タン、タンタン。電車は単調な音を刻んでいる。
車内は人いきれでむっとしていた。
人々は押し黙り、疲れた顔で吊り革にぶらさがっていた。
あぷうっ・…あ、いいつ…
園絵の眉が苦悶によじれた。
真っ赤にほてり、汗がにじんでいる。鼻息が荒くなるのを押さえられない。
後ろにピタッとついている男の右手の指が柔肉を浅くピチャピチャさせてい
る。
コートの下は素っ裸だった。
革ひもでボンレスハムのようにぎっちり後手島手小手に縛られている。
園絵の性感は、ムッとする車内で、鋭いとすほど研ぎ澄まされていた。
どうかなってしまいそう……ウンッ。
衆人環視の中でのプレイに、園絵はすでにメロメロになっていた。
コートの内腿をビクつかせた。
指は電車の揺れに合わせて、ピチヤ、クチュと音を立てうちももている。
したたりが内腿を伝い、ハイヒールにゆっくり流れていく。
前の座席の中年男は夕刊を読んでいて気がつかない。
ホッとするような、恨めしいような変な気持ちだった。
園絵は腿をふるわせて指を味わった。
指の抜き差しが深くなった。
「ウ・…・」
黒いハイヒールが、こらえきれずカタカタする。
園絵の顎がうわむいた。
眉間に縦皺を深く刻む。
内腿をビーンと引きつらせた。
指がスッと抜かれた。
--いやよ、いやっ…ああっ。
手が戻ってきた。指がまたいじりだす。
--いいつ……こ、これよっ……アッ、ア、な、園絵、イッちやうっ。
乱暴な指の抽送だった。肉芽をねじられ、壷をヌチャヌチャとこねくりまわ
された。
柔肉から淫液が泡を立てて噴きだし。ハイヒールがぐっしょりとなる。
園絵は、抱きすくめられたコートの腰をにググッとせりだした。
黒髪が揺れフウンッ、フウンッと熱い鼻息がこれる。
‐-だめつ、そこ……アウッ、ううんっ。
アヌスに指がねじこまれた。
直腸の中で指は鈎になり、腸壁ごしに熱くたぎった子宮をこづきだした。
園絵のコートの白い脚がブルブルふるえだ。
ち、ちょっと、待って。
もうろうとした頭の中を意識がよぎった。
手が三本になっている。
腰と前と後ろの三本だ。
園絵はのけぞって、マスクの顔を後ろにねじむけた。
見知らぬサラリーマンが、折りたたんだ新間を読んでいる。
無表情だった。
園絵はこわごわと下を見て、瞳を見開いた。
サラリーマンの手が入っている。
あわててふりむいた反対側もそうだった。
一人は片手で新間を読みながら、腰を抱きしめ、ウエストの肉をもみしだい
ている。
無表情だった。
--イヤアッ。
ハイヒールの脚がガクガクおこりのようにふるえた。
園絵は大腿をこすり合わせ、逃げようと暴れた。
アヌスの指が鈎を作り、園絵を逃がさない。
くびれた腰にまわされた手が、がっしりつかまえている。
柔肉の措か敏感な央起の度をむきあげ、ネトネトつまみ転がした。
ハイヒールの脚から刀が扱けた。抽送が開始された。
アヌスの指が直腸の奥深くをかきむしる。黒いハイヒールの脚がズルズルと
開いていった。
アアッ…・こ、こんな・…。瞳がねっとりとうわむいた。
波が押し寄せてくる。園絵はあらがいを捨てて、す-っと身をまかした。
子宮が下にググッと落ち、瞬間を待っている。
「ウウッ」
白い喉がのけぞった。コートの下の後手島手小手の手をグッと握りしめる。
膣が、肛門が、見知らぬ男の指をヒクヒクと食いじめている。園絵は魂を飛
ばした。
前の座席の男が怪談そうに夕刊から目をあげた。
ミニのレインコートに風邪マスクをした若い女の大腿から、泡まじりの粘液
がッッーッと流れ落ちてゆく。男は目をしばたたかせた。
園絵は、フウンッ、フウンッと鼻息を立て、座席の男を見つめた。ねっとり
ぬめ光った内腿の細かい痙撃は、まだ止まらない。
ガタン、ガタン、ゴー。
隙間風がもれている。揺れが激しい。園絵は連結部に追いやられていた。
見知らぬ無言のサラリーマンたちにとりかこまれていた。
通路の両端の男たちが新間を大きく広げて、中をかくしている。
もう、やめて……やめてよっ、おねがい,…ううつ。
園絵は頬を泣き濡らした。
二人の男がチャックを降ろし、脈打った肉棒を取り出している。
無言だった。
車内アナウンスが次の停車駅を知らせている。
一人が、ぬめ光った勃起にたっぷりと淫らなローションを塗りこんだ。
凶悪な肉塊が天をついている。
見たことも無いような大きさだった。
園絵は後ろむきにされ、
連結部のアコーデオンに頬をねじつけられた。
マスクの頬は涙でぐしょぐしょだった。
イヤー…・ゆ、ゆるしてッ……。
膝裏に手をまわされ、ハイヒールの片脚を持ちあげられた。
ムオッ…・オ…
コートの後ろ手緊縛の体が弓なりにそった。
アヌスにヌルッと巨大な亀頭が押しこまれる。
園絵の白マスクの瞳が、カッと見開いた。
アナルセックスは初めてだった。
充血しきった粘膜がめくりかえった。
ズキン、ズキンと肛門が脈打った。
口の中は、唾液であふれかえっている。
貫いた男がハイヒールの脚を持ったまま、まわれ右した。
黒髪がそっくり前にたれさがっている。
もう一人が前にいる。
「ウ……アオッ……」
黒髪が後ろにのけぞった。
宙に浮いた黒いハイヒールがピクンピクン揺れる。
前も大きすぎる肉棒でみっちりふさがれた。
二つの雄大な勃起が薄い内壁をへだててすれ含う。
園絵は肉棒の隙間から次々と淫液をほとばしらせた。
異様な内蔵感覚に体が暴走している。
目がかすみ、思考に膜がかかり、何も見えなくなった。
二つの棒につき刺されて、知覚だけが、闇の世界をさまよった。
ハイヒールの脚を降ろされ、
園絵は自分の重みで串刺しになった。
前後の男は、連結部を境にして別々の車両に立っている。
園絵を串刺しにしたまま、また新間を読みだした。
無言だった。
電車がガタンとレールを刻むたびに、園絵は白マスクの顎をのけぞらした。
黒いハイヒールの爪先が床から浮いてユラユラとあがいている。
園絵の額は汗まみれだった。瞳が宙をさ迷っている。
ガタン、ガタタン。
線路の分晩ポイントで連結部がきしみを立てた。
それが連続した。
「オッ、オオッ」
園絵はマスクの顎をつきあげ二人の男の谷間で砲嘩した。
子宮と直腸が喜びにふるえ二つの勃起をギリギリと喰いしめた。
どくどくっ・・
音を立てて、二つの肉棒が同時に爆ぜるのがわかった。
経験したことが無いほどの量が注ぎ込まれる。
危ない日だったかしら?
そんなことすら考えられなくなっていた。
目の前にピンク色の靄がかかる。
肉棒が引き抜かれた。
太腿に注ぎ込まれた粘液が流れ出す。
踵まで伝って行った。
白い喉をさらしてビコビコぷるえている園絵を、
男が見おろしている。
指で白マスクの瞼をこじ開けた。
瞳孔がうわむき、痙撃している。
後ろの男に笑いかけた。
男は手を離した。
園絵はガックリと黒髪をたれた。
宙に浮いたハイヒールの脚がひきつっている。
「イッたのか、奥さん」
男が前を貫いたまま、園絵の顎を指先で起こした。
フウンッ、フウンッと鼻孔をふくらませ、
園絵は弱々しくうなずいた。
男の肩に顔を埋め、シクシク泣いた。
余韻の痙撃が、脚にまだヒクヒク続いている。
その足が持ち上げられ、
また別な肉棒が押し当てられのがわかった。
太過ぎる勃起が、潤滑によってあっさりと二本とも飲み込まれる。
さっきの余韻に震える園絵は一突きで絶頂を見た。
園絵の意識がもうろうとしてきた。
いったい何人の男に貫かれたのか、わからない。
何人が注ぎ込んでいったかもわからない。
誰も避妊等、気にするものはいなかった。
全て生で突っ込まれ、中だしされていった。
子宮と直腸はもういきっぱなしだった。
注ぎ込まれるたびに絶頂に達し、汗と分泌液がどんどんしぼりとられてゆ
く。