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2008/03/05 11:08:39
(2etfNWyn)
彼女と知り合ったのは昨年の夏、家は代々農家を営み築80年は経っている古い家だった、農家だけでは生計が立たず旦那は会社勤めをしながら農業に携わり、彼女は年老いた義父母を見る為に内職しながら家にいる。
二人の子供は社会人に成り、それぞれに街に出てアパート暮らしをしている。
旧家の台所と居間の改装の依頼があり、その時に彼女と知り合う。工事は一ヶ月少しかかり、私は3日に一度ぐらいの割合で工事の進行具合をチェックに行く。
工事も無事に終わり、引き渡し完了後も時々、連絡が入り彼女の家を訪れていた。
その時も前日に連絡が入り当日に訪ねると、物置に使っている蔵をみて欲しいとの事。
母家とは離れた所に蔵はあり、分厚い土壁に囲われた蔵の中は外気温とは掛け離れた涼しさであった。
彼女の要望は開閉には重すぎる戸と、物を片付けようにも棚が無いので何とかして欲しいとの事。
一応の下見を終える、最初は涼しく感じられた土蔵の中も馴れてくると、やはりジットリと汗が吹き出て来る。新しく成った居間で冷たいお茶を飲みながら世間話を始める中で、彼女は義父母の世話の大変さや、旦那に対する愚痴話しなどを始めだした。
そんな話しを聞いている内に、私は彼女に対し欲望が沸き上がり、私は話を合わせながら更に旦那への不満を増幅させる様に仕向けて行く、頃合いを見ながらテーブルに置かれた彼女の手に私の手を重ねてみる、彼女の手が一瞬ピクッと動き引こうとしたが彼女は動きを止め重ねた私の手に更に片方の手を添えて来る。
暫くの沈黙の後に、私は義父母の居場所を聞く、彼女は奥の部屋に居ると答える。
そんな彼女の表情をジッと眺める彼女は、はにかむ様に俯く、私はそっと顔を近づけ彼女の唇を奪おうとする、彼女は顔を強ばらせ、駄目と言う表情を見せるが、それも一瞬の事で私達は唇を重ね合う。
彼女の唇を押し開くと躊躇いがちに彼女も舌を絡め始める。
もう一度、蔵の中を確認したいのですが!
私が言うと彼女も黙って頷き再び蔵の中に入る、土壁の重い戸を閉めると中は、歪んだ壁の隙間から射し込む明かりだけに成る。
私達は僅かに射し込む明かりの中で、激しく求め合いワンピースと下着だけの彼女の衣服を剥ぎ取り、蔵の中で彼女も応える様に悩ましく肢体を捩り喘いでくれた。