サラリーマンを60才で定年退職後に、高齢者教室に通い始めた。
授業形式と施設見学の一年間の授業で、毎週一回・男女各30名の席は自由だった。
私は、どうせならと思って、毎回女性の隣に座るように心掛けていたが、何回か通った時に座った隣席の女性が「余計な事だけど、右前に座ってる女性とは付き合わない方が、いいわよ」とアドバイスをしてくれたのです。
なんの事だか分らなかったが、男性と誰とでも親しそうにして教室の後にデートして、夕食をご馳走してもらうらしいのよ。それだけかどうかは知らないけど??
その後は女性をジロジロ探すのを控えていたら、ある日電車を降りた時に「アノーっ」と女性から声を掛けられた。「もしかして教室に行かれるんですか?」と。
歩きながらの話で、同じ電車で1駅違いに住む人と分かった。体形は、彼女K子は身長163cm・細め・雪国出身・ご主人は自宅近くで個人商店営業。私は175cm・70kg・やせ型・都会出身。
「知り合いが無くて、往復一人は寂しかったの・・」早速その日の帰り道でお茶飲みして、翌日から往復共に電車に乗り合わせた。雪国出身のK子は私が40才迄に子供をつれてスキーを楽しんだ処と分かり、親近感が涌いたのです。
それからは毎回教室の後に喫茶店に立ち寄り、懐かしい話や今の環境の話を話題に、一層親近感が深まっていったのです。K子曰く「貴方みたいに雪国を知ってる人は初めてよ!!」と喜んでいたのです。
ある日「次回は主人が友達と一泊で釣りに行くの、良ければ夕食をご一緒したいの!」と嬉しそうな顔で誘われました。
K子のルックスも会話も気に入ってたので、OKをした上で私がプランを考えたのです。つまり、その日の教室の後の午後の過ごし方と夕食の場所を考える事にしたのです。
その当日は、午後3時に教室が終わった後に、夕食までをカラオケボックスで歌謡曲をデュエットで歌う内にダンスも楽しんだのです。二人が歌を口ずさみながら右足をK子の股の間に入れてユックリとコネコネすると「アーッダメーッ」と言いつつも私に押し付けてきたのです。
もう夕方ですが興奮が収まらず、そのままラブホに入ったのです。その時に初めて「こんなおばさんを・・なんの役にも立たないわよ、何年ぶりだもの」見事、二人は結ばれたのです。
お互いにゴムもつけずに「気持ちイイーっ」の言葉と共に暫く、抱き合ったままを楽しんだのです。
なんと毎週の教室のうち、月二回は教室の後にラブホに直行し、自宅では「友達とお茶してたの・・」とごまかしつつ遅めの夕食をしてたのです。
60過ぎの奥さんが、浮気してセックスを楽しむなんて、と反省する気持ち以上の悦びは月二回で一年間続いたのです。