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2007/03/01 12:21:09
(HefRDMi8)
「暖かい冬と言ってもさすがに夜は寒いね」と僕がメールを送ると「今日は寒いね」と彼女から返信が来る。2月も終わりが近付いたある日の夕方の事だ。そのメールには「この後、地区役員会があるのその後に会えないか」と書かれていた。
役員会が終わるのを待って彼女と待ち合わせ24時間営業のスーパーへ向かう。彼女より少し早く着きブラックの缶コーヒーと彼女の好きなレモンティーを自販機で買い彼女を待つ。どうしたんだろ?と思うけど…彼女の突然はいつもの事だからな~なんて考えていたら彼女が到着。僕の車に乗り換えて夜のドライブに出発する。
役員会で引き継ぎの役員がなかなか決まらないとか3月は子供の卒業式があるとか屈託なく話す彼女。「どこ行こうか?」彼女の話を遮るように僕が聞く。「空港に行かない」彼女が答える。北九州空港へと車を走らせる。夜の空港は凄く綺麗に見えた。海の上に明るく照らされた小さな島のようだった。橋のような道を進み空港に近づくと「飛行機が飛ぶとこを見たい」彼女が言うのでしばらく空港のまわりをウロウロして滑走路が見渡せる場所に車を止めた。手を繋ぎ滑走路を眺め他愛のない話をしていた彼女が僕にキスをする。彼女の髪を撫でながら抱きしめてあげると「暖かいね~安心する」と彼女が僕の耳元でつぶやく。彼女の胸に触れながらシートを倒し二人が重なり合う。彼女のセーターをまくりブラをずらし乳首を舐める。彼女の手が僕の股間に伸びジーンズの中の僕自身を握り動かしている。僕は彼女に身を任せシートに仰向けになる。言葉なんかなくてもお互いの気持ちは良くわかる。彼女はスカートをまくりあげストッキングと下着を脱いで僕に跨って…彼女は既にたくさん濡れている彼女自身で僕を包み込みながらゆっくりと腰をおろす。暖かい感覚が心地良い。
抱き合いながら彼女を下から激しく突き上げる。彼女もこすりつけるように腰を動かす。車の窓が曇る。彼女が「イ…イキそう」と言い「イッていいよ」と僕が言う。僕の胸を激しい力で掴み彼女が絶頂を迎える。
その瞬間にキュッとなり締め付けられた僕も彼女の中に…
しばらくふたりは抱き合ったままキスしたり耳たぶを噛んだりして言葉も交わさずにじゃれあっていた。
飛行機の事なんかすっかり忘れていて身仕度をしている時に飛行機が到着し、しばらくして入れ替わるように一機が離陸した。離発着を見届けて彼女の車を置いたスーパーに向かった。