もう数年前のことですが、僕は、妻に、同時にふたりの男と浮気をされました。
妻の最初で最後の浮気だと思う。
そう信じないと、許せない。
過去のことだと、水に流したい気持ちはある。
でも、今でも、少し検索すれば、妻のハメ撮りが、ネットにバラまかれたままなのがわかる。
愛する妻が、他人の肉棒でよがり、口や性器に精液を注がれる画像は、悲しいことに、夫にとって、最高のオカズでもある。
そうして、水に流したい気持ちが、踏みにじられてしまう。
時々それを、妻に見せる。
もちろん嫌がる。
でも、ちゃんと見て欲しい。
見せると、とてもよく濡れるから。
大量によだれを垂らして肉棒を包む性器なって、感度がいい、逝きやすい体になるから。
後悔してるのは、知ってる。
わかるけど、たまらない。
きみの体が、その快楽を思い出し続ける限り、僕も忘れられない。
だから、ちゃんと見て、濡らして欲しい。
きみの卑猥な痴態を、今日も大勢の男がオカズにしてる。
もし、顔見知りや、身内だとしたら、たぶん毎日。
そんな場所で、そんな下着で、コンドームすらつけず、何も拒む様子もなく。
水に流したい。
でも、僕は今も、癒えない傷を負い続けてる。
当時、妻は、ある女性に人気の趣味のサークルに通っていて、男は、ふたりともそのサークルのメンバーだった。
抱かれるのは、サークルの集まりが始まる前と、解散した後で、電話やメッセで呼び出されてたわけじゃない。
ぜんぜん気がつかなかった。
サークルの集まりは、月に2~3回。
毎回しているのだとしたら、2年で1人数十回、2人で100回くらい。
ひとりは、趣味のコレクションを見せると言って、妻を家に誘った男。
独身の金持ちで、家にセックスをしに行くと、若い家政婦に、いつも冷たい視線で送り迎えされたらしい。
最初は力づくだったって聞いたけど、その子、とめてくれなかったんだね。
毎回、聞き耳をたてた同性に聞かせながらやるって、すごい。
ひとりは、金持ちとの不倫をネタに、体を要求してきたゲス男。
ただのセックスでは飽き足らず、お気に入りの下着や服に着替えさせ、道具や薬を使ってハメ撮りする。
バラまかれているとも思わずに、撮らせ続けてたなんて、お人よしすぎる。
金持ち男に、集まりの前に抱かれる日は、集まりの後で。
金持ち男に、集まりの後で抱かれる日は、集まりの前に。
ゲス男は、その日の金持ち男との不貞をネタにし続けることで、妻を言いなりの性奴隷にしていた。
おまけに、集まりの後で金持ち男に抱かれる日は、戻って来るまで妻の服を返さず、自分が着替えさせた服や下着のまま、金持ち男の家に行かせていたらしい。
ドエムだし、たしかに、そういう羞恥プレイは、好きそうな気がする。
妻の言い分では、ゲス男に体を要求されたとき、すぐどちらとも別れようと思ったらしい。
でも、頼んでもいないのに、毎回、ミニスカートや卑猥な下着をつけて抱かれに来る女の話なんて、まともに聞いてもらえそうにない。
妻のミニスカート姿なんて、もう何年も見てなかった。
ガーターベルトも、1度か2度して、それっきり。
穴あきショーツや、乳首丸見えのいやらしいブラをしている妻など、見たこともなかった。
ピルの飲んでいることも、知らなかった。
離婚しなかったのは、僕には、妻が特別な女性だから。
まだ少女だった時から、ずっと愛してる。
それ以外の理由なんてない。
今日も、きみのハメ撮りで抜いた。
本当の意味で許せるのって、いつだろう。