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2007/07/12 21:46:12
(L9IVy1P1)
あんな体験をするとは思ってもいませんでした。投稿は初めてです。
昼飯をよく食べに行く、会社の近くの喫茶店があります。そこで愛想のいい可愛らしい女性が働いていました。年齢は30代半ばくらい、いかにも主婦のバイトという感じなのですが、小柄で体の線が柔らかく、お尻などもムッチリした感じで、いいなぁと思っていました。ただ意識しすぎて、私はもうすぐ50代になろうとするのに、変に緊張してあまり話かけることもできません。それでも毎日のように食べに行くので、顔なじみになっていて、いつも優しい笑顔で迎えられることを楽しみにしていた程度でした。
ところが一か月ほど前、その彼女が急に喫茶店をやめてしまったのです。がっかりしていたら、先日、なんとたまたま公休で昼間から出かけていた本屋さんでばったり彼女と出会ったのです。
店での様子よりずっと清楚な雰囲気で、自分でもびっくりするくらいドキドキしてしまいましたが、彼女の方が気がついて前と変わらない笑顔で話かけてくれました。
立ち話で、ご主人の転勤が決まっためにバイトをやめたこと、引っ越しは数日後などの話を聞いたあと、彼女が少しはにかみながら、「私のことをよく見てたでしょう」と意外なことを言ってきたのです。
恥ずかしながら私は顔から火が出るような気持ちになりましたが、彼女の優しい雰囲気に甘えて、「はい」と頷いてしまいました。そして思い切って、車で来ているので、良かったらドライブでも…と誘ってみたのです。ちょっと考えた後の彼女の返事はOKでした。車のなかではだいぶリラックスできて、会話も弾みました。郊外の喫茶店でコーヒーを飲み、車に戻ったとき、とうとう彼女への思いを口にしてしまったのです。
言葉にするとなおさら、お互いに名前も知らない、しかも数日後には遠くへいってしまう、そんな彼女がとても愛しく思えてきました。驚いたように私の目を見ていた彼女が、やがてゆっくりと私の肩に頭を預けてきました。こんなこと初めて…という彼女の囁くような声に、思わず彼女の肩に手を回し、そしてそのまま長い長いキスをしました。
今日だけ…という約束の時間がそれから始まったのです。