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2002/05/09 17:12:46
(oLOc6NDQ)
25歳の同窓会の時だった。幹事を務める梶沢と雅美の夫婦が俺と杏子の
10年ぶりの再会を演出してくれた。俺と杏子は、中学時代に公認のように
付き合っていた。キスも何度かした。だが、俺の進学先によって喧嘩別れ
の状態になった。俺は地元を飛び出して県外の強豪校に野球を挑戦する
つもりで進学したのだが、部活の忙しさや強行日程の結果だった。
卒業後、家庭の都合で進学はせず、地元に戻った俺だが、杏子とは会う
切欠が無かった。「成人式の時こそ」と思っていたが、その前に結婚した
と言う噂を聞いた。
その後、仕事に専念してあっという間に25になってしまった。
そして、同窓会が開かれた。仕事の都合で遅れていくと、雅美から
杏子が来ていることを聞いた。でも、10年の歳月と今やひと妻の杏子
に気易く話し掛けることは出来なかった。俺は車だったのでやけ酒を
飲むわけにもいかず、懐かしい級友と会うことのみだったが、
梶沢が2次会へ先回りをしたいと言うことで車を出して帰る事にした。
待ち合わせの正面玄関に行くとそこには梶沢ではなく、杏子が立っていた。
梶沢と雅美はロビーから硝子越しに手を振っていた。俺は苦笑いを
しながらも杏子を乗せた。「ドライブ、しないか」と誘うと小さく肯いた。
俺は杏子と初めてキスを交わした海辺に車を走らせた。
季節外れと深夜と言うことで車も止まっていなかったが、車を停めると
杏子は「ごめんね」と小さく謝った。俺も言い出せなかった言葉が素直に
でて謝った。杏子はうっすら涙目で俺の方を見たが、俺は黙って唇を重ねた。
そのまま抱こうとしたが、「駄目」と言われ人妻であることを思い出した。
でも杏子の駄目は「車の中」でだった。俺は近くのホテルに杏子を
連れていった。杏子は、また無言だったが部屋に入ると「私でいいの」と
聞いてきた。10年来の夢だった俺は杏子を押し倒し、再び唇を重ねた。
杏子は、俺のなすがままに服を脱がされ全裸になった拒むことはなかった。
俺が愛おしく杏子の全てを望んだが、受け入れてくれた。
憧れだった杏子の裸体は、俺を普段よりも興奮させ十数回も放出させてくれた。
俺は全て生で出した。さすがに終わってから杏子が人妻だったことを
思い出したが、杏子は「いいの」と唇を重ねてきた。
杏子は既にバツイチだった。旦那の浮気と暴力で離婚し親友の雅美に相談して
俺との間を取り持って貰ったそうだ。
俺は杏子とすぐにでも結婚したかったが、杏子は戸惑っていた。
結局、杏子は俺の子を妊娠して俺のプロポーズに承諾してくれた。