もう、10年以上昔になるけど、元嫁の浮気が許せなくて、離婚した。
元嫁、間男にハメ撮りさせて、それ、投稿雑誌に載せられてた。
目とマンコにはボカシが入ってたけど、元嫁は雑誌のモデルしてたくらいの美人だから、知り合いが気づいて、
「これ、お宅の奥さんに似てない?」
ってね。
当時28歳の元嫁が、セーラー服着てM字に脚広げて、オマンコとアナルにビール瓶突っ込まれてアヘ顔晒してた。
縛られてそいつのチンポ咥えさせられて、ピースサインで微笑んでるんだ。
その後、生ハメされて、なんとフィニッシュは中出し。
抜いたチンポをお掃除フェラ、そしてアナルにズブリ、28歳の美人がありえないセーラー服姿でアナルに喘ぐ姿が全国に晒されたんだ。
アナルから精液とウンチの混じった液体垂れ流して、微笑んでやがった。
二流の雑誌モデルとはいえ、顔は最高、身体はもっと最高だった。
あんな女とは二度と出会えないだろうし、俺を好きになってもくれることもないだろう。
でも、許せなかったんだ。
3歳の息子を預けて浮気セックスしに行ったってのが、どうしても許せなかった。
その痴態を雑誌に載せられててバレたってのも、追い打ちをかけたよ。
しかも間男はアラフィフの金持ち、ポンと慰謝料を元嫁と間男の二人分、1,000万円を俺に払って離婚成立した。
離婚して辛かったのは、息子と別れたこと。
俺に有責はないのに、息子は元嫁が親権を得て、養育費は俺が支払うってどういうこと?
でもね、元嫁みたいなイイ女なら、コブ付きでも男が放っとかなかった。
離婚後半年経ったら、養育費は要らないってメールが来て、再婚したって書いてあった。
相手はあのアラフィフ間男かと思ったら、冴えないオタク系の男で、老舗和菓子店のの跡取りなんだと。
ずいぶん短期間に色仕掛けで落としたもんだよ。
と思ったら、デキ婚だってさ。
養育費要らない代わりに、二度とかかわらないでって書いてあった。
俺はあまりの失意に、田舎に戻ることにしたんだ。
だから、最後に一目息子に合わせて欲しいってお願いして、会ってきた。
最後に息子の無邪気な笑顔を見れたのは良かったけど、4歳の息子はすっかり新しい父親に慣れちゃって、俺のことなんか忘れちまったみたいだったorz
「じゃあ・・・元気でな・・・」
と背を向け、涙・・・
故郷に帰った俺は、地元のまちづくりNPO法人で働き始めた。
事務と経理を任され、そこそこ忙しい日々を過ごしていた。
まちづくりには興味も知識もなかったが、少しずつ知識は付いていった。
まちづくりを通じて、商店会の街コンに参加して、34歳の時に29歳の田舎娘と再婚した。
スレンダー美人だった元嫁と違ってムチっとしてて、丸顔がとても田舎臭い可愛さを醸した。
さすがに処女ではなかったが、オマンコはとても綺麗で、とても恥ずかしがり屋だった。
子供も生まれ、そんな嫁とほのぼのとした家庭を気付いていた。
田舎に戻って10年になる先日、まちづくりの先進地を視察してこいと言われ、元嫁と暮らした街に10年ぶりに赴いた。
やっぱり都会は進んでいて、まちづくりセンターなるものが様々なイベントを運営していた。
その中のポスターの一枚に、和服姿で微笑む老舗和菓子屋の若女将が写っていた。
”美人若女将がお勧めの新作和菓子・・・”
元嫁だった・・・
元嫁は、しっかり老舗の若女将に納まっていた。
駅について、帰りの新幹線に乗った。
10年前、失意の中同じ光景を見た思い出が蘇った。
走り出した新幹線の窓に映った自分の顔は、10年前より老けてるなと思って笑えた。
その老け顔に向かって、
「さよなら・・・幸せになれよ・・・」
と活き活きとした元嫁と、中学生になっている息子にお別れを言った。
そして、俺ごときでは、あの美人の元嫁は幸せにできなかったんだと言い聞かせ、今の嫁を大事にしようと誓った。
そしたら、降り立った故郷の田舎町がとても素敵に見えた。