更年期だったのか? 体が重怠くなり動く事すら億劫に成り パートを辞めました。
どこが 痛い苦しいと言う事は無いのです。
1年近く体の重苦しさが続き 不順だった生理まで止まり、50前にして体が老化した事にショックでした。
すると それまで重苦しかった体が 嘘のように軽く成りました。
又 清掃派遣のパートに戻りました。
七十に成るパートさんが辞めたいと言う事業所を私が受け持つ事に成りました。
鍵を開けてゴミを集めてると 従業員の人達が出社して来ます。
前居た事業所と違い 皆さん気さくに声を掛けてくれる事業所です。
ちょっと立ち止まって世間話する人も居て 楽しく仕事が出来てました。
そんな中 良く声を掛けてくれたり 私から声を掛けたり、仕事合間の休憩時間などお喋りしてくれる 森岡さん30歳くらいの若い男性が居ました。
話し易く ついつい家の事や愚痴まで話題にして話してました。
森岡さんと お喋りしてるうちに 森岡さんを異性として意識してたと思います。
私は夫も居て 20歳も年下だし 有り得ないと思いつつも 森岡に男を感じてました。
家に帰る車の中で、以前ならこんな事を思う何て事が無かったのに?
生理が終わって逆に性欲が強く成った?
夫とも数年事が無いし!
何て思いながら家に帰りました。
風呂場の鏡に体の前後ろを映し、
『ちょっと太いけど まだ女よね~』
と 普段に事をしてました。
風呂上がり 下着を履いた姿が鏡に映った時!
おへそが隠れる大きい下着に、
『あっ これ!』
直ぐ下着を買いに行きました。
下腹までの下着を買い 履いて見ると 気持ちまで若く成ったような気がしました。
仕事も終わり 倉庫入口で一息ついてると 外に昼食を食べに行く事務の人達が、
「オバチャン 御苦労様」
「今日は 終わり? お疲れ!」
と外に出て行きます。
すると外から森岡が入って来るのが見えました。
「森岡さん 今帰って来たの?」
「昼飯食べに行って来たんだよ!鈴木さん 帰り?」
私の隣りに座り タバコを吸い出しました。
「森岡さん 結婚する彼女居ないの?」
「それが‥居ないんだな~ もう30なのに(笑)」
「30何て まだ若いわよ! 私なんか50超えて やんなっちゃうわ(笑)」
「えぇ 鈴木さん 50超えてるの? まだ40少しだと思ってた!」
「それは ちょっと褒め過ぎじゃない(笑) 50前 上がって女も終わってるのよ!(笑)」