私は外回りをしている53才のおばさんで、和子といいます。
相手は同僚で37才の既婚者T君。
ある日、一緒に外回りしていた時のことです。
今、自分一人だから夜は弁当ばかりなんですよ。と、T君が言い出して、私もその話しに釣られていろいろ聞き出していました。
要約したら、T君の奥さんが第二子を妊娠していて、体調が優れなくて一ヶ月前から実家に帰っているとのこと。
幸いなのは、上の子も連れて行ったことと言っていました。
それを聞いて私、奥さんの体調は心配だけど、実家だから大丈夫よ。それよりも久し振りの独身生活を楽しみなさいなと。
ここでちょっと下ネタなことを聞いてみたのです。
ねえT君、一ヶ月も奥さん居なかったらアッチの処理はどうしてるの?一人でやってるのかしら。
まさか溜まりっぱなしじゃないでしょ?
私の質問にT君は辺りを見回していました。
こんなT君に母性本能をくすぐられつつ、いいのよ無理に言わなくて。と、フォローしてあげます。
そして外商が終わる時間になって、私は会社には戻らないけれどT君は?と聞いてみたら、T君も直帰で届けを出したとのこと。
それじゃあ外で一緒に食べようということになって、二人で居酒屋に入りました。
お酒屋も入ってT君が、昼間の話しを持ち出してきました。
奥さんの妊娠が判ってからは、奥さんの口でしてもらっていたんですが、奥さんが居ないとやっぱりアレですよね、一人でやった後に虚しいというか。
ねえ、いつもどんなことを想像しているの?奥さんとのエッチとかかしら?
まあ、ね。口ごもるT君に想像力を掻き立てられて、私は二人のセックスを頭の中に想い描いていました。
そしてふと我に返った時、私も随分と長い間夫に抱かれていないことに気が付きました。
更年期障害が酷かった私はその頃から求めなくなり、また夫も歳を理由にお互いがレスになっていました。
それでも私のほうは、生理が止まって閉経すると、若い頃とまではいかないものの性欲が戻り、寝室別居の布団の中で自分を慰める夜もあります。
T君、可哀想。なんだったら、こんなおばさんでも良かったら相手してみる?
後腐れないし、あなたさえ黙っていたら奥さんには判らないわよ。
私からT君を口説いて合意を得ると、居酒屋から出ました。
向かったのは電車から見える、線路沿いにあるラブホテルの一室でした。
平日だというのに、空き室が僅かなのに驚きました。
スーツをハンガーに掛け、ブラウスを脱ぎ、続けて下着も脱いで全裸になりました。
歩き回って汚れた身体を申し訳なく思い、シャワーを使って洗い流します。
抱かれる前、私は閉経していることを言って、中に出しても構わないことを伝えました。
ごめんね、張りのない身体で。
彼の手が、指が、私の身体を撫でて触ってくると、私の口からそれに応えるように喘ぎが洩れてしまいます。
私も我慢できなくなって、彼のオチンポを握って上下に扱いてあげました。
フェラを要請されたけれど、奥さんと違うこともあるのでお断りしました。
そしていよいよ彼を迎え入れることに。
私にとってもセックスは何年か振り、お久し振りです。
オチンポの先をビラビラの間で何度も上下に往復させています。
クリトリスがあるところをズンと突いたりします。
焦らさないで早く入れて欲しい。
そう思い始めた頃、オチンポの先が少しだけ入り口をかすめました。
あ、そこに入れて。
思わずそう口走って、オチンポの先を追うように腰を浮かせていました。
彼のオチンポの全てではありませんが、ヌルッという感じで私の中に入りました。
久し振りに味わうオチンポの感触です。
この感触を奥まで感じたくて、もっと奥まで入れてと彼にお願いしていました。
彼の動きに合わせて私も動いていました。
お酒が入っていることもあり出そうもないと言っていた彼。
くはっ。そんな彼にイキそうな気配を感じました。
我慢しないで中に出していいのよ。私が言うと彼は頷いて腰を押し付けてきました。
出るよ、出すよ。
荒い息づかいの彼にそっと抱きつきました。
ホテルを出る頃から、中から精液が流れ出ていることを感じていました。
生暖かだった精液は、駅で別れる時には下着を冷たく濡らしていました。