雑木林に囲まれて、夕日が早く沈むばあやの郷は、今日も静かに暮れていく。
子供たちが寝静まるころ、郷の女たちは庚申堂に集まり、持参の漬物を肴に、お茶や少しのお酒を飲みながら、真偽取り混ぜた艶麗譚を披露しあう。
一応は政令都市の、中央駅から歩いて10分、中心繁華街に隣接し、デパートやスーパー、コンビニなど歩いて1分から15分という立地のタワーマンションに引っ越して一年。
各階には五室ずつで、ほとんど誰とも顔を合わせることがない環境です。
出勤する夫を見送ってから、子供たちを起こし食事を済まさせ、最初に小学生の息子を送り出し、次いで年長の長女、年少の次男を幼稚園まで送り、朝市で買い物を済ませ、掃除。
午前中に今日の家事を済ませてしまいます。
隣室のご老人は、孫がいないとのことで、うちの子を可愛がってくれています。
そんな縁で、顔見知りのご老人宅に週に一度、内緒で家事代行に通うようになりました。
いつものようにロックされていないドアを開け、鍵をかけてから部屋へはいります。
ご老人はいつも、パソコンの前か、ソファーで新聞を読んでいる。
傍に行くとご老人は私をしっかりと抱きしめ、そして長いキス。
この瞬間からご老人は、私にとっての彼となる。
彼は私を抱きしめ、キスをしながら私のジーパンを脱がせてしまう。
ついでTシャツが捲り上げられ、ブラジャーが外され、私は全裸に。
カウチソファーに横たわる彼の股間をふぇら。
その間彼は、大好きという固く締まった小ぶりの私のお尻をモミモミしながらクンニ。
次いで指が私の股間に差し入れられ、激しい愛撫で身体が反り返るほどの気持ちよさにフェラのご奉仕が疎かに。
そうなると体の向きを変えられ、仰向けの彼の身体の上に乗り、静かに彼の硬直の上に腰を下ろします。
奥深くまで貫かれ、クンニや指の愛撫で刺激されつ続けていた私は、一人で勝手に絶頂へと達し、逝ってしまいます。
暫く彼の身体の上で休憩。
その間も彼は私のお尻を撫で回し、胸を揉んだり、静かな愛撫。
私の興奮が収まったところで、裸のまま、短いエプロンをつけ、台所へ。
簡単な昼食を作り、二人でお食事。
昼食が終わると、エプロンを付けたままの身体が彼にまた抱かれます。
脚が広げられ、彼の身体が、広げられた私の脚の間に入り込み、股間に彼が侵入してきます。
決して激しく動くことのない彼は、ゆっくりとじっくりと、長い間私の身体を刺激し続けます。
激しい挿出入を繰り返し、あっという間に自分だけ逝ってしまう夫と違い、彼の硬直は私の中でゆっくりと挿出入を繰り返し、ときに回転するだけなのに、歓嬉の波が股間から少しづつ、でも強く、波紋が広がるように波となって私の身体に広がっていきます。
その波紋が引いては寄せ、引いては寄せして、徐々に体の隅々まで、脚の爪先から頭のてっぺんまで押し寄せたとき、私の身体が硬直し、思わず彼にしがみ付きながら腰を突き上げてしまいます。
そうなったときの私の股間は、自分では判らないのですが、細かく痙攣し、滑らかだった膣壁が、無数の襞々となって細やかに蠢き、彼の亀頭や竿を愛撫し始めるのだとか。
そして彼も強い力で私の腰を引き寄せ、互いに股間を引き寄せあったとき、彼の精が私の体の中に迸り出てきます。
私には注ぎ込まれる感じなのですが、彼は私に吸出され尽くす感じだと言います。
その時が来ると、二人とも脱力感に覆われ、全く動くこともできず、重なり合っているだけ。
やがてゆっくりと彼の硬直が収まり、すこし柔らかくなります。
でもまだ太いままで、私の股間でその存在をしっかりと主張しています。
射精するとすぐに縮小していまい、私に喪失感を感じさせる夫のそれとは全く異なり、いつまでも私の股間に、充足感を与え続けてくれます。
でも柔らかくなると、抜けやすくなるのでしょうか、私の身体を縛り付けるものが無くなった感じで、ゆっくりと私は起き上がり、ティッシュを数枚抜き取って私の股間に当て、流れ出てくる精の液を拭き取り、さらに流れ出ようとする精ノ液を抑えます。
そして彼の傍に跪き、少しグニャリとしているでも太いままの肉棒をお口できれいに拭き取ります。
このお掃除フェラは、夫の希望で覚えた行為ですが、夫のは終えると小さく萎んだままなので、あまり上手にできません。結局夫に自分で拭わせています。
でも彼のは、依然として柔らかいもののしっかりと太く、とってもお掃除しやすいんですのよ。
それで念を入れてお掃除フェラを続けます。
最後は暖かい濡れタオルで清めます。彼は柔らかく暖かい濡れタオルの感触がうれしいと、清めの仕草を終えた私をいたわるように抱いてくれ、優しいキスをしてくれます。
さあ、これからが家事代行本番です。
いつの間にか外れてしまっていたエプロンを手に、まずお風呂場のお掃除へ。
もちろんお風呂場では、脚をがばっと広げ、彼には見せられない格好のまま、股間に指を入れ、まだ残っている彼の精液を掻き出し、シャワーで洗い流します。
再び裸エプロンでリビングへ。
彼の希望で、股間に再びティッシュを挟んで部屋のお掃除を。
お尻の間から覗くティッシュが、彼にはとってもエロチックに見えるようで、落ちないように股を閉めながらのお掃除です。
最後は彼の目の前で、ブラジャーをつけ、Tシャツを被り、下着を穿いたところで、彼にもう一度抱き寄せられ、キスされながら下着の上から太腿や股間を愛撫してもらいます。
掃除が終わったそのときでも、先ほどの交合の余韻は消えておりません。
火照った身体のままですから、下着の上からの愛撫でも、すぐに逝かされてしまいます。
何度目かの身体の硬直で、彼の愛撫は終わり、ジーパンを身に着け、今日のお仕事はお終い。
延長保育をしていただいている幼稚園に子供たちを迎えに行き、私の日常が戻ります。(160912)