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2007/11/07 12:02:14
(ZNkkTGn.)
いやー、スリルあった。
ここは研究学園都市の一角。正規の所員だけでは人手が足らず、アルバイト
を雇っている。自分の奥さんを直接雇うのは、会計検査院から駄目と言われて
いるので、お互いの奥さんの名義を貸し借りする形で、自分の女房を互いに雇
いあい、共稼ぎしている。もちろん実質的にはお茶くみ程度の仕事しかなく、
楽な稼ぎとなっている。
それでも、秘書としての女房の秘処を、相手に自由にされてはたまらないの
で、籍は向こう、仕事場は自分のところ、としているのが普通である。ま、そ
うでなくても、互いに人質みたいなもので、実質的には手は出しにくい。とい
うのが、建前である。まだ独身の俺には、わからない世界であった。
他部門の上司の奥さんは、俺の大学時代の同級生。秘書兼実験補助の高給
で、俺のアルバイトに押し付けられた。アルバイト料の分だけ、俺の研究費は
削られる。が、先輩の研究費は消えない。先輩だけが得する格好であった。し
かし、本格的に実験できるアルバイトは貴重であり、それだけで十分、ペイは
した。
おまけに仕事場は、微生物実験室。もちろん無菌室への人の出入りは厳重に
管理され、出入りがほとんどない。他人が実験中にその部屋へ入るときは、ブ
ザーで連絡し、中から開扉OKの合図があるまでは、誰も入れない。
実質的には、ほとんど半日、密室の中に、彼女と二人きりである。狭い部屋
が恒温恒湿に管理され、やや蒸し暑い。二人とも薄着の上に白衣。丸椅子に座
ると、だぶだぶの白衣の襟元から、胸の谷間が深く深く見える。白衣の上のボ
タンをはずすだけで、Tシャツを捲り上げられる。豊かなおっぱいを揉みあげ
ると、いやーん、実験中に駄目よ、と言いながらも、キスを求めるとろんとし
た目をして、首を後ろに回してくる。
ゆっくりキスを続けると、彼女は立ち上がる。白衣の裾をまくり上げ、腰に
手を当て、下着ごとジャージを引きおろす。実験台に手を突き、突き出された
尻に、一物を滑り込ませ、すでに淫液で濡れ溢れている秘処に潜り込ませる。
慣れた手順で、二人ともあせりもせず、ゆっくりと互いの感触を楽しむ。こん
なことが半年ほど続いてきた。
アルバイトの期限、9日までよね、もう、逢えなくなる。彼女が、軽いアエ
ギの合間に言った。その場で内線電話を取り上げ、上司に電話した。
奥さんを借りっぱなしで申し訳ありませんが、もう半年、お手伝い続けてい
ただくわけにはいきませんでしょうか。
内の女房で役に立つのかね、
もちろん、昔とった杵柄、テクニックは衰えていません。
そうか、使ってもらえるとありがたい。どんどん使ってやってくれ、
ありがちうございます。といって、電話を切った。
びっくりした、身体がつながっているままで電話するなんて、背中越しに抗
議の声。俺も自分で驚いた、緊張して汗びっしょりだ。それにしても、自分の
妻があなたにこうされているのも知らないで、このまま使い続けてくれだなん
て、馬鹿みたい。とアエギ声の合間合間に亭主の悪口。でも、お許しが出たの
だから、楽しもうよ。そういってピストンを早めるまでもなく、彼女の秘処が
緊張し始め、締りががきつくなり、同時に果てた。
いつも以上に、量が出た。しかも、大量放出し終わったあとも、彼女の締り
や膣壁の蠢きに反応し、ピクン、ピクン、とさおが動き、そのたびにトクッ、
トクッ、と精が出て行くのがわかる。やってる最中の電話が、いかに緊張し、
快感につながるか、気持ち以上に身体の方が正直に反応している。
やがて彼女が腰を伸ばし始め、俺の竿が、彼女が手にしたティッシュの中に
くるまれた。自分の股間にはナプキンをあて、ジャージを引き上げると、俺の
竿をティッシュで軽くぬぐい、跪き、丁寧に舐めて俺の竿の掃除にかかる。
俺はけだるさを引きずりながら、アルバイト継続の事務手続きに向かい、そ
して今、誰もいない研究室でこれを書いた。女を抱きながら、その亭主に電話
するなど、初めての経験。いまだに余韻が残っている。もうすぐ彼女は昼飯に
帰ってくるだろう。食堂では、いつも彼女の夫と私と三人+αで昼食をとるの
が慣例である。
彼女は俺とのことなど、なにも無かったかのように甘え声で夫である上司と
談笑している。げに、女は怖い。とも実感している。当分、結婚する気になれ
ないのは、俺の弱さか。