9月に突然の人事
マンションに妻と娘を残し単身赴任
やっぱり厄年かなぁ~なんて思った
こちらでの生活情報を得るためSNSを利用してみた
そこで知り合った藍ちゃん
いろいろな情報を提供してくれた
趣味友のコミュニティーにも誘われた
オフ会のスポーツバーで野球観戦も参加することにした
店に入ると席に案内され、藍ちゃんを含めた女性4名
男性は俺を含めて3名だった
試合終了と共に解散
なんだか新鮮だった
結果的にクライマックスシリーズ終了まで数回参加した
藍ちゃんとLINEを交換することもできた
これを機会に藍ちゃんとの距離は一気に縮まった
藍ちゃんのご主人はデパートの食品売り場勤務だと聞き
週末は仕事で不在だと知ってダメ元で食事に誘ってみた
既読してから連絡が来なかったので、凹んでいたが
翌日の昼に「私でいいの?」と短いメッセージが届いた
当日は郊外のパスタ店に二人で出かけた
野球の話やら単身赴任の苦労話などして
時間があったのでカラオケへ
藍ちゃんはノンアルビール飲んでリラックスしてた
それから数回、平日夜に居酒屋に行った
俺も呑んで「一目ぼれだった」と告げると
「どうして?」
「だって奇麗だし」
「もっと言って」と悪ふざけしてきた
その後は酔ったせいもあったのか下ネタにもなったが
割と早い時間に駅で別れた
駅のホームでハグしてるスタンプを送ると
ハートマーク付きで「ありがとう」と返信があった
年末休み、妻と子の元へ帰る前にデートした
ランチして車を走らせると藍ちゃんが
「明日、奥さんの所に戻るの?」
「うん…でも、その前に藍ちゃんを抱きたい!」
「夜までなら、時間あるよ…」
想定外の返事だった
俺は車を走らせてホテルを探してチェックイン
満室だったが二人でウェイティングルームで待った