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2008/03/26 10:40:49
(hLRa62A3)
彼女は、頭からシーツをかぶり、ベッドに潜りこんだ。
煙草を吸い終え、ベッドに。彼女の甘い香りと汗ばんだような熱気を感じた。
背を向け、小さく丸まっていた。腰に手をまわし、後ろから抱き締めた。
「おっぱい小さいし、アトピーの跡で肌綺麗じゃないよ…」
「激しいの嫌、恥ずかしい事もしちゃ嫌だからね」
腰に置いた手を掴み、唇に押しあてた、お祈りをするように。
彼女の手は、汗ばみ、かなり湿っていた。
さらに強く抱き締めた。あの甘い香りのする首筋に軽く唇を押しあてて。
そのまま、数分…
「喉渇いちゃったね。お茶飲~もぉ」
いつも通りの笑顔の彼女になり、ベッドの縁に座った。
私にもと、あの公園でのように二人並び、1本のお茶を飲んだ。
「お風呂、露天あったよね。見よう!」
腕をひっぱり、子どものように甘えん坊さんに。腕にもたれ、ゆっくりゆっくりと。
「お湯いっぱいして入ろうね!」
湯を張ると、ささっと入っていった。遅れて入ると、湯船に浸かっていた。
初めてみる裸体は、少女のよう。ちょこっと隆起した胸、薄く生えたヘア、無駄な脂肪のない手足。
後ろから抱っこすると、膝を抱え瞼を固く閉じていた。