二十歳で結婚、すぐに子供も生まれてその後は不動産屋の事務でずっと男性との関わりもなく働いていました。私が40歳で息子も一人暮らしになった頃、営業職で8歳年下の人が入社してきました。
まだ宅建の資格もなく、毎日社長から怒られているのを見ていて可哀想になっていました。
そんな事が続いていたある日、残業で二人だけ残って仕事になりプライベートの話になり、奥さんが浮気をしている事の相談を受けました。
その頃確証はなかったのですが、私の主人も浮気をしている様で疑っている日を送っていたので、他人事とは思えず、また社長との事もあって、なんともいえない気持ちで話を聞いていました。
翌日からプライベートの事をお互い話すようになり、それまで意識していなかった男性の部分を意識し始めている自分に気がつき始めていました。
会社の制服は上はブラウスにベスト、下は膝丈のタイトスカートで、それまでは社員は社長とパートさんと、私より年上の男性の営業の人だけだったので、下着など気にした事はありませんでしたが、日中もそうですが、残業で二人になる日が多くなってからは、下着の色や形に気を使うようになっていました。
私は(当時)165cmスリーサイズは83.65.88で、胸が小さくお尻がちょっと大きい事を気にしていました。
彼は175cmで普通体型でした。
お互い意識している事がわかってからはいつ彼に告白されるだろうと思いながら、下着にも気をつけてながらお仕事をしていた日の閉店後、突然その時がきました。
その日は社長は出張で、他の人も戻らないのはお互いわかっていての残業でした。
彼が(ここからはヨシ君と呼びます。二人の時はヨシ君、わかちゃんと呼ぶようになっていました)
真剣な表情で話したい事があるというので、店の鍵を締め電気を消し、休憩室で話をする事にしました。
ヨシ君はしばらく何も話さずにいました。すると急に泣き出して、奥さんの浮気現場を見てしまった事をきかされました。私も同じく主人の浮気が分かりかけてきた時でもあって、可哀想になり、座っているヨシ君の後ろに回り、気づいたら抱きしめてあげていました。
その行為で秘めていたお互いへの気持ちや我慢が止められなくなり、ヨシ君が立ち上がり私の方を向いた瞬間に激しく抱きしめ合いました。
抱き合うと主人への罪悪感はなく、主人とは違う若い男性の匂いを感じていた事を覚えています。
しばらく抱き合った後、「ずっと前からわかちゃんが好きだった…、ずっとこうしたかった」と言われ、「私もです、大好きでした」と言って、また激しく抱き合いました。