いきなり長いタイトルから入りましたけど、この仕事っていうのは水の配達の仕事です。
保育所、幼稚園、中小企業、一般家庭という場所に、水の専用機械を設置させてもらった後は、定期的に水の注文をしてもらうっていう、いわゆるあの仕事の事です。
仕事としては安い月給の仕事ということもあり、内容は簡単。めんどくさい人間関係とかもない。一日の大半の時間は車を運転しているだけで、まぁ水のボトルはそれなりに重たいかなっていうところです。
そしてこの仕事にエロ要素なんて基本的にありません。たまに若い女性が住んでいる部屋に上がらせてもらって機械の設置や水の交換をする事も多々あるけれど、実際のところは玄関に水を置いて帰るか、機械の設置と言っても台所やキッチン周辺にモノを置くだけなのでこれといって何かある訳でもない。
そんな仕事を5年近くやっているけど、その中でのありえない非日常的な出来事に遭遇したのでレポートしてみたいと思います。
そのお客さん、「市原さん」としておきましょうか。市原さんは、年齢は33歳~36歳くらいに見える方。家は一戸建てに住んでおり、家のグレードから考えると旦那さんは中流階級の人である事が分かる。
玄関の靴や庭においてる自転車から見れば、小学校1年~3年くらいの女の子がいるらしい。
その市原さんが水の契約を始めたのが去年の11月初旬。そして機械の設置に行ったのがもちろん僕でした。(ちなみに僕というのは27歳です)
最初、設置機械とサービスでの水を持っていくのですが、第一印象は(なんだか、エロイなぁ~このオクサン)っていうのが正直なところでした。
というのも11月の寒い時期ですよ。普通は家がどれだけ暖房が効いているといっても、基本、冬の服装ってそれなりに着こむものだと思うんですけどね。しかし、この市原さんは自分の体形に余程の自信があるのでしょう。
セーターワンピースっていうのか?それこそほんと、セーターみたいな生地なんだけど、形状はワンピースな感じで360度余す事なく身体に吸い付く感じの服。
髪の毛も少し茶髪が入った感じの方で、女性といっても色々いますが、少なくとも「清楚」「可憐」というイメージではなく、どちらかと言えば「素人の持つエロさ」といったほうがふさわしい感じの方でした。
アダルトビデオで言えば、清楚なイメージを醸し出す有名女優が出演しているタイプのものではなく、街角でオッサンにナンパされて車内に連れてこられて、金に釣られていろいろやっちゃう素人女性っていったほうが分かりやすいかもしれませんな。
話を戻しましょう。
とりあえず水の機械本体は最初は箱に入っているので、それなりに大きいんですよ。トラックの荷台から下ろして玄関のベルを鳴らしたけど、留守でした。となれば二度手間になるので最初にいいるかどうか確認してから機械を下ろすんですね。
ま、いつも通りな感じで玄関ドアのベルを鳴らして「こんにちはー、〇〇(社名)ですー。機械の設置にお伺いしましたー」と元気な配達員っていう感じで挨拶する訳ですよ。
するとお客さんは「はいー今いきますー」っていう感じで玄関ドアを開けてくれるのですが、一戸建ての場合は大体その間に荷台から機械を下ろして既に玄関で待っているっていう感じになります。
そして玄関ドアがガチャリと空いたら、「失礼しますー」と機械と一緒に上がらせてもらうのですが、この時に市原さんの第一印象が決まった感じですかね。
もう一発目から、玄関に入ろうとしている僕に、スリッパを用意してきたのですが、(スリッパとかいらないんですけどね)その瞬間、目の前でいきなりしゃがまれてワンピースからパンチラ。しかもガチ青!っていう感じの濃い色のパンツ。
逆にスリッパなんて履いたらフローリングに滑ってやりにくいんですけど、いちおう出されたものなのでスリッパをはいて指定の場所に機械を運んでいきました。(過去に出されたスリッパをはかずに作業して床に傷をつけたとかいうクレームもあったので)
機械自体は1階のリビングにあるソファーの隣の空いた空間。コンセントの都合もあって1階の庭へと通じるベランダ側の一角に設置する事になりました。
そして次のエロは、機械を設置する空間(で僕が作業するためのスペース)を作るために、ソファを「よいしょ!よいしょ!」とずらしてくれるのはいいのですが、その恰好がなんというか、、ケツをこっちに向けながらその動作をするもので、ただでさえ服に身体の凹凸が吸い付いてるものだから、尻の形からパンティラインから、事もあろうに若干、透けてるんですわ。明らかに地肌の部分とパンツの部分の境界がはっきり見て取れました。
とにもかくにも、そして箱から開封して機械を設置して点検をしている僕を、ソファーに座ってよこからじー。とその手際を見ながら「けっこう大きいんですね」とか話しかけてきたのです。
(あんたの胸には負けるよ)と心の中で想いながら「そうですね、重量が上にあるものですから転倒する可能性もあるので、あまり揺らしたりはしないようお願いしますね。」なんて答えながら機械の設置をこなしていく僕でした。
機械の設置自体はそんなに時間がかかるものじゃないので、設置と試運転を合わせて30分くらいですかね。それが終われば次のお宅もあるので早々に去っていく訳ですけど、それから定期的な水の配達となっていくのです。
市原さんは水のボトルを週に1度、2ボトルくらい注文する使用料の方でした。そして市原宅の配達エリア担当は僕なので、契約開始から週に1回のペースで市原宅へと向かうわけです。
そうなっていくと、市原さんも慣れてきて、僕に色々と話しかけてきたり、時には茶菓子を出してきたりする訳ですね。
(変わった人だなぁ~・・・)とは思っていましたが、他にも社内では変わっていると言われている数多くの顧客がいるワケですので、こういった人がいない訳でもありません。基本的に市原さんのところへの配達は、何気に長くなる傾向があるのでその日の一番最後の便で配達するようにしていました。
で今年の1月中旬、もう何週間か前の話です。タイトルにあるとおり、「この仕事、かれこれ5年近くやっているけど、こんな展開になったのはじめてやわ」という展開へ突入していきます。