったのだそうだ。

と、いうことで、そんな私にはもったいないくらいの妻と二人、久々の温泉旅行だった。
私がチェックインしている間も、妻はロビーの中をうろうろして終始ごきげんだった。


「あなた、お部屋もきれいよ。」

仲居さんに部屋まで案内されると、妻はまるで修学旅行の学生のようにはしゃいだ。
そして、ゆっくり座る間も無く、妻はさっさと浴衣に着替えるとタオルを手にして言った。

「ねぇ、早く温泉に入ろうよ。」

「先に行ってていいよ。俺は少しゆっくりしてから入るから。」

私がそういうと、妻は、じゃあお先に、と笑顔でいうと部屋を出て行った。
それが私たち夫婦の、温泉旅行のいつものパターンだった。


パタパタパタ、、妻のスリッパの音がだんだんと小さくなった。
妻の言うとおり、確かにきれいな部屋だった。

二人には少し広すぎるくらいだった。
十畳の和室の奥に六畳くらいの洋室があり、その先に大きな窓があった。

その大きな窓からは赤、黄、緑と山の紅葉がよく見えた。
その紅葉をもっとよく見ようと、私は窓を開けた。

心地よい風が、そっと部屋の中に入ってきた。
私は残りの窓を全部開けると、窓枠に手をおき、顔を外にだすと
新鮮な空気を思い切り胸に吸い込んだ。

正面には山が連なり、その手前には川が流れていた。
何か釣れたりするのかな?なんて考えながら、川の先を見ると、、湯けむりが見えた。

男湯が女湯かは分からなかったが、露天風呂が見えた。
まだ、時間が早かったので、誰もいなかったが、誰か入ってきたら丸見えだ。
と思った。その瞬間、

パシャ、パシャ、、お湯が揺れる音がした。
突然、私はなにか悪いことをしている気がして、ドキドキした。

でも、よく考えると、こちらから丸見えいうことは、あっちからも丸見えのはず。
私は少しだけ顔を隠した。

女湯だったらいいのにな・・・スケベ心が顔を出した。

すると、、髪をタオルでくるんだ女性が湯船に入ってきた。
これはやばい、と思い、私はいったん顔を引っ込めた。

果たして、女湯だった。
私はカーテンに隠れるようにして、そっと露天風呂を覗き見た。

まさか、男に覗かれているとは思っていないその女性は無防備だった。
湯にはつからず、川が見える方へと湯船を裸でゆっくり歩いていった。

後ろ姿しか見えなかったが、白いお尻と、その割れ目がはっきりと見えた。

ん? まてよ。もしかして・・・

その時になって、やっと気がついた。
見覚えがある白いお尻は、妻のものだった。

な~んだ、美幸だったのか。

ホッとしたような、残念なような。
妻は、裸をまったく隠すことなく、湯船の中を行ったり来たりした。

お尻もそうだが、日光に照らされた胸は透き通るように白く綺麗だった。
逆に、その中心にある乳首はお湯につかったせいか、ほんのり赤く色づいていた。

まだ子どもを産んでいないせいか、30歳とはいえ体のラインも崩れてはいない。
逆に、20代の頃より、女としての色気が増してきたような気がした。

妻は貸切状態なのをいいことに、手を広げ思い切り伸びをした。
大きく足を広げストレッチをしたり、はたまた胸をマッサージしてみたり、やりたい放題。

私はしばらくの間、普段見ることのできない妻の無防備なヌード姿を堪能した。

あとで、言ったら、びっくりするだろうな。(笑

そんなことを考えながら、ニヤニヤしていると、窓の外で、音がした。
ガチャ、、窓が開く音だった。

そっと、窓の外に目をやると、隣の部屋の窓がゆっくりと開き始めた。

私はあわてて妻の方を見た。妻は湯船から出て石の上に腰掛けていた。
胸はもちろん、茂みまで見えていた。

私は同時に二つのことを願った。

ひとつは、隣の人が妻に気が付かないこと。
もうひとつは、妻が早く風呂から出て行くこと。

しかし、その二つの願いはどちらも叶わなかった。

妻は、また風呂に入ると、なんと泳ぎ始めた。
平泳ぎの格好で、大きく股を広げた。

一人だからって、露天風呂でそんな格好をするなよ。と思った瞬間、
隣の窓から、黒い筒のようなものが姿を表した。

よく見ると、それは、カメラの望遠レンズだった。

カシャ、カシャ、カシャ、、連続でシャッターを切る音がした。
そのレンズの先では、妻があまりにも無防備な姿を晒していた。

私は、頭のなかが真っ白になった。

どうしよう。妻の裸の写真を撮られてしまった。
隣のやつ、、撮った写真を、どうするつもりなんだ。

怒りと、焦りと、、そして、なぜかわからないが興奮する自分がいた。



「あぁ、いいお湯だった。あれ?まだお風呂入ってなかったの?」

部屋に戻ってきた美幸が私を見て言った。

「う、うん。。やっぱり晩御飯食べた後に入るよ。」

まさか、裸の写真を撮られたなんて、言えるはずもなく
私は適当にそう答えると、美幸もそれ以上は何も言わずテレビをつけた。

テレビでは夕方のニュースがやっていたが、何も耳に入ってこなかった。
とにかく隣の部屋のことが気になって、落ち着かなかった。

「どうしたの?なんか難しそうな顔しちゃって。」

「ん?どうもしないよ。」

私は作り笑顔でそう答えた。

「じゃあ、そろそろご飯食べに行かない?私、お腹へっちゃった。」

「そ、そうだな。」

私たちは丹前を羽織ると、食事会場のある広間に向かった。

宴会も行われると思われる大きな座敷部屋に入ると、席に案内された。
一番奥の席には「百合の間」と書かれていた。私達の部屋の名前だった。

隣を見ると、「水仙の間」とあった。隣の部屋だった。
御膳を見ると、私達と同じく二人分が用意されていた。

まだ時間的に早かったようで、私達の他には一組の老夫婦がいただけだった。
私達はさっそく、ビールで乾杯をすると、料理を食べ始めた。

「隣の部屋もご夫婦かしら?」

妻は隣の席を見ながら言った。

「さぁ、どうかな。」

私はそう言った、時、広間の扉が開いた。


「いや~腹減ったな。俺らの席はどこだ?」

40代半ばの髭を生やした男が偉そうに言うと、

「あっ、あっちっすよ。」

20代後半と思われる茶髪の軽そうな男が答えた。

そして、二人は私達の方に来ると、水仙の間の前で立ち止まった。

「あぁ、ここだ、ここだ。」

髭の男はそう言うと、美幸の隣の座椅子にドカンと音を立てて座った。
そして、もう一人の茶髪の若者は私の横に座った。

こいつらが、美幸の裸の写真を・・・

私は睨みつけるように男たちを見た。

しかし、男たちは私のことなど微塵も気にすることなく、
美幸の方だけをジロジロ見ると、髭の男が口を開いた。

「あっ、これはどうも、百合の間ってことは、お隣さんですか?」

髭の男はそういうと、ニヤニヤしながら、美幸のことを舐めるように見ると続けて言った。

「ご夫婦でご旅行ですか?いやあ羨ましい。しかも、こんな美人の奥さんと」

「いや、まぁ。。」

私が曖昧に答えると、髭の男は私にビールを差し出した。

「まぁ、まぁ、ご主人、これも何かの縁だ。お近づきに一杯。」

「はぁ。」

仕方なく、コップを出すと、なみなみとビールを注がれた。
そのままにしておく訳にもいかず、私がビールに口をつけると、そんなことしなくてもいいのに
元秘書の性か、美幸は手元のビールを持つと隣の髭のオヤジに返盃の酌をした。

「おっ、こりゃ~嬉しね。こんな美人の奥さんにお酌してもらえるなんて。でへへ」

髭オヤジは、美幸をジロジロ見ながら美味そうにビールを喉に流し込んだ。
部屋でも飲んで居たのか、髭のオヤジは、すでに酔っ払っていた。

「ナオキもお酌してもらったら?」

「いいんすか。じゃあ」

ナオキと呼ばれた茶髪の若者は、誰も良いとも言ってないのにコップを美幸の方に差し出した。
しかたなく、美幸は中腰になると斜め向かいのナオキにもビールを注いだ。その時、
 
「奥さん、ホント、いいケツしてるね~。モミモミしたくなっちゃうよ。」

髭のオヤジがお酌をしている美幸のお尻を眺めモミモミする格好をしながら言った。
ハッとして美幸が振り返ると、髭のオヤジはお構いなしに続けて言った。

「奥さんのこのお尻、モミモミしたいの俺たちだけじゃないと思うよ~。。な?ナオキ?」

「そうっすね。今頃、もう何人か、揉みたい!ってコメント入ってるかもしれないっすね。」

二人はそう言うと、声を上げて笑い、飯を食い始めた。
美幸は全く意味が解らない、という顔をして私を見た。

私は、ナオキの言ったことが気になって仕方なく、食事が喉を通らなかった。
すると、ナオキがトイレに行くと、席を立った。

美幸だけを残すのは気が引けたが、大広間で他にもたくさんのお客がいれば
髭オヤジも滅多なことはできないだろう。そう思い私もトイレに行くと席を立った。



私はトイレでナオキの横に並ぶと、思い切って聞いた。

「さっきの、コメントがどうの、、ってなんのことですか?」

すると、酔ったナオキは私の顔を横目に見ながら言った。

「いやぁ、それは、知らないほうがいいっすよ。」

「ど、どういうことですか?!」

「ほら、世の中には知らないほうが良いことってあるじゃないですか?いや、マジで。」

「そんなこと言われたら余計に気になるじゃないですか。教えてください。」

私はそう言うと、思わずナオキの肩を掴んでいた。

「わかりましたよ。じゃあ、教えますけど。あとで文句言わないでくださいよ。」

ナオキはそう言うと、浴衣の袖からスマホを取り出し慣れた手つきで画面をいじると
私にスマホを渡した。

「はい。どうぞ。」


私は目を疑った。そして、心臓が止まりそうになった。
スマホの画面には美幸が露天風呂で裸で座っている写真があった。

画面をスクロールすると、その他にも、私が見たものと同じ美幸の裸の写真が何枚もあった。

そして、最後にコメント欄があった。

 『きれいなオッパイですね。チュパチュパしたい~。』

 『エロ!?こんな若い子が?どこの温泉ですか?』

 『ケツの割れ目がたまんねーーー!!モミモミしてーーー!!!』

私は、倒れそうになるのを必死で堪えて画面を見ていると、ナオキが言った。

「ね、見なかったほうが良かったでしょ?それにしても奥さん美人っすよね。」

「お、お前が、写、写真を撮ったのか?」

「そうっすよ。仕事ですから。」

「し、仕事?」

ナオキは自分がカメラマンだと言った。
温泉や民家やカーセックスなんかを盗撮してサイトに掲載し広告収入を得ていると説明した。

「だから、ほら、顔は写ってないでしょ。ちゃんとぼかし入れてますから安心してくださいね。」

ナオキは悪びれる風もなく、さも当たり前のことのように話をした。

「でも、奥さんみたいな美人はめったに出くわさないですよ。武田さんも久々に興奮してたもんな。」

武田とは髭オヤジのことだろう、と思った。
そんなことは、どうでもよかった。それよりも、、

「すぐに、サイトから削除してくれ。そして、カメラからも」

「そりゃ、無理ですよ。そんなことしたら武田さんにぶん殴られちゃいますよ。」

「じゃぁ、警察に行くぞ。」

「別にいいっすよ。たまにそういうことあるんで。でも、奥さんは良いんすかね?」

「・・・」

そう言われたら、言い返すことが出来なかった。
たしかに、このまま知らなかったことにすれべ、誰にも分かりっこないし
美幸もショックを受けずにすむ。

そうするしかないのか、、そう思った瞬間、

「な~に、二人でコソコソ話してるんだよ?!。」

突然、耳元で髭オヤジの大きな声がした。

「あっ、武田さん、いや、写真のことバレちゃったんです。」

「あ?写真?な~んだ、もうバラしちゃったの?」

私は、ムカッとなって言った。

「もう、ってなんですか? あんな写真を盗撮するなんて、犯罪ですよ。分かってるんですか?」

「は?犯罪だぁ?じゃあ警察につき出しゃいいだろ!ホラ、行こうぜ!オラ!!」

髭オヤジはそう言うと、私の腕を掴んで引っ張った。
なので、私は言った。

「警察に言っても、悲しむのは美幸なんで、警察はいいです。ですから、今すぐサイトと
 カメラから写真を削除してください。そうしたら全て許しますから。」

「許すだ?? ナオキ、こいつ何言ってんだ? もう頭きた!写真ボカシ全部外して載せろ!」

「いいんすか? また前みたいなことになりますよ。」

「いいよ。それより俺は、頭に来てんだよ!」

その会話を聞き名がら、私の顔からは血の気が引いていくのがわかった。
だんだんと目の前が白くなっていった。

「い、いや、それだけは、、」

「なんだよ。さっきまでの勢いはどうしたんだよ?ボカシ外したらみんな喜ぶぞ!ははは!」

「だから、それだけは、、勘弁してください。お願いします。」

「しゃ~ないな。わかったよ。」

「あ、ありがとうございます。」

「でも、ただで、、って訳にはいかんわな。でへへ。。」


髭オヤジはナオキのスマホに写っている美幸の裸の写真を見ながら笑った。
温泉旅行の長い夜の始まりだった。
 
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11
投稿者:(無名)
2014/11/18 05:34:44    (0Pi0PLrF)
転載です
10
投稿者:HUSBAND
2014/11/12 22:42:37    (EdDgJsSm)
本当はここに寄生しないでレスしたかったけど
画像認証「000000」を入力してくださいで
ゼロ7個大文字
ゼロ7個小文字
オー7個大文字
オー7個小文字
全部試したが駄目!
なんじゃこりゃ!?
投稿するな の意味か?

9
投稿者:husband ◆jtnqjTHVKE
2014/11/12 22:36:47    (EdDgJsSm)
これは6年前の実話です。

或る日会社から帰宅すると 妻が離婚届けを私に見せ「訳を聞かないで離婚してください。判を押してください」と。
一瞬何がなんだか分からなく...いわゆる「晴天の霹靂」ですね。
よく話を聞いてみると「妊娠した」とのこと...
俺「えぇ~!?すっごい!!良かったじゃないかぁ!俺も嬉しいよぉ~!」
俺「あれっ?何で?妊娠と離婚全く関係無いジャン!?子供の為にも離婚なんか絶対有り得ないよぉ!」

私達夫婦は結婚20年子宝に恵まれず夫婦二人だけの結婚生活でした。

妻「先月高校時代の同窓会に行ったでしょ」
俺「うん、そうだよ、『俺 懐かしい旧友と楽しんで来いよ』と言って会場まで車で送って行った」
妻「その同窓会で あの頃いつもトモダチしていた●恵と会ったの」
俺「で、...」
妻「●恵は優しい旦那さんと3人の娘さんと幸せな家庭の専業主婦だって」
俺「で、舞(マイ、妻の名)が今言ってる離婚とか妊娠とかと何の関係有る?」
舞(=妻)「●恵が元彼JUNと会場でバッタリ会って盛り上がっていたみたい」
俺「で?...」
舞「●恵が私に『ね、舞、元彼JUNに会っちゃったよう~、どうしよう?私旦那もいるし、娘も家で待ってるし...監視役で一緒に二次会行ってくれない?』」
舞「その時思ったの...●恵に絶対にヤバイことやらせちゃ駄目って...本当にその時は純粋に100%監視役だった」
俺「なんだよ...結論が見えないよ」
舞「結局 男1vs女2の流れで二次会に成りそうになった時、JUNは『おーい、▼太、一緒に二次会行こうぜ、どうせ今夜帰っても待ってる彼女いないんだろ』」
舞「なんというか、なんとなくそんな流れだったの」

で、妻,●恵,JUN,▼太の4人で二次会行くことになったとか...

8
投稿者:(無名)
2014/11/09 00:21:08    (ImSIMiio)
転載のような気がする…
7
投稿者:読者
2014/11/08 10:22:30    (.dRmeWaO)
うーん………
前に読んだことがあるのは
気のせいかな…

食後に隣部屋で飲んで
パソコンでSM診断されて

媚薬で嫁は落とされる
って
内容だったな…
6
投稿者:案山子
2014/11/08 07:55:56    (lyyw.Og2)
う-ん。個人的には全く面白くない話。
5
投稿者:しんや
2014/11/08 04:22:40    (Y/BwdBlf)
オレはいいと思うよ
限られた作者がここを守り立ててるんだから
作風で同一だって分かるけど大切な存在だと思うよ
オレには出来ない事だから尊敬しているよ
設定に無理があるとかこんなやつはいないとか書かずに
応援レスを入れて投稿し易いように見守りましょうよ
オレはこの作風は好きだから応援したいね
スレ主さん ガンバレ

4
投稿者:無名
2014/11/08 00:33:33    (03DCGqOS)
武田が巨根で、奥様がヨガリまくりってか(笑)ダサ!
3
投稿者:
2014/11/08 00:25:23    (KEzJkbyJ)
もう、この手は飽きたよ。
一気に書こうよ。
素人作家さんは、勘弁してよ。
臨場感が、全然無いもんね。
最近、こんなんばっかやん。
2
投稿者:(無名)
2014/11/07 23:32:17    (WQkypk/g)
哀れな、童貞の妄想
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