主人以外の男性に、一糸まとわぬ姿で身を預ける。
28年ぶり。
いえ、主人にすらもう8年くらいそんな姿を見せてない私。
53才の私。
セックスという行為が、まだ詳しく知らなかった初体験のとき以上に、私は間違いなく緊張していました。
主人を裏切る不貞行為、相手の男性には申し訳ないけど、お風呂入ってる最中に逃げようか、そんな気持ち。
私みたいなおばさんを誘ってくれた男性に申し訳ない、そんな気持ち。
結婚を控える娘がいるのに、こんなことしたら神や仏は私や娘に罰を与えないか。
緊張と不安、それは私が想像していなのより、何倍もありました。
セックスをするために作られたホテルの部屋は、落ち着いた雰囲気の中にもいやらしさが漂い、私の緊張を増幅させました。
パタン、浴室から出てきた男性。
さあどうぞ、私は促され、もう逃げられない、そう悟りました。
湯船に浮かぶ白い泡、いい香りが漂い、少しだけ、100%の緊張の5%くらい和らいだような気が。
大きな鏡に映し出される、53才のみっともない体。
無駄毛くらい処理しとかないと、みっともない体が余計にみっともない。
処理してるうちに、ここまできてサヨナラでは、男性に失礼過ぎる、私の覚悟が次第に定まったいく。
お風呂を出る。
どうゆう格好で出て行こうか。
あぁもっといい下着着けてくればなあ。
とりあえず、体にバスタオル巻いただけの姿になる。
パタン。
扉が開いた。
長い風呂に、男性は待ちくたびれた様子、腰に巻かれたバスタオルのあの部分が盛り上がっている。
主人55才より5つ年下なだけなのに、バスタオルを盛り上げる元気があるのに驚き、私の緊張は再び100%になった。
肩を抱かれながらベッドに倒され、巻かれたバスタオルはあっさりはぎ取られ、私はそのみっともない体を好き勝手にされ、8年ぶりくらいのセックスを、主人でない人に任せました。
私の体の芯が熱くなってきて、あそこを指や舌で攻撃され、もう何も考えられなくなっていたら、硬い棒が私の体内を一気に貫き通し、私は歓喜の声を思わずあげていました。
四つんばいにされると、だらしなく垂れた私の乳首はシーツに擦られ、私が上になると、私のお腹が邪魔で、男性の胸上しか見えない。
再び正常位、体を密着させると、男性は私の中で、見事に果ててくれました。
ああ良かった、男性を気持ちよくさせれた安堵感。
緊張、不安、不貞感はどこへ?
満足感のみに浸った初不倫でした。