同窓会で会ってから不倫に発展する話はよくありますが、俺の場合はもう少し複雑。
昔昔大学時代にある女に告白された。
名前は良美、20才同士で付き合いだした。
ものすごくラブラブで家が近いこともあり毎日会っていた。
良美はスラっと背が高いが巨乳で脚が綺麗。明るい性格で俺は良美にゾッコンだった。
良美の父親は中堅企業の創業者2代目社長。会社名はその時は聞かなかったが、厳格な父親で我々の交際には良い顔はしてなかったらしい。
良美は女姉妹だったので、もし俺と結婚すれば俺は将来の社長になることも考えられた。
しかしあんなにラブラブだったのに、一年後に良美には歳上の彼ができ敢えなくフラれました。
初めてあんなに人を好きになったのでとんでもないショックで一年ほどは立ち直れなかった。
しかし時が過ぎ、良美のことも忘れて、俺は結婚し子供も授かった。
不倫はちょくちょくしていたが、基本的には家庭円満で仕事も順調だった。
しかし不況の波が訪れ、期せずして俺の勤めていた会社が無くなり40代後半にもなった俺は途方にくれた。
そこでアルバイトでビルの清掃をすることにした。
大学も出てまさか肉体労働をするとは思ってなかったが、家族を守るためには致し方ない。
毎朝早くに出勤し清掃業務に当たる。クタクタになって帰るのだが、俺は働きを認められ1年半後に例外的に正社員に登用された。