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2009/05/23 23:30:50
(jOJTLW7i)
有子はオレと同じPTAの役員。メンバーの中で一番イイ女だと、ずっと思っ
てた。
顔は年より(41歳)かなり若く見えるし、スレンダーな身体の割には服の上
からもそそるような
バストには目が釘付けになっている自分に、我に返って顔を背ける。。。
しかし、たまにある食事会や飲み会の席でも『主人が・・・』といって早々に帰
宅するので、
脈は無いな、と思っていた。それよりも、地元近所でまずい関係でもバレたら
えらいことになると
思っていたので、まさか、そんな日が来るとは夢にしか思っていなかったの
だ。
出張の為、電車に乗り込んで、仕事の資料に目を通していると、『あら、真一
さん、出張?』と有子が
声をかけてきたのだ。ラッキー!と思いつつ、隣の席に促し、座った彼女に訳
を聞くと、
旦那(歯科技工士)の注文品を届けに行くところらしい。行き先も偶然近いと
ころだったので、
到着までの約40分、PTAの事や子供のこと、家庭のことや趣味などの話を
した。。。
『ねえ真一さん、いつも私の胸元のぞきこんでるでしょ!』
『いきなり、なんだい!?』
『女ってね、男性の視線を感じる神経を持ってるのよ!!』
オレは観念して、『だってさ、有子ちゃん、スタイル良いんだもん。ウチのカ
ミさんとは大違いだよ。』
彼女はケタケタ笑って『奥さんに叱られるよ~』
電車の中では、そんな感じで過ごしただけで、オレは正直、大げさにならなく
てホッとしたような気分でいた。
でも、有子と少し距離が縮まったような気がして嬉しかった。
予定の仕事が終わり、帰り支度をしている時、有子から電話がかかった。
『ねえ、食事でもして帰らない?』
とっくに帰宅していたと思ったオレは『えっ!何してたの?旦那が心配してる
ぜ。。』
『映画観てきたの。大丈夫、大丈夫、大学時代の友達と食事するって電話した
から・・・』
以前、使った某ホテルのスカイレストランで待ち合わせた。
陽も落ちかけて、夜景が刻々と鮮やかに輝きだし、1時間程もすると、二人と
も心地よい程度に
酔いが回ってきた。
『私ね、真一さんとなら、、、良いなぁ。。。』有子の目が心なしか潤んでい
るように見えた。
『えっ、なに?』口説くチャンスをうかがっていたオレは、(まぁ無理はすま
い!と思ってたが・・)
有子の方から、突然言ってくるものだから度肝を抜かれた。。。勿論、意味も
察した。
ここは、お洒落なシティホテル・・・一応考えて、このレストランを選んだの
だ。
さて・・・以下、感動の結末! partⅡにつづく・・・
ただし、反応によっては削除するつもり!