私が定年まで勤めていた会社は女性が過半数を占めていて、毎年初夏に温泉一泊の慰安会がありました。
既婚者が多いので、上げ膳下げ膳で家事から解放させたいという会社の計らいでした。
その頃会社の食堂でときどき顔を合わせる、気になる女性がいました。美人ではありませんが、ポッチャリした小柄な身体で丸顔に愛嬌がありました。肌の色が白く裸にしたらどんな、
なだろうと想像させました。
慰安会の宴会の席は籤引きで決まりますが、思いがけないことに、彼女の隣席になりました。
お酒が入って緊張も解けて、話が弾みました。二人の子供はすでに成人して家を出ており、夫は糖尿病の治療中で姑がまだ健在という家庭事情のようでした。宴会がお開きになったのでダンスに誘いました。
手を握るとひたっと身体を寄せてきます。ゆっくりしたブルースに乗って踊り始めると、うなじのあたりから彼女の体臭が鼻腔に心地良く、私のあそこが立ってきます。このままではいけないと湖に面したホテルの庭園へ連れ出しました。
湖面が見える松林の中のベンチに掛けて、ずっと前から気になっていたことと、これからお付き合いをしてほしいと口説きました。配偶者が糖尿病であることでかなりの期間夜の方はレスになっているのでは、という勘ぐりもありました。
話をしながら左手を彼女の左の脇から差し入れて、ブラジャーの上から左の乳房をそっと掴みました。右手は彼女の右の太腿をやさしく撫でさすり、ときどき太腿の付け根に指を伸ばしました。
「もうこんな年になっているのに、私のどこが気に入ったの?」と小声で訊いてくるので、
「全部です」と、顔をこちらに向かせて軽く唇を合わせました。
後ろから大声で話しながら数人が近づいてきましたので、さっと立ってロビーへ戻りました。
明日の帰りは私の車で送るから、朝食を早めにとることを約束しました。エレベーターは二人だけだったので、乗ってすぐにキッスをしました。
明朝7時半頃に、玄関の柱の前に待っていてくれた彼女を乗せて、自動車道を避けて国道を走りました。県境の山の麓にあるラブホテルに向かいます。
「時間があるから少し休みましょう」と言うと、
「こんなこと、私困ります。まっすぐ帰りたいわ」と私の左腕をつかみます。
「でもね、一期一会というか、私にはもうこんな機会はないのです」
言っているうちに車はホテルの駐車場に入りました。
先に私が風呂に入っていると、彼女(名前はチカコです)がタオルで前を隠しながら、恥ずかしいわと言いながら入ってきました。
想像通り真っ白な肌をしていました。湯船の中で舌をからませた長いキッスをしながら、チカコの股へ手を伸ばし、さわさわとした感触を楽しみます。チカコの手を私のものに導きます。
「こんなに硬くなって・・・」と扱いてくれます。さらに硬く大きくなりました。
身体を拭いて手をつないでベッドへ行きます。
柔らかい腋毛があり、陰毛も臍のすぐ下から逆三角形にお尻までびっしりです。剛毛ではなくて雑木林のような感じです。手入れをまったくしない天然そのものが、かえってエロチックでそそります。
さらに割れ目へ指を進めるとヒタヒタとした感じがあって、もう充分濡れています。
待ちきれなくて足を広げて入れようとしたとき、
「もう長い間していませんから、やさしくしてね。ゆっくりとね」と言うのがいじらしく、
「大丈夫、でも痛かったら言ってね」と少しづつ挿入していきます。何の抵抗もなく入っていきました。
「ついにチカコと一つになれたね。とってもいいよ」とささやくと、
「わたしもいいみたい!ねもっと強くてもいいわ」と両太腿で私の腰を挟み付け、足首を絡めてきます。
出張が続いていたのと、家内が生理中だったりして一か月以上もしていなかったので、
私のものはすこぶる元気でした。ついに奥まで当たった感触があって、また入口のところではきゅーっと締め付けてくる感覚が超気持ちよく、
「チカコ、いいおまんこしているなぁ」と思わず口に出すと、
「あなたのもいいわ、私との相性がいいのかもね。とろけるように気持ちいいわ」
チカコははじめはあん、あん、あんと遠慮がちな喘ぎ声だったのが、次第に
「はぁ~ん、はぁ~ん、おまんこいいわ」とよがりだしたので、
「チカコのおまんこいいわぁ、と言ってごらん」と命令すると、
「恥ずかしいわ、そんなこと」と顔を横に振るので、
「それじゃ、もうこれで止めるかな」とからかってみる。
「いや、もっともっとして、チカコのおまんこ溶けるまでして」とのってくる。
もう私も限界になってきたので、もう逝くよとピストンを早める。
「今日は大丈夫だから中に出してぇ」としがみついてきた。
ずーん、ずーんという放出感があって、奥深くにザーメンを送り込んだ。
チカコも同時に逝ったのか、身体全体をピクン、ピクンと振るわせている。
チカコの身体を離れて、並んで仰向けになってみると天井の鏡に素っ裸の二人が写っている。
しばらくするとまた元気が出てきたので、今度はチカコを
上にして騎上位で入れさせる。
もうこれで当分は離れられないな、と思いながらチカコの動きに合わせて下から突き上げてやる。
お互いに家庭があるから、機会を作ることはむつかしいと判っていながら、だからこそ味わいもひとしおなもの
になる、と自分に言い聞かせている。