同僚の急病で、代理の休日出勤。妻の従弟と行く予定のサッカー観戦が流れてしまった。
せっかくのペア券がもったいないということで、無理やり誘われ、スポーツにあまり興味のない妻が同行したらしい。
いざスタジアムに着くと、ペア券をくれた従弟の友達と合流した。彼らは同じ大学の同級生とか。
周囲の熱狂に流され、地元チームが先制点を挙げると妻も立ち上がって喜び、従弟たちとハイタッチ。友人たちの一人がハグをしてきて、結局三人ともにハグされたらしい。
かろうじてアラサーの小母さんとしては、若い男の子たちに抱きすくめられ、嬉びの感情が身体に淀んでしまった。
その後2点取られて逆転、で前半終了。
後半押し込まれながらもなんとか耐え、敗戦覚悟の終了間際になってやっと待望の同点弾。
従弟とその同級生たちとの二度目のハグで、誰かに尻を揉まれたとか。
それを見ていた従弟がもう一度ハグを求めてきて、この時にはしっかりと撫でまわされ、そして揉んできたので、さすが手で押しやり、その時は従弟の身を引きはがしたらしい。
でも内心では、鷲掴みにしてきた男たちの手の感触が尻に残り、腰回りがウズウズし、試合の興奮とは違った興奮が体全体に広がったとか。
アディショナルタイムに入り、残り一分の時のロングボールがうまくつながり、逆転の決勝点が入り、その日最大の興奮がスタジアムに渦巻いた。
今度は三人同時に妻に抱き着き、周りからは見えないように妻の身体を抱きしめ、尻を揉み、大きくもない乳房を揉みしだかれ、挙句股間にまで腕を伸ばされ嬲られたとか。
焦った相手チームの猛反撃が始まったものの、長い15秒間をキーパーのファインセーブで何とか持ちこたえ、やっと終了のホイッスル。
歓喜の声をあげながら、又もや若い男の子らに囲まれ、4度目の、ハグというよりは全身を弄ばれることになった。
所かまわず伸びてくる腕に刺激され、妻も両手を伸ばして、男たちの股間を握り返したとか。
帰りはもちろん大変な混雑。出口はもちろん、出てからも最寄り駅までのシャトルバスには長蛇の列。
混雑が落ち着くまで、近所に住む従弟同級生の部屋へと避難することになった。
と言うが、実質は何が何だか分からないまま、部屋に連れ込まれたらしい。
若い男の子たちから言えば、この小母さん、自由に体を撫でまわさせてくれるばかりか、股間に手を伸ばしても拒否せず、挙句に自分から俺たちの股間に手を伸ばしてきた。
たぶん他人の目のない部屋に連れ込めば、好き物の熟女を弄べ、もしかしたら経験できるかもしれない、その絶好の機会だと思っていたことだろう。
部屋への連れ込みには、簡単に成功したものの、直ぐに服をはぎ取る勇気も経験もなかったようだ。
従弟たちは、妻を嬲るきっかけが掴めないまま、とりあえずは勝利の乾杯。これが巧まずして大成功。
酒に弱い妻が、勢いでビールを飲み干し、気持ちの抑えが効かなくなっていたことを、彼らは知らなかった。
酔って身体をふらつかせる妻を、A男がお姫様抱っこをしてベッドに横たわらせた。
スタジアムのハグで刺激されていた妻は、お姫様抱っこをされている間、A男の首に回していた手をそのまま離そうとしなかった。
妻をベッドに横たわらせようとしていたA男は、首に回されていた妻の腕に引っ張られる形で、妻の身体に重なっていった。
A男はしめたとばかりに妻の身体を抱きしめ、目の前の唇を求めてきた。
この時は二人とも着衣のままなので、スタジアムでのハグの延長的なもので気楽な感じだったらしい。
ただ唇を重ねてくるだけのA男に対し、妻の方から舌を挿入れると、A男は妻の舌を嘗め回すなど、夢中になったらしい。
ハグでキスまでするのかよ、という感じだが。
そして斜め横から妻を抱く形でいたA男は、片手で乳房を包み込むように愛撫し始めた。
乳首への刺激にきわめて弱い妻は、その時点で感受性が強くなり、刺激への反応も強くなっていった。
A男が思わず妻の身体の上に全身を乗せようとしてきたのを、妻は膝を立てて防いだ。
身体中を嬲られることは期待していたが、さすが最後の行為まではと、まだ自制心が働いており、正上位の形になるのを防ぎたかったらしい。
だがその姿勢が、A男と妻の情熱的に見える抱擁とキスを、食い入るように見つめているだけの二人を刺激した。
その日の妻は、Tシャツにひざ下裾広がりのハーフパンツ姿だった。
膝を立てることで、パンツの裾は膝上まで捲れ、太腿が二人の目に曝け出されてしまった。
しかもこのような時に、膝をきっちりと閉じてる女はまず居ない。
無意識のうちに、男を誘うように拡げられているのが自然であろう。
男の体の侵入を待つかのように開かれている両の太腿を覆うパンツの裾の中に、まずB太が手を入れ。奥の方へと撫で上げて行った。
次いで従弟も手を入れ、パンツの奥の股間へと指を伸ばす。
だがその日の妻は、まさかそんな事になるとは思わず、勝負下着でもTバックビキニでもない、裾にレースの縁のついたベージュのババ下着であった。
残念ながら少しならず奥手の二人は、クラッチの上から割れ目ちゃんを撫でるだけで、妻としてはまどろっこしい。
妻は唇を離し、A男にTシャツを脱がせて、とささやいた。
A男は体を起こし、Tシャツの裾をつかんで一気に引き上げ、万歳する妻の腕から引き抜いた。
次いでブラジャーを乳房から押し上げ、ご飯茶碗くらいの形よく盛り上がる乳房を露わにした。
それを見た二人が、ハーフパンツを引きずり脱がせ、下着を剥ぎ取る。
首に絡まるブラジャーを外し、全裸をさらけ出した妻は、ベッドのそばに並び立ち、眼を大きくして妻の裸身を凝視する三人に、見せつけるように脚を開いた。
三人の眼は、妻が脚を拡げるにつれ、股間へと移動する。
やはり最後は、股間を愛撫させなきゃ、納得しないだろうな、と妻は思った。