僕の人生が首の皮1枚で繋がった話です。

大学の時、バイト先にアラフォーのパートさん（Tさん）と関係を持ち、危うく人生が終わるところでした。

バイト先のメンバーには周知されているくらい、Tさんは大学生喰いで有名でした。

そもそもTさんは既婚者でしたが子供はおらず、ゲームセンターと言う少し特殊な職場で長年働いており、バイトで入ってくる男子大学生に目をつけては夜の遊びを仕込もうとする人でした。

しかしほとんどの場合が相手にせず、しつこいと思われると辞められたりと近年の戦績はよろしくなかった。
そこに引っかかったのが僕です。

まぁなんせ大学生のスケベ心にバシバシ当たってくるのですから彼女のいない欲求不満男なら遊んでしまいます。
Tさんは大学生しかターゲットにしなかったので、スタッフ内の社会人達はどう思っていたんでしょうね。

僕としてはタダでスリルと快感を得られる最高のバイト先でした。
バイトは夜の部でしたので閉店したら0時を越すこともよくありました。
なので皆少し頭のネジが緩い人ばかりで、僕も冷静な判断はできなかったです。
バイト終わりに必ずTさんとホテル、公園、ネカフェの個室などにしけ込み週5日のペースでよろしくやっていました。

そんなある日、真夜中にファミレスでバイトのメンバー達とTさんとで食事をしていた時、旦那が乗り込んできました。
風の噂で大学生が自分の嫁を寝取っていると聞いたらしいです。
すぐさま僕とバレて修羅場に。
他のメンバーがなだめてくれましたがイカツイ土方の旦那を止められません。
いよいよ首根っこを掴まれ殴られるか！と言うその時、Tさんが咆哮を上げました。（正確なセリフはもう曖昧ですが、こんな感じ。）
「テメェ!調子に乗んなよ！テメェのクソチンポじゃイケねぇから大学生に求めてんだろうがよ！挿れてオラオラ言うだけじゃ感じねぇんだよ！そのクセ30分と持たずに自分だけイきやがってクソ早漏が!その子なら私は満足できるんだよ！手ぇ出しやがったら許さねぇからな！」とファミレス中に響き渡りました。
夜中なので人が少なかったのは幸いでしたが、旦那は公衆の面前でそんな事を暴露され動揺して出ていきました。

しばらく別居が続いたそうで、その間も変わらずTさんと関係は続きました。
卒業が近づくとTさんから「社会人になったらちゃんと良い人を見つけなよ。こんなオバサンと遊ぶのは学生の時の思い出だけでいいよ。」と身を引いてくれた。

今思うだけでも随分お世話になったし、人生を誤らないで済んだのはTさんのおかげだと思います。

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