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2015/08/03 23:51:53 (87aezG7i)
【登場人物】
司:自分(当時17歳の高校2年生)
綾子:22歳の音大生
時代:1990年代

当時、某大学の付属高校へ通っていた私は、学校帰りに自宅近くの書店でバイトをしていた。

時給は安かったが、仕事内容は比較的楽であったし、何よりも大好きな本を好きな時に読めるという恵まれた環境が、私には魅力的であった。

当然のことながら、私のアルバイトしていた書店にもアダルト系の雑誌は置いてあり、高校生向けの軽い内容からマニアックなSMまで、レパートリーは幅広かった。

たまに手に取って読むことはあるものの、実生活で二股をかけていた私は、アダルト系の本はあまり興味を惹かれず、むしろ文芸的な書籍に夢中になり、西洋文学に憧憬しては、物語の内容に惹き込まれていた。

ある日、音大声楽科の女子大生である綾子が、新しく入社してきた。

すでに就職先は決まっているらしく、いわゆる解禁前に縁故で内定をもらっていたらしい。

私は彼女に仕事内容を教え、レジ打ちから入荷返品作業までのスキームをレクチャーしていた。

「司君は彼女がいるの?」

「ええ、まあ」

「へえ、背が高いからモテるでしょ?」

「そんなこと、ないっすよ。普通っす」

「ふぅ~ん」

上目づかいで微笑する綾子は、17歳の私にとってゾクっと感じさせるほど大人びており、普段付き合っている女友達にはない、大人の色気というものを感じざるをえなかった。

それから1ヶ月が流れ、彼女も仕事に慣れた頃に、バイト達の飲み会をすることになった。

まだ未成年の私は、大学生ばかりであったアルバイトの人達に混じって、駅近くの居酒屋で散々飲まされたにも関わらず、日頃父親の高いバーボンを飲んでいたせいもあってか、数人を除いては私よりひどく酔っ払ってしまい、彼らを介抱する役目をすることになってしまう。

綾子もベロベロに酔ってしまい、私に抱き付いては何度も嘔吐しそうになり、背中をさすっては彼女を担ぎ、私は綾子が住んでいる賃貸マンションの部屋へと送り届ける羽目になってしまった。



「鍵はありますよね?」

「か~ば~ん~の中にぃ~、入ってるぅ~」

「じゃあ、ちょっと鞄あけますからね!」

私は彼女のハンドバッグを開くと、ラルフローレンのキーホルダーが付いている部屋鍵を見つけ、ドアを開けた。

独り暮らしの女性特有の香りが私を包み込み、いままで経験したことのない大人の未知の領域へと入りこんでしまった錯覚に陥ってしまった。

「まあ、本当にありがとね~司君。君は優しい!」

「放置したらヤバイでしょ」

「女の子の部屋に入ってくるなんて、厚かましいぞぉ」

「じゃあ帰りますからね、せっかく送ってやったのに」

そう私は呟きながら踵を返すと、いきなり綾子が後ろから私に抱き付いてきた。

「ねえ、帰らないでよぉ」

5歳も年上の女性にいきなり抱き付かれた私は、理性を保つためにぐっと堪えて彼女の手を握った。

「綾子さん、ヤバいっすよ、マジ酔っ払ってるし」

「わたし酔ってないもん。ねえ、お風呂入れてよぉ」

「はぁ?」

「あ~女に恥をかかせる気い?」

「いやだって、ヤバいっすよ、こういうの」

心にも無いことを自分でも言っていると私は認識していた。

本当はそうしたいのに、プライドというものが邪魔をして素直になれない自分がいるのを、充分に認識していた。

「脱がせて!」

私は戸惑ったものの、『ここは腹を括るしかない』そう思った私は、彼女を担いでバスルームへと入り、洋服を脱がせてゆく。

彼女は私の首に手を回し、そしていきなり唇を重ね、硬くなった私の股間を握りしめてきた。

瞬く間に私達は生まれたままの姿になり、お互いの躰を弄りはじめ、私は彼女の乳房を吸いながら指は割れ目に触れ、すでにしっとりと濡れていた綾子の秘部に指を挿入して激しく指を掻き動かし、シャワーを浴びるはずであったにも関わらず、私は綾子を便座に手を突くような姿勢をとらせて、バックから一気に硬くなった肉棒を挿入し、まだ10代の荒々しいだけの勢いで彼女の後ろから責めあげていった。

綾子も22歳という若さのせいか、私の荒くれたセックスに呼応するかのように、バスルームでは絶叫をあげながら喘いでいた。

「もっと激しく犯して、つかさぁ。もっと激しく激しく!!」

「オラオラオラァァァッッ!!」

このとき感じた、何故か年上の女を支配している欲望と達成感が、私の心の中に深く芽生え、同じ歳の女達とは異なるサディスティックな感情が募りあげてきた。

バックから犯せば、必然的にアナルが丸見えとなり、私は綾子のアナルに唾を垂らして人差し指を挿入した。

イソギンチャクに指を入れたらこんな感じなのだろうかと思えるような錯覚に陥り、あまつさえバックから年上の女を責める以上に支配欲が躰中に漲ってゆく。

やがて綾子は絶頂に何度も達すると、ガクンと躰を落し、便器にしがみつく体勢で膝を付いた。

私も頃合いを見計らって絶頂を迎え、射精直前に彼女の背中へ自分の白濁をまき散らしてゆく。

『何なんだ、この支配欲というか、征服欲は。。。。』

今までに感じたことの無い、女性への圧倒的な優越な立場と征服欲。

同年齢の女性には一切感じることの無かった、達成感。

セックスとはロマンティシズムありきという価値観を、根底から覆されたこの日、私は綾子に対して、目上の人間は男女問わず絶対という価値観が崩れ去り、綾子を自分の好きなように扱いたいという欲求に囚われ、『支配したい』という強い願望が一気に芽生え始めていた。

綾子が私を振り向き、子犬が怯えているような表情を私に向ける。

「司君、激しいセックス、ヤバいよ。。。10代って凄い。。。」

「未成年とやってしまいましたね、綾子さん」

「そうね、ヤバイよね(笑)」

「ねえ綾子さん」

「なに?」

「あのさ、お前俺の女になれ」

「・・・・・・?!」

「女になれっつってんだよ」

「い、いきなりそんなこと言われても。。。」

「これから、まだ朝まで時間あんだろ、やりまくろうぜ。綾子さんが、俺に変な価値観を植え付けさせたんだよ」

「そ、そうなの?どうして?」

「俺じゃ不服か?」

「ううん、そんなことないわよ」

「じゃあ、決まりだな」

さっきまでの態度とは180度異なる口調で、私はその日に綾子という5歳年上の22歳である女子大生を、自分の彼女とした。

 
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