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2009/07/25 22:51:04
(fgUtzzye)
私の経験談を書かせていただきます。
三年ほど前のことですが、私の職場に来ていた、某保険会社に勤める○紀という女性と、ちょくちょく話しをしているうちに仲良くなり、メールアドレスと電話番号を交換しました。ちなみにお互い子持ちで既婚者でした。
○紀は年齢こそ11歳上でしたが、身体は細く、身長もそれなりに高いモデルに近い体型で、顔もなかなか綺麗な顔立ちをしていました。○紀が職場にきた時には好きな本の話しや、家の愚痴をお互いに話しながら、異性を意識することなく友達のような関係となりました。
そんな関係も長くは続かず、○紀が保険会社をやめてしまうことになり、仲のよかった私は送別会を開くことにしました。共通の知り合いは私の職場の人間だけでしたが、保険会社の人間には興味の無い人ばかりでしたので、二人で食事のみするということで話しがまとまり、うたぐり深い旦那への言い訳のため、○紀の方の父兄会に合わせて食事の日取りを決めました。この時には、まだ不倫の二文字は私の頭にはありませんでした。
いざ二人で食事となり、○紀の手を引きながらレストランに入りました。○紀の旦那の愚痴を聞いたり、お互いの初対面の時の印象を話したり、たわいもない会話でしたが楽しい時間が過ぎていきました。しかし、この時間が私の心にいたずらをしました。
○紀と話しをする中で、○紀がいなくなることが急につらくなりました。もっと一緒にいたい。もっと○紀に幸せになってもらいたい。そして○紀と一つになりたい…
店の中ではさすがに何も出来ず、9時過ぎくらいにレストランを出ました。
私の車に二人が乗り込むと、私はエンジンをかけるのをためらいました。
すると○紀が「どうしたの…?」と聞いてきました。私は無言のまま○紀を抱きしめました。
あからさまに動揺する○紀に、もっと一緒にいよう…と話し、驚いてどうしていいか分からない様子の○紀にキスをしました。
最初は唇を重ねるだけのバードキス…何度も唇を重ね、しだいにディープキスに…徐々にお互い舌を絡めながら、○紀を抱きしめる手にもだんだんと力が加わり、○紀も私の気持ちを理解してくれたようでした。
しかし、「まだ心の準備が…」と小さい声でつぶやき、俯いてしまった○紀…
私は「そっか…」と言い、レストランの駐車場から夜景の綺麗な場所へと車を移動しました。車の中ではきつくお互いの手をつなぎ、離しませんでした。まるで心がお互いを求めあっているかのように…
車を適当なところに停め、二人で車を降り、夜景を眺めました。「こんな場所があったんだね…」思いもよらぬ綺麗な夜景に○紀は見とれていた。しかし、夜景よりも綺麗に見える○紀…私は思わず○紀を後ろから抱きしめました。きつく、それでいて優しく…。
はっとする○紀…月の淡い光に照らされた綺麗な顔立ちを確認すると、○紀と目が合い、どちらからともなくキス…
○紀をこちらに向かせ、少し小振りな○紀の胸に手を伸ばし、ゆっくり、優しく揉みはじめる。○紀の全てが愛おしく感じ、首すじに舌を這わせると今まで我慢していた声を漏らしはじめた…
「あっ…ん…」
飛びそうになる理性を押さえながら、また○紀を抱きしめた。
「○紀…大好きだよ…」
ゆっくりと胸を揉んでいた手を下に這わせていくと、「今日はまだ…ね?心の準備をさせて…」
わかった…と言って、車に乗り込んだ。
○紀を父兄会の宴会に送りながら、二人のつなぐ手はしっかりと絡み合い、お互いの気持ちを伝えていた。
宴会場の近くに車を停め、「今度は…」とだけ言うと「また会おうね」と約束をし、長いキスと抱擁の後、○紀を見送りその日は終わった。