2019/11/14 11:23:02
(vHpU5tMn)
続き行きます。
翌朝、私は予定通り朝まずめを狙い釣行へ出かけました。しかし釣りよりも、みどりさんとのデートが気になり釣りをしながらも今日のシチュエーションのことばかりが気になり釣りとごろでは無いのが正直な気持ちでした。
時計を見ると8時30分 約束の時間は9時、私は早々に納竿をし車に乗り込みました。みどりさんの自宅前へ到着。5分ほどすると、みどりさんが現れました。細身ジーンズにTシャツ薄手のカーディガンを羽織って歩いてくる みどりさん、とても60代には見えない若々しい格好で「C君おはよう、昨日はありがと」ニコッとする笑顔 綺麗だな…「おはよう御座います…いえいえ昨日は寝れましたか?僕はガッツリ寝れましたw」「そうなのw」私「じゃあ行きましょうか?」車を走らせます。
「朝ご飯は食べたの?」私「いえまだです。さっきまで釣りしてましたから、坊主でしたけどw」「そうなんだぁ朝ご飯を食べたらリベンジに行ってみる?」私「いいですね」2人は会話をしながら、みどりさんの知り合いには会いそうにもない少し離れたガ◯トへ 世間から見れば2人は夫婦ように寄り添い会話をしなから朝食を食べました。
朝食を食べていると、みどりさんが「今日ね、お仏壇の前で旦那(叔父さん)にC君とデートして来ますって手を合わせてきたんだよ」私「マジですか…?」実を言うと、あの人は私がC君に気があることも知ってたし、だからと言って浮気をしろってことではなく良い関係をって意味でC君達を呼んでたのもあるし叔父さんも、あいつは良い奴だからY(妻)は幸せもんだ。うちの娘婿に欲しかったくらいだな」って話してたんだよ。「入院してた時も何か困ったことあったらC君に相談に乗ってもらえ」って含み笑いで話したこともあったんだよ。私「そうなんですか…」私は正直 みどりさんが、お世話になった人(叔父さん)の奥さんだったことを忘れて昨日あんなことをしてしまった罪悪感に駆られてしまいました。
その時 「そんな暗い顔しないで、もう8年だし あの人もC君なら何も言わないよ。お兄さん達はAさん(工場社長)と再婚させようとしてるくらいなんだからw」私「叔父さん良い人でしたから…」「私が(みどりさん)誘ったんだから気にしない気にしないw」と気さくな感じで、みどりさんは、その場を明るくしてくれました。
朝食も終え 車に乗り込む2人「リベンジに行きますか?この辺りで釣り出来そうな場所を探しましょう」みどりさん「C君にお任せだよ」海沿いを走る車、今日もサザンの曲で走らせる。みどりさん「今日は窓を開けた方が気持ちいいね」潮風と共に、ショートヘアーがなびきリンスの良い香りが鼻をつく、チラッと横顔を見ると楽しげな表情 私は叔父さんに引け目を感じながらも1人の女性として、みどりさんを見てしまいました。
海沿いを走っていると岩場の良い場所を発見。「ここに降りてみましょう」車を停車させ必要な道具だけを持って崖を降りてると、みどりさんが「C君…」少しすねた顔で手を差し出し「もうぉ」と顔を見つめいます。「あっすみません」と手を差し出すとニコッと笑い手を繋いで崖を降りて行きました。
岩場に着き私はルアーフィッシングの為 投げては引き投げては引きの繰り返しを30分 なんの当たりもない…カサゴなどの簡単な釣りなら爆釣するのですが今日は鱸(スズキ)狙い投げること1時間 暇を持て余す、みどりさん。やはり釣りに女性は合わないなと思っていると、みどりさん「C君 今日は調子悪いね」私「みたいですね。そろそろ止めましょうか?行きたい所あります?」みどりさんは少しうつ向き加減で「休憩しに行こうか?」と小声で、私「昼ご飯ですか?」「ううん、C君こっち来て」近寄ってみると「休憩だよ休憩」私「えっ昼ご飯でしょ?」「もうC君…私の口から言わせるの?」私「えっ?」その時は本当に、みどりさんの口からホテルに行こうなんて言うのが想像つきませんでした。みどりさん「明日帰るんでしょ?だからホテルでゆっくりしようと思って…」今考えると男女がホテルに入ってゆっくりできる筈もないのに…「えっホテル?あぁ…良いですよ」早速竿を納め車に乗り込み「僕この辺のホテル知らないですよ。ちょっとググってみましょう」4km先にあるみたいだからそこに行きましょう。「C君にお任せだよ。」私は車を走らせながらワクワクと興奮が交差しBGMさえも頭に入らない状況だったことを今でも思い出します。
続きます。