2013/12/01 01:53:14
(oUPBLtMP)
セフレがキャンセルになったんだ。
いま無性にセックスしたいから来いよ。
俺が話してる間に、電話の向こうから微かにピストンしてる音がしてた。
俺は何をしてるんだ?クズだな。
頭の中で、我を諌めた。
用事があるんなら仕方ないが。
あとから、付け足した俺の言葉には懺悔の思いも含まれていた。
マーコの声が明るく、即答してきた。
うん、わかった。
少し待っててね。
あれ??俺は、まさかなぁと思いつつ、しらじらしくも早くこいよ、もう出しちゃうぞ。
マ○コ洗わなくていいから、そのまま急いでこい。
そんなことを、言ったと記憶してる。
マーコと俺の家は、車で15分だがマーコは車はなかった。
地下鉄ならドアツードアで、最短30分。
当然、マーコが自宅を出ようとしても、
彼氏に止められるか、フィニッシュしてからになるだろう。
もしくは、あーは言ってたが、来ないかもしれない。
万が一、急いで来れたとしても60分以上はかかるはず。
3時間以内に来れたら、十分称賛に値する。
そんな事を考えつつも、もし1時間以内に来たら、彼氏をないがしろにしてまで来ることになる。
それは申し訳ないよな。
などとも考えていた。
すると、ピンポン♪
え? まさか、、、。
まだ20分も経っていない。
オートロックを解除しながら、マーコの後ろに見えたのはタクシーがドアを閉めるところだった。
そうか、その手があったのか。
妙に納得しながら、感動している俺がいた。
そんなエピソードもありました。
ちなみに、マーコのあそこは湿り気あり、ゴム臭がしてた。(笑)
これは別れた後、聞いた話しだが。
初めはしらばっくれてたが白状した真実は。
やはりあの日、電話した時は彼氏とセックス最中で、挿入開始から5分もたってなかった。
彼氏とは何時もゴムつき。
俺からの電話は、初めてだったこと。
おれから来いと言われたのも初めてだったこと。
俺から求められたこと。
全部が嬉しくて、彼氏を自宅に置き去りにして、弟の緊急事態と嘘ついて速攻でマンションを出て、なかなかこないタクシーを拾いに走って探して飛んできたといっていた。
あの時の、電話の最中に立ちバックされてたことも白状した。
置き去りにされ、フィニッシュしてない彼氏は、自信でゴムに出して縛り。
食卓テーブルの上に2本をならべて置いて、朝に帰ったらしい。
このことがあった後、俺は彼氏とマーコの絡みが観たくなり、撮影をさせたものを鑑賞しながらマーコを責めつつ、セックスするのに嵌った。
愛のないセックスはつまらない。
嫉妬があると萌える。
情が深くなると、離れ難くなる。
手放せなくなり、三年も付き合ったのにはそれなりのSTORYがある。
はたして、次の10年後には逢えるのだろうか。
オリンピックも終わってる。
俺の如意棒も終わってるかもしれない。
ただ、今回もそうだが、抱くと昔の全てが少しづつFlash backしてくる。
余りにも久々過ぎて、再会して抱きはじめても、すぐには記憶とリアルが結びつかない。
一つ一つ、マーコの仕草や、タッチの仕方、kissを繰り返していくうちに、やっと結びつきだしてくる。
容姿の変化が、そうさせてるのか?
以前よりも痩せ、年齢も重ねてきたこともあるだろう。
肌質、髪質、ボディタッチ、性テク、などは変わってない。
一夜明け、2日目にはかなり昔に戻る。
しかし、完全に昔の記憶とシンクロするのは、二泊三日の更に後。
日増しに、記憶が鮮明になり、刹那さまでも蘇る。
こんな恋愛もありかな。
マーコを本当に好きになっていたことを自覚したのは別れてから。
いや、気づいていても、自身の中に封印していたのだとも思う。
きっとまた10年後に逢えると信じて疑わない。
容姿は変われど、記憶は当時の感情と共に幾度でも蘇る。
そう信じたい。