妻の浮気についてQ＆A

　夜９時、アルバイトが、最後の配達に出かけた。３０分は帰ってこない。ち
ょうど客もいない。帰りかけた甥(姉の長男)を捉まえ、事務室に入る。店内モ
ニターを見ながら、ズボンを引き下ろすと、甥っ子はフェラを始めた。男同
士、勘所をわきまえているのか、古女房より、よほど上手だ。それに、いつ客
が来るかわからない。時間をかけないことがポイントなので、こっちもすぐに
出そうになった。甥っ子はそれと知ると立ち上がり、後ろ向きになりながら、
ズボンをひき下ろす。こっちも急いでゴムをセットし、突き出された尻へ挿
入。肉棒全体がぎゅっと締め付けられ、快感が全身を走る。
　トイレで尻を洗ってきた甥が、寄宿先の我が家へと帰っていった。放精後の
けだるい快感に浸りながら、夜勤の暇つぶしに読むつもりの本をよもうとし
て、家に忘れてきたことを思い出した。仕方がない。取りに行こう。やがて配
達から帰ってきたバイトに、３０分の超勤を頼み、家へと車を回した。
　自転車で帰った甥は、もう家についていたようだ。カーポート脇に、彼愛用
の自転車が置いてある。寝ているはずの子供たちを起こさないよう、そっと玄
関のキーを開け、ドアを閉めた。其のときである。
　何するのよ。やめてっ。と甥をたしなめる妻の悲鳴。ではなく嬌声が聞こえ
てきた。やはり子供を起こさないようにと思ってか、声を潜めている。潜めた
ままの声で、私と父さん(義兄、甥の父)とのこと、納屋で覗いていたんでしょ
う？、それでこんな格好でのやり方、覚えたのね。と古女房の甘えた声。其の
声がすぐにあえぎ声に変わった。
　そっと覗くと、これから風呂に入るのか、素っ裸の甥が、これも裸の古女房
の片足を抱え上げ、股間に其の一物を突き刺している。しかし高校一年の体で
は、片足立ちであえぐ女の体を支えきれないのであろう。倒れそうになった二
人は、体が離れてしまった。女房は甥の体を抱きしめながら、時間はあるのだ
から、ベッドでゆっくり楽しみましょ、とささやき、二人でもつれながら風呂
場へと入っていった。
　納屋で覗いていたの、知ってたの？、と甥の声。そうよと答える声は、唇を
むさぼりあう音で、消されてしまった。俺の恋人であったはずの甥っ子に、女
房を寝取られた。しかも女房はもっと前から、甥っ子の父親である義兄にも抱
かれていた。二階で寝ているはずの三人の子は俺の子だろうか、義兄の子だろ
うか、それとも誰かの。わけがわからないまま、店に戻り、待っていたバイト
を帰してやった。
　俺は、小さなコンビニを経営している。多くの店が経営に苦しむ中で、俺の
店は、義兄夫婦が作る米と野菜を、独自ブランドで売り出しているのが強味と
なり、ついで買いのコンビニの売り上げもそこそこで、何とか息をついてい
る。
　三人目を生んだ女房の体に興味はなくなり、店番の時間が昼は女房、夜間は
俺となって、女房も俺も、互いのすれ違いをあまり苦にしていなかった。夜勤
明けの俺は、姉の作った野菜を仕入れてくる。其のときトラックへの積み込み
の手伝いをしてくれるのが、当時中学生だった姉の長男で、古女房の体に興味
のなくなった私は、その甥っ子を手懐け、仕事の合間を見ては、その若々しい
肉体を楽しんできた。
　其の甥っ子が、県有数の進学校にめでたく合格、我が家に寄宿して高校へ通
うことになったのが、今年の春。補習や部活の合間を見ては、夕方からアルバ
イトに精を出してくれるので、現実的には大いに助かっている。そして一緒に
住むようになり、甥っ子の体を楽しめる機会が増えると喜んでいたが、女房や
他のアルバイトの目があり、なかなか其の機会は得られなかった。
　女房は、週に一回、義兄から米を仕入れてくる。その米を軽トラに乗せると
き、納屋で義兄に抱かれていたらしい。甥っ子もそれを知っていて、女房の来
る日は先回りして納屋へ隠れ、父親と叔母の不倫行為を覗いていたようだ。そ
れを知った女房はさりげなく地元の高校ではなく、町の高校においでと甥を誘
い、甥と結ばれる機会を持ったようだ。
　朝、子供たちの起きる前に甥っ子をフェラで起こし、それから隣町の義兄の
ところで米を仕入れ、子種も仕入れ？、何食わぬ顔で、店に出てきて、おれと
店を交代していたのだ。そして夕方には家へ帰り、子供たちと甥っ子の世話を
し、俺と甥っ子を店に送り出した後は、子供たちを寝かしつけて、甥の帰りを
待ち、俺のいないベッドで甥の体を楽しんでいたのだ。
　母娘の両方を頂くのを、親子どんぶりというらしいが、俺の女房のように父
と息子の両方に抱かれることを、なんというのだろうか。