例の事件の話でした。一瞬、頭が真っ白になりました。勿論、マネくんと二人でシフトだから、その話もでるかな、、、と思ってたんですが、楽しそうに仕事の話をするマネくんに、油断してました。私が絶句してると、マネくんは、「ゴメンゴメン、もう終わった話だし、咎めてないですよ(笑)」と取り繕ってくれました。「まあ、男と女だし、ハルカさん美人だし、俺が店長でも、同じ事してたかも(笑)」マネくんがおちゃらけてくれたので、ハルカも血の気が戻り、冗談を返しました。「その節は、お見苦しい画像をお見せして、ゴメンね(笑)。もっとハルカが、若い女の子だったら、目の保養になったのにね(笑)」マネくんは言いました。「目の保養どころか、、、何回も思い出して、オカズに使わせてもらいました(笑)、、、」「お口に合いました?ってコラ!(笑)」二人で笑ってしまいました。楽しい時間でした。。。マネくんが言いました。「まだ、店長とは付き合ってるの?あ、咎めてないよ(笑)」私は頷きました。「そっか、残念(笑)。フリーならアタックするとこだった」「フリー、というか、ハルカはもともと人妻だよ(笑)。店長くんにも言ったけどさ、うちの職場、若い女の子は沢山いるじゃん(笑)、つまみ食いするなら新鮮な方がイイぞ」マネくんは言いました。「若い女、ってのと、いい女、ってのは、別だからね」少しだけ、沈黙が訪れました。気まずい沈黙ではありませんでした。それは、少しだけ、エッチな沈黙でした。マネくんは洗い物をしている私の方へゆっくりと歩いてきて、私の背後に来ました。私は洗い物をしながら、蛇口から流れる水を見ていました。マネくんが、背後からゆっくりとハルカを抱きしめました。私は言いました。「マネくん。からかっちゃ、ダメだよ(笑)。もうオバサンだけど、、、まだ女なんだよ、アタシ」マネくんは言いました。「知ってる。だから、抱きしめてる」。。。私は何も言いませんでした。その沈黙が、答えになることを、知っていました。私は抱きしめられたまま、マネくんの方に顔を向けました。そのしぐさで、キスがもらえることを、知っていました。マネくんは、ゆっくりと唇を重ねてくれました。でも、最初に舌を絡めたのは、、、ハルカでした。
...省略されました。