俺と親友の共通の幼馴染は、2歳年下の澄子。
八重歯とエクボが可愛い田舎っぺ童顔娘だ。
俺が大学進学で東京にいた4年間の間で、親友と澄子が急接近していた。
俺が大学から帰省するたび、普通に接しようとする二人の姿がかえって不自然で、俺が大学3年が終わって帰省した春休みに、ついに親友と澄子が一線を越えたことを感じた。
俺には東京に彼女もいたし、人妻のセフレもいて、肉体関係ができた男女が醸す独特の雰囲気を感じ取っていた。
だから俺は、大学を卒業しても故郷へ帰らず東京近郊に就職した。
24歳の時、親友と澄子の結婚式に出た。
その頃には俺にも新しい恋人がいたから二人を祝福したが、それでもひな壇に座る22歳澄子の田舎ッぺ童顔の可愛い顔を見ていると、胸がキュンとした。
俺が彼女にしているような淫らな行為を、親友が純情な澄子にやっているのかと思ったら、切なかった。
親友の訃報が届いたのは結婚から1年半だった。
建築現場で働いていた親友は、強風にあおられて崩れた足場の下敷きになって亡くなった。
享年25歳・・・若すぎる死だった。
棺に泣きすがる澄子は、体調を崩して病院へ運ばれた。
流産だった・・・
親友の忘れ形見は、この世に生まれてこなかった・・・
俺は澄子を慰めてやっていたが、いつまでも故郷にとどまっているわけにもいかず、東京へ戻り、電話やメールで澄子を慰めていた。
親友の一周忌、親友を救急車に乗せて病院まで付き添った同僚が話した。
「実は・・・救急車の中で彼は・・・ユウジ、スミコを頼む・・・と言っていたんです・・・」
「あの人が・・・」
と言って俺を見たら、新婚の兄貴が、
「祐二、お前、澄子ちゃんが好きだったじゃないか・・・」
と言った。
澄子の3歳年下の妹の真美子も、
「お姉ちゃんも子供の頃は、祐二君が好きだったじゃない・・・」
俺と澄子が再婚する空気になった。
親友の三回忌が終わって、俺27歳、澄子25歳で結婚することになり、澄子が東京へやってきた。
東京の洗練された女たちと違い、田舎っぺ童顔の澄子は子供みたいだった。
俺と澄子は離れて暮らしていたから、澄子が東京へやってきて初めて肌を合わせた。
事実上の新婚初夜、親友が愛した澄子の身体を愛撫し、親友が愛用した澄子の秘所を開いた。
親友が何百回とイチモツを抜き差しした澄子の秘所は、紫に変色した襞が秘穴を囲み、親友に愛撫された秘豆が勃起していた。
澄子の秘所を舐め回し、秘豆を吸い上げて舌先で弾き、田舎の純情娘だった澄子を淫らに喘がせた。
澄子の秘穴にイチモツを捻じ込み、突き上げた。
純情田舎娘の澄子が激しく喘ぐ様子を見て、親友もこんなに淫らな澄子を見ていたんだと思ったら切なかった。
澄子が締め付ける快感をイチモツに感じ、親友も同じ秘穴で同じ快感を味わっていたと思うと、複雑な気持ちだった。
親友は、澄子の身体の隅々まで味わい、澄子の秘穴の奥深くに精液を注ぎ込んで孕ませたのだと思うと、悔しかった。
「ハァハァ・・・祐二君・・・中に・・・出して・・・アア~~~ン・・・」
澄子とは、1年間毎日のように中出しセックスに明け暮れた。
しかし、澄子は妊娠しなかった。
夫婦で病院を訪ねた。
俺に原因はなく、澄子の過去の流産が原因だと分かった。
帰省して、双方の家族にその事実を伝えた。
「祐二君・・・離婚しよう・・・私、やっぱり彼の奥さんで一生を終えるから・・・」
澄子の両親も、
「澄子と別れてやってくれ。子の出来ない嫁は辛いから。その辛さから解放してやってくれ・・・頼む・・・」
澄子との夫婦生活は僅か1年で幕を下ろした。
俺は今、真美子と暮らしている。
澄子と離婚した後、姉の代わりにと真美子が申し出た。
毎週のように上京してくる真美子に根負けして、抱いてしまった。
俺29歳、真美子24歳だった。
真美子は処女ではなかったが、その秘所の初々しさからして性体験は浅いと感じた。
俺は、真美子を嫁にもらうことを決心し、式を挙げた。
その翌日、澄子が自ら命を絶った。
澄子は親友の墓へ親友の妻として葬られている。
先日、澄子の七回忌だった。
俺は35歳になり、澄子によく似た30歳の田舎っぺ純情女と東京郊外に暮らしている。
俺が愛した澄子は親友に取られてしまったが、その後、親友の死の後に澄子と結婚したことが間違いだったと思っている。
澄子との暮らしは、澄子の熟した秘所を見るたびに、親友と澄子の夫婦の営みを妄想して、つまらない嫉妬の中での生活だった。
澄子を愛していたが、どこか汚らしい身体だと感じていた。
俺じゃなく親友を選んだ澄子に対する憎しみがあった。
きっと、それを澄子は感じていたのだと思う。
子供ができないと知った時の澄子は、どこか肩の荷が下りたような表情をして、そして離婚を切り出したのだ。
俺は、澄子にソックリな笑顔の真美子と暮らす中で、澄子の呪縛に囚われて生きているような気がするのだ。
澄子の七回忌を終えて、ここに澄子との思い出を書き記す。