一昨日(金曜日)、出張先の名古屋で後輩と落ち合った。後輩の友人を訪
ねて遊びにに来ていたのだが、「先輩、一緒に夜行バスで帰りましょ
う。」、と話を持ちかけられ、ビジネスホテルと昨日の新幹線をキャンセル
した。窮屈なバスだが、朝7時過ぎにはバスセンターに着き、バスを乗り継
いで自宅に戻ったのは午前8時くらいだった。ところが、車庫に車がない。
ボストンバッグを探すが、玄関の鍵が見つからない。女房(34歳)や子供
(7歳と5歳)は中で寝ているだろうと、玄関チャイムを鳴らすが、いっこ
うに出てこない。仕方がないので、近くの終夜営業のファミレスで朝食を摂
りながら外を見ていると、9時頃にうちの車が通り過ぎていった。ファミレ
スの窓から一瞬見えた助手席には誰かが座っていた。もちろん容貌などは分
からなかった。
朝食の全部を食べる気もしなくなり、早々に会計を済ませて徒歩で5分ほ
どの道程を辿った。車庫にはちゃんと車が戻っていた。幸い、車のキーは持
っていて、うちでは車のダッシュボードに玄関の鍵を入れているので、その
鍵で玄関を開けると家の中に入った。風呂場からシャワーの音がするので、
近づくと女房の方も気づいた。「エッ!、どうしたの?。何時帰ったの?。
寝汗かいたからシャワーを浴びているの。朝ご飯はまだ?。」、次々と話し
かけてくる。知らないふりをして笑顔を見せると、女房もニッコリ微笑ん
だ。このサイトでいろんな情報を得ていたので、浴室のドアを閉めるとパン
ティを探したが視野にはなく、脱衣場に置いている洗濯機はすでに動いてい
た。寝室に行ってみたが、ベッドはきちんとしていて、布団の中は冷たかっ
た。
小さな子供が2人もいるので、男と泊まったわけではないだろう。おそら
く、朝早くにラブホに出かけたに違いない。通り過ぎる車を見てから15分
後くらいには自宅に戻れたわけで、すでに女房はシャワーを浴びていた。つ
まり、男は近所に住んでいるのではないだろうか?。
シャワーを浴びた女房はやたら愛想がよかった。「お仕事、お疲れさま。
お風呂を溜めてるわ。ビールでも用意しておきましょうか?。」。風呂の中
で思い返してみたら、浴室では化粧が残っていたのに、風呂から出てきたら
すっぴん顔だった。風呂から上がり、ビールを飲んでいると電話が鳴った。
いつもより電話を取るタイミングが速い。「はい、○○です。お、お間違え
のようですよ。」、という声が震えている。さっきまでやっていた男からだ
ろう。どうせ、「オマエとのセックスはよかった」とかなんとかいう話がし
たかったんだろう。
しばらく睡眠をとって昼過ぎに起きた。2階のベランダに干した洗濯物の
中に、バスタオルで覆われた中にきわどいデザインの黒のブラジャーとパン
ティが吊してあった。普段着けている白のブラとベージュ色のパンティは子
供達の下着と一緒に堂々と干してあるのに…。女房の黒い下着など始めて見
た。
昨夜寝る前に覗くと、洗濯かごの中には朝から着けていた薄いピンクのパ
ンティが入っていた。クロッチの部分にはまだ粘液が付着していて、昨日は
一日中、朝の出来事を思い出して濡れていたのだろう。また、慌てて浴室か
ら出てきたので、中をよく洗えず、男の精液も混じっていたのかもしれな
い。
昨夜、仕掛けてみたらヌルヌルだった。不倫して申し訳ないと思っている
のか、普段と違って積極的だったので、最初は興奮して攻めていたのだが、
無理に声を殺して我慢している女房の姿をみると、途中でやる気が起こらな
くなってしまった。余所の女房を抱くときには、亭主とやった直後にも挿入
できるのに(むしろその方が興奮する)、わが女房だと嫌悪感を感じてしま
った。