不倫体験告白

俺(33)には趣味友がいます。

SNSで知り合った奴なんですが、自分の女をダメな女だと自慢気にドヤってくる痛い奴。

その彼女さんとは何度か会った事あるんですが達観してるというか･･･｡
2つ年上の35歳。とにかく落ち着いてて温和。
名は真希とします。

趣味友とサシで呑んでるとその真希さんが現れました。
自粛とか色々あって実際会うのは半年ぶりでした。

趣味の話から始まり政治の話、仕事の話からお金の話へと。
真希さんは個人事業主（女社長）なのでこういった話題が多いと言ってました。

「えらそ～に語ってっけど、言うほど収入ねーからｗ」
「こいつなりに頑張ってんだよ！認めてやってよｗ」

上から目線で真希さんをディスる趣味友。

普通なら怒ったり過剰に反応したりすると思いますが。
表情一つ変えずグラスを口に運んでいました。

日付が変わった頃、酔いもそこそこに。

「こいつさ～付き合ってた元カレに捨てられたんだわｗ」
「それ拾ったのが俺。ま～趣味も合うし一緒に居て楽だから、な！？」

真希さんも「うんうん」と頷く。

元カレと13年付き合った時、後半5年はほったらかしにされていたそうです。

そんな真希さんを試すような事を趣味友はしました。
俺がトイレから戻ると席には真希さん一人。
「先に帰るわ～後はごゆっくり～」
スマホには趣味友からのメッセージが届いていました。

意味が分かりません。
いつもこんな感じか聞くと真希さんは「うんうん」と頷く。

この流れは･･･なんて淡い期待を抱くも
「そんな軽い女じゃないよ？私」
視線も合わさず無表情のまま突っ返されました。

「寝取られ」というワードすら理解してない様子。

俺は冗談半分で趣味友にメッセージを送りました。
「は～？抱けるもんなら抱けば～？ｗ」

俺はそのスマホ画面を真希さんに見せました。
無表情。･･･。「で？」
俺も酔いが回ってて「抱きたい」なんてストレートに伝えたり。
普段こんなん言わないんですが･･･｡

「だから。そんな軽くないって。もっと若い子にすれば？お金払えば相手してもらえるよ」
「あんなだけど･･･彼氏だし。分かる？言ってる意味。お呼びじゃないんですよ？」

･･･。

一目散にその場を後にしました。慣れない事するもんじゃないなと。

この事を趣味友に伝えると「だから言ったろ？ｗ」と余裕のリターン。ドヤ顔が頭に浮かぶ。

で。この数か月後。絶好の機会が訪れます。