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2007/09/27 00:30:32
(/F2X2CvH)
その瞬間、奥さんは大きく目を開いて俺の顔を見た。つながったまま上半身を彼女の体に重ねて「大好きなんです」とささやいた。やっとキスも許してくれた。キスしながら涙をぬぐってあげた。
「動きます」と言ってから抱きかかえるようにしてゆっくり愛おしむように抜き差ししてみる。顔を大きくゆがめ声がもれるが反応はまだ固い。ただＰに強くからみついてくる感じがたまらなくて射精感と必死でたたかう。角度を変え動きにも変化をつけてみた。奥を強く突くと痛そうだが小刻みに押すようにすると反応がある。入口ぎりぎりまで引きぬいて中ほどへゆっくり押し込む動きにも声が高まる。俺は変に冷静になってきた。
動きながら「僕もすごく気持ちいい」と耳元で囁いたら体がビクッと震えてしがみついてきた。動きを早めてみると急に喘ぎ声が大きくなった。あごを突き出して体全体をうねらせる。背中に回した手に力が入り、ああっという声が長く続く。近いかなと思ったとき大きな叫び声がしてぐったりしてしまった。
しばらくそのままじっとしていたら…いかなかったの？…と聞いてきた。「危なかったけど。さっきは避妊もしてなかったから」と言うと、はじめて彼女から首を抱いて激しいキスを求めてくれた。
その後は夫婦の寝室に移りベッドで恋人のようにからみあい求めあった。二人とも何度も絶頂を迎えた。快感とともに切ない気持ちが狂ったように押し寄せてくる。彼女にとってははじめての不倫。
気がつくともう朝が近い。シャワーを借りてまだ暗いうちにそこから出勤した。別れ際、再び長い長いキスをしたが二人とも何も言わなかった。奥さんの最後の顔が忘れられない。
あれから先輩の様子に変わりはないが、顔をまともに見られない。奥さんのことが頭から離れないが、かろうじて連絡をとっていない。もちろん会いたい。でもどうしたらいい。
…
これからどうなるのか、わかりません。でも何度も思いかえしたこの体験をできるだけリアルに書いて、客観的に考えてみたかったのです。
長々とすみませんでした。
