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2006/07/01 21:10:43
(VVEK1gL9)
ぼくは、52歳。妻は48歳になります。妻はここ1~2年ほど、求めに応
じなくなって、自分自身は、まだ性欲が生じることがあります。
このギャップを埋めたいと思っていたとき、会社の掃除のおばさんが目に留
まったのです。
お掃除おばさんは、47歳で美人ではないですが、れっきとした人妻で、性
欲を満たしたいという、欲望の対象としては、十分です。
おばさんと言ってもぼくより若いのですから、そう言うのはおかしいのです
が。
彼女は大きくないぼくの職場に水曜と金曜の週に2回掃除に来ます。朝7時
から9時までの会社の業務が始まる前に清掃をすませて帰るのです。
会社は、9時30分からの始業になっているのですが、ぼくはたいてい9時
前に職場に来るので彼女を知っていたわけです。
「豊村さん、いつも早くからたいへんですね。」
と声をかけたり、世間話や家庭の話をしたり、すっかり顔なじみになってい
たのです。
水曜と金曜の朝、絹江さんに出会うのがなにやら楽しくなって、綺麗に掃除
の作業をする、彼女を見ながら自分の仕事の準備やらをするのが、常となり
ました。その間も、世間話をしたり、家族のことを聞いたり、話したりして
いました。この前の火曜日には、映画の話題を持ちかけました。うまく映画
にでも誘おうと考えたからです。
「映画は、最近見ていないわ。」
「そうだね、なかなか映画館まで行くとなると時間がとれないからね。」
などと言いながら、新聞を見ていま気付いたように、
「○○が、今来ているんだね。おもしろそうだね。」
と水をむけると、
「ああ、この前テレビで予告のコマーシャルしてたわ。おもしろそうだわ
ね。」
「そうだね、会社も忙しくて、ゆっくり映画でもみたいなぁ。」
と言うと
「そうね、ながいこと映画館に行ったことがないわねぇ。」
としみじみと言うので、
「どうだい、そのうち行ってみるかい。」と軽く誘いをかけた。
「そうなるとうれしいけど。お忙しいんでしょ。むりしなくても良いわ。」
と言って別の部屋の掃除に僕のそばから、移動していった。
もう少しだ。ぼくは、焦らずにゆっくりいこうと、次の清掃日を考えた。