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強引に誘ってください1

投稿者:けんた
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2006/09/13 14:01:52 (i/bQvFfo)
かれこれ6年位前のことである。
仕事も一段落したところで、中途半端な時間であるが、
時間つぶしにテレクラに4時ごろ入った。
普段は主婦狙いの私は早い時間に入るのだが、
こんな中途半端な時間は期待もせず入った。
案の定、高校生からのイタ電か援交の電話ばかりであった。
そんな中、とても大人の落ち着いた電話があった。
「上品な素敵なお声ですね。」
「いやそんな、それなりに年ですから。」
なんだか、こうした電話に慣れなくて緊張気味の声である。
「緊張されてますか?」
「え~とっても。初めてですから。」

テレクラ初物は援助でなく出会いを求めている場合もある。
「どちらからですか?」
「○○デパートの公衆電話からです。」
「えっ、でも静かですね。」
「ここは余り人がいない所だから。」
「お買い物の帰りですか?」
「えぇ、ちょっと遠くから来たんですが、家の近場だと怖いから、今日は思
い切って電話してみました。」
「せっかく遠くから出かけてきたんだからお会いしてお茶でも飲みません
か?」と誘ってみる。
それではということで、シティホテルのラウンジで会うことにした。
携帯の番号をあらかじめ伝えていたのだが、ホテルに向かう途中で電話が入
った。
「そのホテルへ行く道がわからなくなってしまった。」
「じゃあ、最初に電話をかけたところにいて下さい。」
デパートに急ぐ、まt電話がかかってきて、
「どこかわかりますか。」
「このまま誘導してください。」
しばらく彼女と話しながらその場所にたどりついた。
「あなたの服装は?」
「白のパンツに赤のノースリーブのニットです。」
私の目の前にはすらっとした、身長160くらいで細身の女性がその服装の
後姿で立っていた。
まさにセレブといった雰囲気が漂っている。
白のパンツにはうっすらとレースのパンティラインが見える。
話をしながら暫くその後姿を楽しんでいた。
「今、着きました。振り返ってください。」
彼女は恐る恐る振り返る。
安心したように笑顔を見せた。
素敵な女性である。
年は私より上としか聞いていないが、ずいぶん若く見える。
当時私が40だったので、わたしと同じかちょっと上という感じである。
その後20過ぎの娘さんがいらっしゃるということだから、
結婚した年から考えると47,8だったのである。

軽くお茶をしましょうということで、ホテルのラウンジでお茶をしながらい
ろいろ話をした。
テレクラは初めて電話したこと。
習い事で神戸から来ていること。
近くではできないので、大阪で思い切ってかけてみたこと。など話してくれ
た。

いきなりだと警戒されるし、初心な奥様という感じだったので、
今日はお茶だけと思っていて、
「是非、今度逢ってください。お食事でもしましょう。」と言ったところ
彼女はもぞもぞしだして、うつむきながらこう言った。
「強引に誘ってください。」
「今日を逃すともう冒険できない。」と言ったのです。

私は無言のままレシートを手にし、店を出た。
彼女の腕を取り、腕を組んだ。
「ありがとう。今日は僕にお任せでいいんですね?」
彼女はこくりとうなずいた。

 
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