舞は何も話したくない。山口さんから聞いたならそれが真実だよ…としか言いません。

僕は山口から聞いた話しをそのまま舞に話すとビックリしたような顔をしたかと思うと泣き出したり…

山口はある事ない事適当に話しを作ってるのが舞の表情でわかりました。

その日は舞は定時美紀と一緒に帰り僕はいつも通り残業。

まだ残業中に美紀から電話があり、舞から話しを聞いたとの事。
山口とSexしたのは事実で、ユウが舞の事で悩んでるから部屋に行こうって言われて部屋に入ったのも本当。

でもその後は強引に押し倒されレイプみたいに犯されたようです。
昼間はワイシャツにネクタイをしてるから見えなかったが首元や腕などに暴れて抵抗した時の引っ掻き傷が沢山付いてるとの事。

抵抗虚しく無理矢理挿入されてしまったが次第に感じてしまい、いつの間にか受け入れてしまっていたようです。

でもSexしたのは一回だけで山口が一方的にイッて終わりにしたそうです。

山口はもう一回！と、しつこかったみたいですが舞が、この事会社には言わないからもう辞めて。と交換条件を出して山口はその条件をのんだようです。

後日舞からも同じ話しを直接聞き、山口がデタラメを言ってる事も本人が認めました。

ただ、僕は山口に怒りを覚えましたが、デタラメな話しでも山口の話しを聞いてる時、少し興奮してました。他の方々のように寝取られ計画を企てたり、積極的に舞を他人に！って気持ちはありませんが、もしかしたら自分にも寝取られ願望が芽生えたのでは？と思ってしまう体験でした。


因みに山口は、僕が宣言した通り会社に悪行をバラし、山口は解雇になり会社から訴えられ、山口に加担してた外注業者も一緒に訴えられ倒産しました。


今は舞とよりをもどし６月に結婚します。

翌日山口を呼び止め外に連れだし昨日の出来事を問い詰めました。

僕「昨日打ち合わせって言って舞を連れ出したけど打ち合わせって嘘だったんでしょ？」

山口「いや、打ち合わせは本当だったんだけど、向かってる途中でやっぱり今日の打ち合わせ無しって事になったのさ」

僕「それで、そのあとどこ行った？○○のホテル付近で見かけたんだけど」

山口「お前ストーカーか？よく見つけたな（笑）」

「まぁ結論から言うと舞ちゃんとヤったよ♪最初泣いてたけど終わる頃には自分で腰振ってたわ」

僕は怒りが込み上げ殴りかかりそうな衝動を堪え続きを聞きました。

山口：とりあえず打ち合わせ中止になったからドライブしようって言ったんだけど案の定拒否る訳よ。

で、駅まで送るね！って言いながらホテルに行ったら今度は半ベソになりながら帰してください！って言うのさ。

ほれ、この間飲みに行った時言ったベ？強引に誘えばヤレルって（笑）

でも本気で泣き出しちゃったからこれ以上ごういんにするのは流石の俺も可哀相になっちゃって、ユウが舞ちゃんとの事で悩んでるみたいだよ。その話しを中で少ししない？って優しく誘ったら泣き止んでノコノコ付いてきたのさ（笑）

まぁそのあとは適当にユウが二股してるとか言ったら大泣きしてるから、ちょっと優しくしてあげたら最初は抵抗してたけどキスして胸揉んだら、好きにして…って（笑）
ゾクゾクしたわぁ♪

最初は我慢して喘がなかったけど、挿入した途端にアンアン喘いで凄かったぞ。三回やったけど二回目の途中から自分で腰振ってたし三回目なんて自らフェラしてくれたし、生挿入もさせてくれたぞ！

あ、中出ししてないから安心してな♪

あとは…そうだなぁ。これ言うとお前凹むなぁ。

三回目の途中で、俺とユウどっちがいい？って聞いたら、山口さんの方が気持ちいいって！

今度またしようね♪って言ったら、ハイ。って言ってたわ（笑）

って事で舞は俺のセフレになったから手出すなよ（笑）

そう言って、勝ち誇ったような笑みを浮かべる山口を殴りたかったけど何とか抑えて事務所に戻り、昼休みに今度は舞を連れ出し詳しく話しを聞きました。

その日僕はいつも通り営業に出掛けてました。
打ち合わせを終えて車に戻ると舞からメールが来ており「上司に山口さんの仕事任されたよ…何か先方が直接デザイナーと打ち合わせを希望してるみたい。嫌だなぁ。」

僕は「山口には気をつけてね！舞の事狙ってるから！」と返信しました。

とりあえず最初の打ち合わせはクライアントがこちらの会社に出向いてくれたので舞と山口が外で二人っきりになる心配はありませんでした。

しかしその数日後。初校を提出した日の夜、山口が舞に「クライアントが納期を早める事になり至急再校を出して貰いたいから打ち合わせに行くぞ。打ち合わせ長くなったら直帰するから一応帰れる準備しといて」と言い、舞と二人で外出しました。

僕は僕で自分のクライアントと打ち合わせの約束があったので舞と山口を監視する事が出来ない状況でした。

僕より先に山口と舞が二人で外出し、その４０分後くらいに僕も打ち合わせに出掛けました。
僕は打ち合わせが終わると直ぐに山口と舞のいるクライアントの所に向かいました。移動中何度か舞に電話しましたが出ませんでした。
まだ打ち合わせ中であって欲しいと思いながら現場に到着するも会社の車は見当たらず。

どうしたら良いか分からずアタフタしてると美紀から着信がありました。

美紀は僕に「山口の打ち合わせの話し嘘っぽいよ！今クライアントから山口いるか？って連絡あったみたい！私は山口に電話するから、あんたは舞に電話して！出なくてもしつこく電話して！」と言いました。

僕は周辺を移動しながら何度も電話を掛けますが出てくれません。

しばらくして美紀からまた着信あり「ダメだ。舞も山口も出ないわ。どうしよ…」

僕は美紀に、前に山口に連れていかれたホテルを聞きダメ元で向かってみました。

ホテル近くまで来た時には山口と舞が会社を出てから３時間近く経過してました。

目指してたホテルが見えて来た時対抗車線に会社のロゴが入った車を発見しました。直ぐにＵターンしたかったが中央分離帯があり中々Ｕターン出来ず結局車を見失いました。

少しして舞から着信があり「ごめんね…打ち合わせ終ってご飯ご馳走になって駅まで送って貰った所だよ。なんか疲れたし頭痛するから今日はこのまま帰るね。」

僕はとりあえず今は何も聞かずに明日山口を問い詰めようと思い舞の事はソッとしておきました。

そんな心配をするようになった矢先でした。

山口の仕事のデザインを舞が担当する仕事が何件か続きました。
しかしこの時は同行して打ち合わせする程凝ったデザインではなかったので社内で二人で軽く打ち合わせしたりする程度でした。

立て続けに続いた山口の仕事は何事もなく無事に終わりました。しかしこれらの仕事が終った後、僕は山口に飲みに誘われました。
一応先輩なので僕は渋々飲みに行く事にしました。

その席で山口は「いや～舞ちゃん可愛いよな♪舞ちゃんって押しに弱そうだから強引にホテルとかに連れてったらヤレルような気がするんだよなぁ。打ち合わせしてても、あまり自分の意見とかハッキリ言わないから場の空気とかに流され易い子のような感じだよな」

と、僕が舞と付き合ってるのを知ってるのか知らないのかは分かりませんが舞とSex出来る自信があるような口ぶりでした。

しかし山口の言う舞の性格は当たっており、舞が美紀の時のように強引に連れていかれたら抵抗出来ないんじゃないか？と言う不安は僕も常に抱えていました。

その後も山口は得意げに「合コンした時に舞ちゃんみたいな性格の子がいたら俺は真っ先にその子を狙うね。こういうタイプの女は無理矢理ホテル連れて行って嫌と言われても、とりあえず部屋まで行こ！何もしないから！って言えば案外簡単に部屋までは付いてくるよ。後は強引に気持ちいい所触ってあげれば段々大人しくなるんだよ♪余程ブサイクとか不潔な男じゃなかったら女は受け入れてくれるもんだよ。」

と、一方的に持論を展開し自分に酔ってる姿に僕は激しい嫌悪感を感じ山口に「実は僕と舞は付き合ってるので絶対に誘ったり強引にホテル連れて行ったりとかしないで下さいね」と言いました。

すると山口は「まじ？お前ら付き合ってるのかよ！？そっかぁ。じゃあ手出さないって約束するから舞ちゃんの乳首何色か教えて！あ、こっそり隠し撮りして舞ちゃんの裸の写メとか送ってよ！そしたら何もしない（笑）」

などと、僕の怒りを逆なでするような事を連呼するので僕は怒りが頂点に達し「舞に何かしたら、あんたの悪行全部会社にばらすからな！」と言ってその場を去りました。

因みに悪行とは、一言で言うと横領のような物です。やり口が複雑なので割愛しますが…。

そして、僕の不安がこの二週間後くらいに的中してしまいました。