ナンネットID のアカウントをお持ちですか? ログイン ログイン
ナンネットID
 
1
2021/08/27 08:21:52 (dc9Rl0ss)
そもそもこんなメンヘラ人妻と付き合うつもりは無かったのだが逃げ切れずに今も一緒に居る。
メンヘラ女は今年40になる看護師の美奈。

黙っていれば見た目は悪くない。小柄な美奈は実年齢より若く見えるし、服装もお洒落だ。
実際に俺も初対面では良い女だと思っていた。

美奈とは後輩の高橋が始めたバーの開店祝いのパーティーで出会った。開店祝いには歳がだいぶ下の後輩の友達やその更に後輩が詰めかけ、若い連中が騒がしく俺は白けて退屈を持て余しビールの瓶を片手に騒がしい店を出て、店の前のベンチに腰掛けて煙草を吸いながら店内の喧騒をガラス越しに眺めていた。

店の扉が開くと白いワンピースの女がやはり片手にカクテルグラスを持って出てきた。

辺りを見渡し俺の座るベンチの空きを認めると、こちらに真っ直ぐ歩いてくる。
女は俺と目が合うと少しおどけた表情を浮かべて微笑みながら店の中うるさ過ぎて逃げて来ちゃったと話しかけて来た。

俺は確かに。内輪で騒いでて全く入れないですね。と答えてから礼儀として煙草を吸ってて構わないかと尋ねると構わないと言う。

俺は店主の高橋が学生時代の後輩である事を話すと彼女は高橋が以前勤めていた店の常連客だった事などを話し始めた。

店から2人、軽薄な感じの男たちが出て来た。美奈さんここに居たんですかー。戻りましょうよ、タクヤが来ましたよと俺の存在を全く無視してベンチ前で美奈に話しだす。

美奈が中は煩いからここで良いと答えたが男達はしつこく店内に入れと誘う。
美奈は、ここでゆっくり呑んでるから良いわ、あなた達は戻って。と男達の強引な誘いを固辞する。

すると、2人組の片方の茶髪にピアスした堅太りの男がTシャツの袖からタトゥーをチラつかせて俺と美奈の間にドッカリと腰を下ろした。

失礼な若者の不遜な態度に腹が立ち何か一言言ってやろうかと思ったが後輩が苦労して開店した店のパーティーの席だ、言葉を飲み込みビールを煽ると美奈の声が響いた。

ちょっと!あっち行けって言ってんの分からないの?貴方みたいな頭悪いのに話しかけられるだけでも不愉快なの。あっち行って騒いで来てよ。

茶髪のタトゥー男は美奈の剣幕に怯み黙り込んだ、貴方みたいな品の無いのに近くに寄られるだけでも気分悪いの、さっさとあっちに行ってよ。聞こえないの?

茶髪はそそくさと立ち上がり何やらごちゃごちゃ小声で悪態をついて連れの貧相な長髪の若者と店に戻って行った。

彼等が店内に戻るのを見届けると美奈はこちらに向き直って本当に失礼ですよね。ごめんなさい。と謝ってくる。俺は君が謝ることじゃないと返したが美奈は更に続けて、なんか騒ぎたいだけで何も中身が無いのあの連中。私、色々あって寂しいときがあって、あんなくだらない連中と騒いで紛らわしてた時期があって。

そんな時期の私のこと心配してくれて立ち直るきっかけをくれたのが高橋さん。あの連中とも会わなくなって店にも行かなくなってたけど、高橋さんが独立して店を出すと言うから。今日来たけど。

そうだったんですかと俺が答えた時に店の扉が開いてスーツ着た男が美奈!と言ってこちらに歩いて来た。

恰幅が良く、仕立ての良さそうなスーツ、自信過剰な印象の男は俺を一瞥してからやはり俺には挨拶することも無く美奈、久しぶり元気だった?と美奈の前に仁王立ちで話しかけている。

美奈はタクヤ。そうね久しぶり。元気にしてるわとスーツ男を見上げて答える。この男がさっき軽薄2人組が言ってたタクヤかと俺は思った。

タクヤは中入れよ、少し話そう。と美奈の手を引く。美奈がちょっと!と言ってその手を振り解き俺に向き直り、今こちらの人と話してるのと言う

スーツは俺に向き直り上から下まで舐めるような視線を送り俺を値踏みするような目でぺこっと頭を下げた。俺も会釈で返す。

美奈は久しぶりにお酒飲んだから少し酔ったから風に当たりたいの。もう少しここで休んだら戻るから中で待っててよ。とスーツに告げた。

スーツは渋々了承し、すぐ来いよと振り返って言うと店の中に消えた。美奈は俺に肩をすくめて嫌な男。あんな男とくっついてたなんてどうかしてたのね私。と言う。

名前もまだ聞いてなかった。と美奈が俺に言う。
俺はそうだった梅沢です。と答える。
美奈は梅沢さん…梅ちゃんだとクスッと笑い、いたずらっぽい視線を投げてくる。

梅ちゃん。提案があるんだけど。
この店に、まだ居たい?と俺に尋ねる。
俺は騒がしくて落ち着かないから店を変えて飲み直しに行こうかと思っていると答えると

賛成。と俺に笑いかけながら答え、ひとつお願いがあるの。と切り出した。
私、手ぶらで此処に出てきて。ハンドバッグをお店の高橋くんに預けてあるの。

斉藤美奈のハンドバッグ高橋くんに言って取ってきてくれない。店に入ってあの連中に捕まるの嫌なの。ハンドバッグ取って来たら一緒に飲み直さない?お礼に一杯奢るわ。

これがメンヘラ気味で可愛くて、怖くて、いい加減で、脆くて、強い人妻の美奈との出会いだった。この小悪魔にそれから振り回されっぱなしの俺のここ2年の始まりだった。
レスの削除依頼は、レス番号をクリックして下さい
11
投稿者:ちりちり
2021/09/01 00:35:49    (i6ha.Mq6)
なんでここの人はじっくり読めないんだろう。楽しみにしてる人間もいるんだから、嫌なら黙っててくれないか?
10
投稿者:(無名)
2021/08/31 17:10:20    (87x4QYfI)
小説とかでは無いと思います。50年に一度くらいそういう人と出会います。続きぜひお願いします。
9
投稿者:(無名)
2021/08/30 08:52:05    (Qdf.lRWY)
まだセックス始まらないしなw
どっかの小説板へ移動した方がいいんじゃないかな?

小説嫌いじゃないが、普段から読んでるひとからしてもわざとらしいと感じると思うよ。
「ガラス越しに眺める」とかね。
カクテルグラスはいつのまにか消えてるし。
なによりそういう表現が最後まで続かないのが、無理してる証拠よな。


先ずは3レス以内にセックスするように心かけた方がここではウケるとおもうよ、
8
投稿者:(無名)
2021/08/29 08:03:24    (/E6PIom1)
よくできてるけどこれは小説に移動しましょうかね
40歳は東京ラブストーリー知らないんじゃない?
7
投稿者:梅ちゃん
2021/08/28 16:02:18    (lg8hjcoz)
わたしとSEXしない?
おかしな話だがBARに女を誘った男ならたとえそれが初対面だろうが仕事先の関係者だろうが多少はそういったことを意識するであろう。

俺も正直言って人目を引く美人の美奈とBARで楽しい時間を過ごせれば良いと思っているが、そこは男だ。まぁ無いだろうが上手くいって2人きりになっちゃったりなんかしたら良いなぁ。先ず有り得ないがとは思っていた。

しかしいざ逆にこうも明け透けにSEXを誘われると勝手が狂うものだ。俺は仕方なく照れ笑いしながらわー有難う。オジサン、こんな若い子に誘われて光栄です。と言って水割りを一気に煽った。

意外とこんな時、男はまるきり意気地が無い。身体の左側全体に美奈の視線を感じるが横を向く度胸が無い。

俺は空になったグラスを差し出し、正面を向きながら吉岡というバーテンダーにお代わりを頼んだ。

かわいい。美奈の声が俺の左耳から流れ込む。
俺は情け無い話だがすっかり動揺していた。

またまた。オジサンからかってどうするんですか。勘弁してよ。焦る焦る。喉乾いちゃったよ。
タイミングよく吉岡が差し出した水割りのグラスを受け取り俺はグラスを焦る。

おかしな話だが俺は焦りながら頭の半分では、雑なバーボンの水割りをこの状態でもすんなり飲めるものに仕上げる吉岡というバーテンダーの腕に感心していた。

俺は吉岡に旨いです。凄い飲み易い。
なんかバーボンじゃないみたいだと声を掛けた。
吉岡は恐れ入りますと言って隣客のオーダーに取り掛かる。

話逸らした。狡い。恥をかかせないように気を遣ってるつもり?私、お酒以外は飲み込み悪いの。嫌なら嫌ってちゃんと言って。美奈は拗ねたような声で聞いてくる。

据え膳食わぬは男の恥という言葉を頭に浮かべながら俺は覚悟を決めて、美奈に向き直り言った。
最初はやっぱり男から誘わせてくれないかな?
美奈さん。僕とSEXしない?
6
投稿者:梅ちゃん
2021/08/28 15:28:39    (lg8hjcoz)
大丈夫だったの?俺の問いを無視して被せるように何呑んでたの?美奈が初老のバーテンダーに手を上げて合図しながら俺に尋ねてくる。

え?水割りだけど…という俺の答えに美奈は笑いながら良いねー。やっぱり梅ちゃん年代は落ちつくね。水割りかぁ。昭和感ある。と俺に微笑みかける

同じので良い?という美奈の問いかけに頷くと美奈は初老のバーテンダーに親しげに話しかけた。
吉岡さん、彼がさっきまで飲んでいたミズワリを2つ。危なかったわ。この人帰るところだった、吉岡さん引き止めてくれなきゃ。

吉岡というバーテンダーが苦笑しながら申し訳ありませんと水割りを手早く造りながら答える。
俺たちは吉岡の差し出した水割りのグラスを合わせて乾杯した。

ごめんなさいね。嫌な思いさせて。さっきの男、昔の彼なの美奈は水割りのグラスに口をつけて言う。
とか言いつつ私、実は人妻なのよね。

槌どういうこと?不倫?俺が少々驚いて尋ねる。
不倫。そうなるのかなぁ。人妻が旦那以外と飲みに行ったりすると不倫になっちゃうのかな?じゃあコレも不倫?美奈は水割りのグラスに浮かぶ氷を指先で回しながら俺に意味深な表情で尋ねる

ただお酒飲むくらいなら不倫にはならないだろうけど、それが週に2、3回ってなると不倫関係疑われるだろうし。どうなんだろ?俺が笑う。

私の場合は彼とは、お酒飲むだけじゃ無かったから完全にアウトか。美奈はあっけらかんと笑う。
旦那さんにはバレてないの?俺が聞く。

さぁどうだろ。それすら興味無いのかもね。この話もっとする?美奈が俺を見つめて言う。世の中には色んな夫婦の形がある。それぞれに事情があるのよ。うちはその中でも特殊な方かもしれないけど少なくとも夫婦間でそれで良しならば他人の評価は気にしないで良いんじゃ無いかしら?

今夜は中身が空っぽのガキ連中が騒いでるのを外からぼんやり眺めてる貴方に興味が湧いてもう少し話がしたかったの。それで良くない?それとも人妻なんだから旦那以外とはこういう機会は避けて今すぐ帰って出かけにやり残した家事に勤しむべきかしら?

ごめん不粋だったね。えへんっ!やり直し。んじゃ自由な関係に乾杯。これでどうだろう?俺がグラスを再度かかげると、結構だわ。と美奈が俺のグラスに自信のグラスを合わせた。

昔、バブルの頃のドラマで東京ラブストーリーってあって初対面の男にヒロインがいきなりSEXしない?って誘うシーンがあったじゃない?

あれって現実の世界であんな事言う女が居たら実際の男は怯むよね?梅ちゃんはどう?
美奈は襟首が大きく開いた白いワンピース。胸元が白いワンピースに負けない抜けるような白さだ。

パールが入ったボディクリームでも使っているのだろうか薄暗いBARのダウンライトが微かに反射して小柄ながら豊かな乳房を強調している。

肩までのショートボブは艶やかで少し垂れ目の人懐っこい大きな瞳がくりくりと動き可愛らしい表情が男好きするタイプだった。

薄めの唇が知性的だが、やはり艶やかな口紅が光ってそこはかとなくセクシーな印象を受ける。

俺は思わずえっ?と聞き直した。
美奈は水割りの氷をカランと音をさせてひと口飲み俺に向き直って俺を真正面から見据えてゆっくりとした口調で言った。

だ・か・ら
私とSEXしない?

5
投稿者:(無名)
2021/08/28 09:26:46    (s6xBkvwl)
久しぶりにいい感じのやつ。

4
投稿者:シゲ ◆md/hKZG1M
2021/08/27 17:45:37    (pClVlmnJ)
めちゃくちゃいい!
ぜひ続けてください
3
投稿者:(無名)
2021/08/27 13:37:06    (pR3WDrwg)
妄想小説は移動
2
投稿者:梅ちゃん
2021/08/27 12:09:51    (dOcvO2/Z)
俺は美奈のいたずらっぽい提案を了承し、店内に戻ると忙しいそうにバーカウンターで働いている高橋に再度開店の祝いの言葉を掛けてこの辺りで切り上げると伝え、斉藤美奈が外に居るが会いたく無いのが店内に居るから鞄を取って来てくれと頼まれたと伝えた。

高橋は店の外に視線を向けるとベンチで高橋に手を振る美奈を確認し、俺に美奈のハンドバッグをカウンターの下から取り出して渡して寄越した。

俺はカウンターの外に出て礼を言おうとする高橋を制して頑張れよと伝え美奈のハンドバッグを持って店外に出た。美奈にコレで間違いない?と尋ねると美奈は有難うと言ってニッコリと笑った。

美奈は俺からハンドバッグを受け取るとじゃあちょっとカッコいいバーに行こうかと楽しげに言う。
遠くは嫌だよ。歩くの面倒だから、この辺りにしてよと俺が言うと大丈夫近くだからと俺の手を引いた。知ってるクアトロって店。俺の手を引き先を歩く美奈が振り返り聞いてくる。

何度か友人に連れられて何度か行ったことがあるこの界隈では老舗にあたるバーの名前を美奈は口にした。俺は知ってると答えて美奈の歩調に合わせて歩く。

駅前の繁華街に向かって歩き出した俺たちの背後から美奈!と声が呼ぶ。俺たちが振り返ると店の前にスーツ男が立っていてこちらにまさに走りだそうとしていた。

スーツ男は俺たちに走り寄ると美奈、帰るのかよ!と詰めよった。美奈は肩をすくめて、ごめんね先に帰る。とスーツ男にあっさりと告げる

少し話そう。あのまま何も話して無いじゃないか俺たち。スーツ男はかなり興奮した様子で美奈に詰め寄っている。離してよ!美奈が声を荒げる。

俺は流石に黙っていられず声を大きくしている2人の間に入った。俺はスーツ男に一旦、手を離そうよ彼女嫌がってると言うと、スーツ男は目を見開いて俺に向き直り、オタクには関係無いでしょ?黙っててくれる?と声を荒げた。

俺に身体をグッと寄せて威嚇するような態度のスーツ男の腕を引っ張って美奈が分かったよ。
話そうよ、ここで。梅ちゃんごめん。先に行ってて話終わったら行くから。と俺に言う。

俺が興奮が収まらない様子のスーツ男を見て、美奈に本当に大丈夫?と尋ねると、スーツ男が俺に何か不満を言い始めたが、それを制して美奈が後から行くから先に行って待っててと叫ぶ。

俺は今、俺がここに居ても事態を混乱させるだけだと感じて美奈に分かった。とりあえず先に行ってる。気をつけてと2人を残してその場を離れてBARクアトロに歩き出した。

俺はBARクアトロのカウンターの端に座った。店内はまばらに人が居る。老舗のバーは先程まで居た高橋の店とは対照的な静かさでピアノ曲が微かにBGMで聴こえていた。

俺はカウンターで2杯目の水割りを口にしていた。残して来た美奈が心配だ。あれから15分は経っている。俺はあの場では俺が居なくならないと収まるものも収まらないとその場を離れたが、激しく後悔し始めていた。

何かあったのでは無いか、スーツ男は見るからに興奮すると手に負えない類いの男に見えた。若しくは意外と焼け木杭に火がついてのパターンだろうか。

俺は2杯目の水割りを飲み干すと時計を見る。あれから30分近く経っている。馬鹿馬鹿しい。おおかた痴話喧嘩の続きをやっているのだろう。それに会ったばかり15分程話しただけの今日会った女だ。そこまで心配する義理は無い。

俺はカウンターで静かにグラスを磨いている初老のバーテンダーに会計を頼む。梅沢様ですか?バーテンダーが俺に尋ねる。
俺は名前を呼ばれた事に驚いていると、今斉藤さんから連絡があって、カウンターで飲んでいる梅沢さんという男性が帰ろうとしたら引き止めてくれと。

俺は苦笑いして、バーテンダーに斉藤さんはこの店に良く来るんだねと尋ねる。
バーテンダーは微笑み、良くご利用頂いていますと答えた。

俺はそれにしても、待たせ過ぎ。今日はこの辺りで退散します。彼女がもし来たらよろしく伝えてくださいとバーテンダーに伝え勘定書の金額を渡して席を立った。

席を立ちカウンターから離れたとき、背後から帰っちゃうんだ。冷たいのと美奈の声がした。
振り返ると俺の肩に手を置き、ごめんなさい待たせて。問題は解決。少し手間取ったけど。駄目?ちょっと付き合ってよと手に少し力をいれてくる。

俺はカウンター席に腰掛け直す。横のカウンター席に美奈がふわりと腰掛けて、何から話そうか?満面の笑みで俺にグラスを上げる仕草でおどけて見せた。


レス投稿フォーム
名前
トリップ[]
E-mail
※任意
本文

投稿文に自動改行は行われません、適宜改行を行ってください。 # タグ使用不可
「sage」
※投稿を上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。