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不倫体験告白

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カテゴリ: 知り合いの人妻
掲示板名: 不倫体験告白
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1:秘密
投稿者: 麻子
今から考えれば、きっと寂しかったんだと思う。
それを埋めるためにしてしまったことから抜け出せない私。
私の名前は麻子、44才のパート主婦です。
今は夫と2人の息子に囲まれて、傍目から見ればごく普通の幸せそうな家族で暮らしています。

私には誰にも言えない秘密があります。
実は、今から15年ほど前から夫の部下だった男性と不倫をしています。
15年前、私たちは仙台にいました。
結婚6年目、上の子が4才でした。
夫は私よりも5才年上で当時仙台の支社で営業課長でした。
その夫が東京の本社へ栄転することになったのですが、ちょうど同じ頃に私の父が脳梗塞で倒れてしまい母1人では看病しきれないために、落ち着くまでしばらくの間夫に単身赴任してもらうことにしました。

夫には安藤君と言う同じ大学出身の部下がいました。
入社2年目の長身の子で同窓ということで夫が可愛がっていて、給料日前になるとよく夕飯を食べに来ていました。
夫が単身赴任して1ヶ月ほどたった頃だと思います。
夫から週末に東京に来てくれと言う電話がありました。
もちろん私も行きたいんですが、4才の子どもを連れて荷物を持って行くのはたいへんだからというと、安藤君の実家が東京で週末に車で帰省する予定があるから一緒に載せていってくれると言うので大喜びで行くことにしました。
この時は夫の住む社宅まで送ってもらい、一週間後の日曜日の夕方に仙台まで連れて帰ってもらいました。
夫に頼まれて、私たち親子を迎えに来るためにわざわざ仙台から来てくれたようです。
その後も、安藤君は実家に帰省するたびに荷物を運んでくれたり私たち親子を送ってくれたりと、いろいろと良くしてくれました。

そんなことが半年も続いたでしょうか、東京にいる夫から忙しいからしばらく仙台へは帰れないし、私たちにも来なくてもいいとぶっきらぼうな電話がありました。
私は本当に仕事が忙しいのだろうと思い、母に息子を見てもらいながら父の介護などをやっていました。
そんなある日曜日、息子を連れて近所のスーパーでお買い物をしているときに安藤君と偶然出くわしました。
ちょうどお昼時だったので、スーパーの中にあるフードコートで一緒にお昼を食べたんですが、安藤君は私に何か言いたそうにしていました。
多分息子が一緒だったから自重したのだと思いますが、何か言おうとして口をつぐみました。
その日はそれだけで別れたのですが、私は安藤君が私に何が言いたかったのかとても気になっていました。
それからちょうど1週間後、久しぶりに夫がこちらに戻ってきて週末を過ごして東京へ帰りました。
その時は2か月ぶりに夫に抱かれたのですが、なんだかいつもとは違って事務的と言うか、私をうわの空で抱いて帰った気がしました。
その翌週の水曜日だったと思いますが、夫から安藤君にスーツを持ってきてくれと頼んだので用意しておいてほしいと電話がありました。
この頃、父の容体が芳しくなかったので看病から来る疲労とストレスがピークで私自身パニック状態でしたが、安藤君からも電話があり、土曜日の朝から帰省するついでに持っていくとのことでしたので、私は使ってばかりで悪いから金曜日の夜にご飯でも食べに来てと言いました。
私は安藤君を呼ぶのに息子を母に一晩預けました。
と言うのも、この前会った時に私に何が言いたかったのか聞きたかったのと、夫が帰省した時の態度が心に引っ掛かっていたからです。
もしかしたら慣れない東京で忙しい思いをして鬱にでもなってないか?食事や掃除洗濯はちゃんとしているか?そういう事を心配していたんです。
こういう話は息子がいてはなかなかできませんから、母に訳を言って預かってもらいました。

金曜日の7時過ぎに安藤君が来ました。
会社の帰りに直接バスで来たというので、ビールを出しました。
夕食を済ませた後、場所をリビングに移してお酒を勧めながら気になっていたことを思い切って聴いてみましたが安藤君は急に表情を暗くして黙ってしまい何も言ってくれません。
それでも私が何度もお願いすると、ようやく重い口を開いて話し始めました。
安藤君の話、それはショックでした。
夫は鬱になるどころか、同期入社の独身女性社員と不倫中だというのです。
それも、毎日ではないにしろ、その女性が夫の部屋に行って掃除や洗濯までしているとのこと。
しかもその話を後輩の安藤君に自慢げに話したそうです。
私は我慢できずにソファに掛けていた安藤君の膝のところに顔を埋めて号泣しました。
安藤君は困った顔をしながらも、いろいろと優しい言葉をかけてくれましたが、そういう言葉を聞けば聞くほど逆に涙が止まらなくなりました。

どれくらいの時間そうしていたでしょうか、電車が終わってしまう時間まで安藤君に付き合わせてしまいました。
安藤君は「もう帰れないなぁ…こうなったら仕方ない。僕で良ければいくらでも愚痴聴きますから、取り敢えず座ってください」と私にソファーに座るように優しく言ってくれました。
私は安藤君の言葉に甘えて夫に裏切られた胸のうちだけではなく、育児や父の介護で精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいだと話しました。
話しているうちに自然と涙が溢れ出て、何度も泣きました。
安藤君は泣いている私の手を取って「僕もショックですよ。お二人は憧れの夫婦だったんです。将来は奥さんみたいな女性と結婚して同じような家庭を築こうと思ってたのに…」と言ってくれました。
私はそう言われて「ごめんなさい、私たちのせいで夢を壊しちゃって」と安藤君に謝りました。
すると安藤君が「とんでもない、奥さんは何も悪くない。僕は奥さんの味方です。何かあれば僕がいつでも力になりますから、もう泣かないでください」と言って、私の手を強く握りました。

安藤君のこの言葉を聞いて、私は泣きながら安藤君に縋り付いてしまいました。
でもその時に不意に力強く抱きしめられたので、私はハッとして「ごめんなさい…つい…」と言いながら安藤君から離れようとしましたが、安藤君は私を抱きしめたまま離そうとしませんでした。
「安藤君?‥離して‥」「僕、本当は奥さんのこと‥」「そんな‥ダメよ‥」こんなやり取りがあったと思いますが、半ば強引に唇を奪われました。
本来ならば突き飛ばすなり叩くなりして抵抗すべきだったのでしょうが、不思議と抵抗する気にはなれませんでした。
安藤君は私をソファーに押し倒すと、上に覆い被さるようになりながら何度も何度も唇を求めてきました。
口付けは回を重ねるごとにだんだん激しくなっていき、とうとう安藤君の舌が私の閉じた唇を割って入って来ました。
舌を吸われ口の中を舐め回されていると、それが心地よく感じてしまうようになるまでそれほど時間はかかりませんでした。
そしてそのまま耳から首筋へと唇を這わされると、私は思わず安藤君にしがみついてしまいました。
安藤君がセーターとブラウスの下から手を入れてきました。
そしてその指先がブラジャーの下から入って来て乳首に触れると、「あぁんっ!」一瞬電気が走ったように感じてしまい思わず声を漏らしてしまいました。

安藤君はブラウスとセーターを一緒に捲くり上げてブラジャーを外しました。
私は元々体形に自信がない上に出産と授乳を経験したので、お腹の妊娠線と萎んでしまったバストは夫にも見せたくないほどコンプレックスを感じていました。
「こんなことダメ、恥ずかしいから離して」私が慌てて体を隠そうとすると、安藤君が私の両手を優しくつかんで「奥さん、凄くきれいだ‥」と言って乳首に吸い付きました。
片方の乳首を指で愛撫されがら吸ったり舐めたりされているうちに、私はすっかり感じてしまい頭の中では受け入れるつもりなどないはずなのに、安藤君に身を委ねてしまいました。
安藤君の乳首への愛撫は執拗でした。
その執拗さがその時の私の気持ちに妙に訴えてきました。
恐らく夫に事務的に抱かれて間もない頃だったからだと思いますが、それに比べて私の体を執拗に愛撫してくれる安藤君がたまらなく愛しく思えてしまったのも事実です。
やがて安藤君の愛撫は私の下半身に向かって徐々に降りていきました。
男性にこんなふうに愛撫されたのは新婚当時以来でしたから、それはたまらなく感じるもので自分でも思いがけずいやらしい声を漏らしていました。
その愛撫がおへその少し下あたりで一旦止まりました。
が、次の瞬間、安藤君はスカートのファスナーを下げると、スカート、パンスト、パンティーをいっぺんにずり下しました。
「あっ!ダメ!」私は口ではそんなふうに言ったと思いますが、安藤君は私が下半身に着けていたものをそのまま一気に脚から外してしまいました。
そして上半身に着けていたものも私の体から外して床に置きました。
私を全裸にした後、安藤君も着ていたものを脱ぎ捨てて床に投げ捨てました。

私は恥ずかしくて俯せになって体を隠そうとしましたが、安藤君は私を仰向けにすると一旦止めたおへその辺りから再び愛撫を始めました。
安藤君の顔が私の脚の付け根のところまで来ました。
私は恥ずかしくて脚を固く閉じながら「あっ、ダメ…やめて…」みたいなことを言いましたが、安藤君の力にはかなわず脚を押し広げられてしまいました。
当たり前のことですが、まさかこんなことになるなんてまったく考えていなかったので何の準備もしていませんでしたから、汚れたままのアソコを見られるなんて、女性としてこんな恥ずかしいことはありません。
それなのに安藤君はそこをじっと見つめながら「奥さん、きれいですね」なんて言いながら触り始めました。
安藤君に優しく触られると聞くに堪えないような恥ずかしい音がしました。
「あっ!いやっ!」私は恥ずかしくて上ずった声でそういいました。
しかし、すぐにもっと恥ずかしいことが。
安藤君が汚れたままのアソコを口で愛撫しはじめたんです。
「いやっ、汚いから止めて」私は思わず叫びましたが、安藤君は「奥さんの体に汚いところなんかない」と言って止めようとしません。
私はすぐに感じ始めました。
自分でも信じられないほど感じてしまって頭の中が真っ白になりました。
そして何度も何度も達してしまい、体の震えが止まりませんでした。

安藤君が愛撫を止めて私の両脚の間に体を入れてきました。
そして腰を抱き寄せるようにしながら…
「あぁっ!!」安藤君の分身が私の中に入って来ました。
そしてそのまま激しく突いてきました。
固い分身が私の中で暴れ回るように激しくされて、夫との営みでは考えられないほど何度も達してしまいました。
自分でも信じられないくらい濡れていたようで、聞くに堪えないような恥ずかしい音を部屋中に響かせて、ソファーにも大きなシミを作ってしまいました。
「奥さん…このまま中で…良いですか?」安藤君が私に言いましたが、それに答えることができないくらい感じていました。
「あぁっ…奥さんっ!」「あっ!だめっ!」やっとのことで答えましたが、安藤君は私の中で果てました。
中で出されたときにしか感じることのできないあの快感、私はまた達してしまいました。

事が終わって冷静になると、安藤君が私に何度も頭を下げながら謝ってきました。
私は中で射精されたことが心配だったので安藤君の言葉を遮るようにシャワーを浴びに行きましたが、そんな安藤君をとても可愛くも頼もしくも思ってしまいました。
安藤君が出したものを念入りに洗い流して戻ると、安藤君は裸のままで私のことを待っていて再び謝りました。
私がもう謝らなくてもいいと言うと安藤君はタクシーで帰ると言って服を着始めましたが、私の方から泊まっていくように言いました。
夫の話を聞かされて、一人でいるのが嫌だったからです。
いいえ、それは自分への言い訳で、本当は安藤君に一晩中抱かれたかったからです。

私は安藤君にもお風呂に入るように言って、ベッドを整えました。
ダブルベッドですが、シーツを替えて夫の枕を片付けてお客さん用の枕を置きました。
ベッドから夫の匂いを消したかったからです。
いけない事なのに、夫との時よりも積極的になっている自分が信じられませんでした。
支度を終えて部屋に戻ると、安藤君も腰にバスタオル巻いて戻ってきました。
私は安藤君には目も向けずに「そろそろ寝ましょう」とだけ言って寝室に向かいました。
本当のことを言うと、恥ずかしさと後ろめたさで安藤君を見ることができなかったのですが、安藤君も小声で「はい」とだけ言って私の後をついてきました。
寝室に入ると、私は自分からパジャマを脱ぎ捨てました。
そして安藤君が巻いていたバスタオルを引っ張って外して抱き付きました。
安藤君は少し驚いたようでしたが、そんな私をしっかりと抱きしめてくれました。

「私の味方よね?いつでも力になってくるのよね?」抱き付きながら安藤君に問いかけました。
安藤君は私の目を見つめて頷いてくれました。
そのまま激しいキスを交わしながら二人でベッドに倒れ込むと、止まることなく愛し合い始めました。
さっきは安藤君に半ば強引に押し切られて許してしまいましたが、この時は私も悔しさ淋しさを紛らわそうと安藤君のことを思い切り愛しました。
その場にいない夫への当てつけのつもりが半分、残りの半分は恥ずかしいけれど私自身の淫らな欲望を満たしたい一心でした。
安藤君は先ほどにもまして、私の体を貪欲に愛撫しました。
いけないことをしていると言う気持ちが逆に私を高ぶらせ、夫との営みでは出さないような声を上げたり、言えないような言葉を吐いたり、淫らな仕種をしたりしました。
そして安藤君の愛撫を遮り、私の方が上になって安藤君の体のいたるところを舐め回したりキスしたりしました。
夫にするときにはあまり考えずにしていたことを、安藤君を喜ばせようと自分なりに考えながらしました。
特に安藤君の分身はじっくりと念入りにしてあげました。
夫のものとほぼ同じ大きさですが、若い子らしく固く反り返った分身を根本から先までじっくりと執拗に愛撫すると、安藤君は女の子みたいな呻き声を上げながら私に身を任せました。

私は安藤君の分身を立てて、その上に腰を落としました。
自分から安藤君を迎え入れました。
ゆっくりと腰を動かし始めると、安藤君もそれに合わせて下から突き上げてきました。
湿り気のある摩擦音と私の淫らな呻き声、そして安藤君の拍荒い息が薄暗い寝室に響きました。
私はすぐに達してしまい安藤君の上に崩れ落ちましたが、安藤君は体を入れ替えると私の上になって固い分身を激しく突き入れてきました。
そしてそのあとは私をうつ伏せにしてお尻を引き上げるとバックから挿入して来ました。
もちろん夫との時もバックでされることはありましたが、安藤君に激しくされると感じ方がまるで違い、立て続けに何度も達してしまうほどでした。
安藤君はこの時も私の中に射精して果てました。
時間にしたらそれほど長くなかったと思うのですが、内容の濃さは夫との時とは比べ物にならないほど濃く、私は手足を動かすのも辛いほど痺れたような感覚に陥りました。
ただ、やっぱり中に射精されたことが心配になり重い手足を引きずるようにお風呂場に行き、シャワーできれいに洗い流しました。
翌朝早い時間に安藤君は帰宅しました。
ほんの3時間ほどしか眠ってなかったと思いますが、東京へ行かなくてはと言うことで帰りました。

このことがあって以降、私と安藤君は人目を避けて逢瀬を重ねるようになりました。
不貞をはたらいた夫への復讐と言うのは自分への言い訳で、本当は心と体の淋しさや疼きを安藤君に癒してもらいたかった、そして若い安藤君のとの激しいセックスに溺れてしまったと言うのが本当のところです。
ただ、私も父の介護や育児、それに人の目もあるので頻繁にと言うわけにはいきませんでしたが、それでも週に一度は母や息子にに嘘を吐いて病院を抜け出しては外回り営業の安藤君と落ち合って、知り合いに見つからないように少し遠いところにあったホテルで愛し合いました。
忙しい時には1時間程度、時間があるときには5~6時間、二人で甘いひと時過ごしました。
安藤君はいつも優しく愛してくれました。
セックスも、どちらかと言えば私本意のものでしたが、そんな安藤君がとても乱暴に貪欲になるときがありました。
それは夫が帰ってきた週開けの月曜日です。
当時は2ヶ月に1度程度、夫が帰ってきて週末を過ごしたのですが、その翌日は必ず安藤君から会おうと連絡があり、ホテルに行くと言葉遣いも態度もいつもの優しい安藤君とは違って、とても荒っぽく、また、とても執拗でした。
普段なら週に一度の逢瀬もその週だけは毎日のように呼び出されては激しく抱かれました。
恐らく嫉妬のようなものなのでしょうが、会うと決まって夫と過ごした週末のことを聞き、私の答えを聞いては異様に激しく私の体を責めました。
私も私で、本当は夫としてない時でも「すごく良かった」とか「こんな風にされて狂いそうになった」などと、安藤君の嫉妬心を煽るようなことを言って激しくされるのを楽しみました。

こんなことを半年ほど続けた頃でした。
安藤君と愛し合った日の夜、息子とお風呂に入っているときに胸の脇辺りに異変を感じました。
そして直感的に「もしかして妊娠したのでは?」と思いました。
翌日になると乳腺が張り始めたので、直感が確信に変わりました。
なんとかしなければなりません。
私は夫に電話して、「淋しくて死にそうだから今週末に帰ってきて欲しい、帰ってこれないならば私が行く」と言いました。
夫は私の願いを聞いて週末に帰って来ました。
その夜は私から激しく求めて、夫に私の中で射精させました。
私の態度に最初のうちは戸惑っていた夫も久しぶりの夫婦の営みを楽しんだようで、珍しく金曜土曜の二晩とも私を抱いて帰りました。
それはまるで結婚する前、二人が付き合い始めた頃のように私を愛してくれました。
その時の夫の態度に、私は初めて安藤君とのことを罪に感じて自分を責めました。
でももう遅い、私は安藤君の子どもを宿してしまったんです。
2週間ほどほど待って、私は夫に電話をかけました。
そして「生理が来ないのと、なんとなく体の様子がおかしいので市販用の妊娠検査薬を買って調べたら陽性だった」と伝えました。
夫はかなり驚いたようですが、それでも二人目の子どもができたと大喜びしました。

私は罪の意識に苛まれました。
一番いけない嘘を夫に対して吐いてしまったことと、いくら原因が夫にあったにせよ安藤君と不倫をしに妊娠してしまったこと。
それに、安藤君に会うための時間を作るために幼い息子や母、そして病気の父まで騙していたこと、周りにいる大切な家族を騙し続けて不貞を重ね続けたことに対して狂ってしまうほどの罪を感じました。
でも、一旦授かった命を始末することなど私にはできませんでした。
私が死ぬまで黙っていれば誰も傷つかない、そう信じて生むしかないと思いました。
もちろん安藤君にも正直に話しました。
安藤君もショックを受けたみたいでしたが、自分の責任だから逃げないと言ってくれました。
但しそれから数年間、安藤君は私との不倫関係を断ちました。
そうして10か月後、下の息子を無事出産しました。
幸いと言っては罰が当たりそうですが、夫と安藤君は同じ血液型、顔だちもどことなく似た感じだということです。
出産後、安藤君は関西へ転勤し私も夫と二人の息子の4人で東京で生活することになり、二人が会うことはなくなりました。

そんな生活が5年ほど続きました。
夫は東京で昇進し、人事異動も横浜の事業所へ移っただけなので引っ越すこともなく生活を続けていました。
もう仙台でのことを忘れかけた頃、安藤君が都内にある事業所へ移動して来ました。
安藤君も関西で結婚し、子供もできて家族で東京に引っ越してきました。
私はその話を夫から聞いたのですが、その時はまた会いたいなどとは全然思いませんでした。
むしろ会うのが怖いと思ったほどです。

ところが、その話を聞いて間もなく、夫が安藤君と家族を我家に招待してしまったんです。
何も知らない夫ですから、可愛がっていた安藤君がまた身近なところに来たのが嬉くて呼んだのだと思いますが、私は激しく動揺しました。
夫に罪がない事は解りきっているのに、とても腹立たしくも思いました。
でも、来ると決まってしまったのだから何とかその日をやり過ごすしかない、それに安藤君だって奥さんも子供もいるんだから、もう昔のことを忘れているだろうと自分に言い聞かせました。
そしてその日がとうとう来ました。
私は前の夜から気になって眠れませんでした。
お昼少し前に安藤君が奥さんと子供を連れてきました。
あの日以来に見る安藤君でしたが、とても幸せそうな感じだったので安心して接しました。
安藤君は夫とビールを飲みながら楽しそうに話をし、私と子供たちは安藤君の奥さんと子供と遊んだりして過ごしました。
夕方、少し早目の夕食をがやがやと騒ぎながら食べた後、安藤君たちは帰りましたが、帰り際に私の目をじっと見つめて会釈して帰った安藤君の眼が瞼に焼き付いてしまいました。
それから何日か経った日の昼間、一本の電話がありました。
誰だろうと思い電話に出た瞬間に心臓が止まりそうになりました。
電話の主が安藤君だったからです。
二人で会って話がしたい、自分はいつでも時間を作れるから会ってくれないかと言う電話でした。
会ってしまえば、その先どうなるかわからないし、もし何か起こっても私はそれを拒む自信がない。
私は何とか誤魔化して会わないようにしようと話をはぐらかしましたが、安藤君の「僕の息子も元気そうで安心しましたよ」と言う一言で、昔の私に引きずり戻されてしまいました。
その翌々日、子供たちを保育園に送って行った後、私はパートを休んで安藤君に会いに行きました。
安藤君は会社の営業車に乗って現れ、私に乗るように言いました。
ファミレスでお茶を飲んだ後、結局車ごと入れるホテルに入られてしまいました。
もちろん拒みました。
でも強引に抱きしめられて唇を奪われてしまうと、もうそれ以上拒むことはできませんでした。

安藤君は会えなかった数年分を取り戻そうてしているかのように、私の体を求めてきました。
私もそうされているうちに、仙台で逢瀬を重ねていた頃に戻ったかのように安藤君を求め、淫らで熱い時間を過ごしてしまいました。
お互いの体を散々愛撫し合った後、安藤君の分身に貫かれて歓喜の声を上げる姿がベッドの真上に張られた鏡に写し出されました。
この日は午前中から夕方まで5時間ほど、私たちは淫らの限りを尽くすようなセックスに耽ってしまいました。
安藤君とのセックスは麻薬と同じです。
一度やめても再び味わってしまうと、その快感から抜け出せなくなりました。
仙台にいた時のような頻度では会えませんが、月に1~2度は会ってセックスするようになりました。
この頃になると、夫と話し合ってピルを服用するようになっていたので妊娠の心配はありませでしたから、安藤君の射精を思い切り感じることができました。


そのままずるずると関係を続けたままいま現在に至っています。
夫とは週に1~2回、安藤君とは月に1回。
私も44になり、それなりに老けてきましたし自分自身の容姿に自信はないです。
でも、いまだにそんな私を安藤君は昔と変わらず情熱的に抱いてくれます。
多分都合の良い女なのかもしれません。
でも、私自身がそれを楽しみにしているのだから、それでも良いかなと思っています。

 
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