2014/08/24 11:41:44
(FKJgkpoV)
皆様、突込みと言うか御指摘ありがとうございます。
残念ながら、これは私が体験した実話です。それでは続けます。
私の肩を揺するママが「もう終りだから起きて。」
ママの閉会の挨拶が始まった。その間に、あの男を捜したがいなかった。
挨拶の終わりに、私がヒロコの夫だと店の女の子に紹介した。当然、結婚で辞めると思っていた女の子達は驚いた。ママが後輩のヒロコに無理にお願いしてきてもらい、店を盛り上げてくれたと慰労し、夫の私に多大な迷惑を掛けた事を詫びた。私は、まだ、夢と現実を混同していた。
その日、初めてヒロコが私に近付いて、「今まで、ありがとう。これからも、宜しくね。」と言って、みんなの前で抱き付きキスをした。ヒロコのキスで現実に引き戻された。
ヒロコ、ママ、女の子達の涙、涙、涙で送別会は閉会し、帰宅は朝方になった。
帰るなり、ヒロコは正座をし、「ごめんなさい。私は貴方を裏切り、貴方の言った通りの人に抱かれました。許されない事をしたと思ってます。私は何でも罰を受けます。2度と貴方を裏切る事はしません。そして、私には貴方しかいません。許されるならば、ずっと貴方の妻でいさせて下さい。」ヒロコは涙ながらに言葉を振り絞って許しを請うた。
「許すも何も昨日言った通りだよ。ヒロコを愛しているし、何があっても絶対に別れないよ。」「ありがとう。そんな貴方だから堪らなく好きなの。今日から、いい奥さんになるわ。」
私は私で、昨日、ヒロコを貶めるような行為をした事を詫びた。
ヒロコが昨日、部屋を出てからの事を話し始めた。「あれから、あの人に会わずにママのところに行って相談したの。」
ママが「ヒロちゃんを幸せにしてくれる人は誰?ヒロちゃんを一番大切に想っている人は誰?もう店は辞めなさい。ヒロちゃん、今までありがとう。ヒロちゃんのお陰でママをやっていく自信がついたわ。急だけど、店は今日までね。ヒロちゃんは、こちらの世界の人間じゃあないわ。今日は店でヒロちゃんの送別会よ。直ぐにヒロちゃんのお客さんにメールしなさい。」
ママって何て素敵な女性なんだろう。ヒロコが慕う意味がやっと分った。
安心したのか急に睡魔がおそってきたので抱き合って夕方まで寝た。
起きると、ヒロコの携帯にあの男からの着信が2分おきに50件以上入っていたので、携帯を替えに外出した。
帰りに心に詰まっているものを解消するために、大人のおもちゃの店に入った。あんな大きな物を経験したヒロコが私では満足出来ないだろうと思ってヒロコに選ばせた。すると、店の中で一番大きな物を選んだ。あの男の物と同じくらいの大きさだった。きっと、あの男の事を思いながら使うんだろうと思うと急に意地悪をしたくなった。
罰として何でもすると言っていたので、1人でレジに行かせた。店員がニヤニヤしながら何度もヒロコの顔と商品を見返し、後に並んでた男達も興味本意にヒロコの顔を覗き込んでいた。急いで戻ってきたヒロコは泣きそうな感じだった。
10日後に生理がきた。ヒロコに取っては何気ない日常だが、私に取ってはヒロコの全てを取り戻した瞬間だった。
終わりです。
私の体験とヒロコ、ママ、女の子達、れんたさん、KKさんの情報で書かせてもらいました。
今日はヒロコが子供と出掛けているので、一気に書き込みました。